美山たそがれメール

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深山秋包み(鯛と松茸の柚香蒸し)

2016年10月21日 | 日記
寒くなってきた。朝の気温は18度。夫が配達に行ってくれたので山に行く。今年最後の松茸山になるだろう?紋次郎は車から降りるが山には登って来ない。杉林の周りをうろうろしているのだろう?私は一目散に登った。あと何年登れるだろうかと思いながら。やはり1本も出ていない。松の木にお礼を言って降りようとしていた時、小さな傘が見えた。気になって周囲を掘ると小さな松茸が2本出てきた。多分松茸から私への最後のプレゼントに違いない。彼らはいつも1本は出てくれる。今年の秋は長雨と高温で松茸が少なかったように思う。でも山からの贈り物だから文句を言ってはならない。少しは謙虚さをもって彼らと接しなければならないのだ。来年を期待して山を下りた。幸い熊に出会うこともなかった。

夕食に松茸と鯛の柚香り蒸しを作ることにした。松茸は高価な物である。それに対応できるのは鯛しかない。海の物、山の物を一緒に包み、その上に柚子の輪切りを乗せて酒蒸しにする。鯛の上品な味と松茸の歯ごたえと匂い、それに柚子の香りがマッチするように思う。私は松茸も鯛も食べられないので夫が食べた。

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