美山たそがれメール

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夜中の訪問者

2018年02月22日 | 日記
確定申告の書類を封書に入れてほっとしていた。夜12時前、外の大きな音に驚く。「バタン、バタン。ドン。ドン」私は懐中電灯を持って外に出た。空には満点の星が輝き冷え込んできた。畑の柵が倒されていた。鹿の仕業である。食べ物がなくなった鹿は畑に残されているキャベツや白菜を狙ってきたのだ。この間の30センチに雪の時、その雪を足場に畑に飛び込んでキャベツ白菜を食べた。まだ残っていると思っての来訪だったのか?紋次郎が亡くなり犬の匂いもなくなったので、安心しているのだろう。私はタキイで買った高い苺の苗を食べ荒られると困るので、夫に緊急処置を頼んだ。本格的に防護柵を作るのは雪が熔けて春になってからだ。20年間、鹿や猿、熊、猪など追い払ってくれていた紋次郎の存在は大きかった。一日に一回は村の中を巡回していた。村のおばあさんたちから「紋次郎、賢いなあ」と褒められていた。獣たちは犬の匂いを嫌うらしい。今年の春からの畑仕事は山の動物たちとの闘いから始まりそうだ。

今日も晴れ。蕗の薹を見つけました。

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