美山たそがれメール

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姑の座蒲団

2019年05月12日 | 日記
今日も一日中晴れ。朝から母屋の座蒲団のカバーを洗濯して
糊付けをする。カバーを外すと座蒲団が出てきた。よく見ると
亡き姑が作った座蒲団だ。布をつぎ足しミシンで縫ってあった。
亡くなってもう13年になる。しみじみ眺めるとカバーも手つくり
していたようだ。もう厚みも薄くなってきているので寿命かもしれない。
母屋の民宿用には無理なので、我が家で使いきろう。

彼女と私は相性が悪くよく喧嘩もした。同じ敷地内に家を建てて別居
だったので、私は辛抱できたのだろう。彼女が80代に入るとおとなしく
なり、私の喧嘩相手でなくなった。84歳で亡くなるのだが最後の1年は
涙もろくなり、私に遠慮するようになった。最後は病院で亡くなった。
20年近く同一敷地内別居であったが今から思えばお互いが張り合って
生きていたように思う。私も姑が亡くなった84歳が目標である。
あと15年、私はどのように老いていくのだろうか?
姑の作った座蒲団にカバーをかけながら、久しぶりに亡き姑を思い出した。

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