美山たそがれメール

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栃拾い

2015年09月05日 | 日記
夫に配達を頼み、私と紋次郎は山に向かった。栃の実を拾うためでもある。紋次郎は数日前から体調を崩して元気がない。山に行ってもついてこない。私は川を渡り栃の木の下に行った。ここはたくさん落ちていた。しかし誰かが拾ったのだろう。栃の皮が散乱していた。ここで3升ほど拾った。もっと上に登れば落ちているだろうが先日来の雨で土が柔らかい。転げ落ちて怪我でもしたら笑いものにもならない。河原だけきれいに拾い佐々里峠付近に行ったがここはすくなかった。毎年拾っているが年々少なくなってきた。異常気象と栃の木の老齢化だろう?でも実がならなくてもそこにあるだけで存在感を示す木だから伐採などしないで残しておきたいと思っている。我が家の栃の木は若いのでこれから実をつけるだろう。でも私の寿命はせいぜい20数年、この木は私と紋次郎がなくなっつてもここに存在する。私は紋次郎の亡骸は栃の木の根元に入れて私の遺灰もすこしここにまいてもらいたいといっている。

夫は田んぼの周りの草刈りを終えて稲刈りの準備をしている。この時期になると猪が稲を食べるので電気柵を強固にしだした。近くに行くのは厳禁だ。週末からの雨が止んでから来週の後半に稲刈りを予定しているが天気次第である。