三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 11月29日 けがきコンパスとポンチ

2013-11-29 | メンテナンスお気楽日記
基本的には、三筋ワインダーは12錘が多いのです。

中小の撚糸屋さんはもちろん、大きい工場でも12錘機を何台かで稼働したほうが、
機械管理としては、作業効率も含め、使い勝手がイイのです。

だから、機械改造にあたっても、おいおい12錘づつの部品交換やメンテになります。
撚台や整経機のように、交換部品を何百個も用意する事はまずありません。

そんな環境での仕事をしてきたので、改造や部品づくりも自分自身でやることになる。
だって、小ロットの外注加工では、客先に思わぬ?負担を強いいることとなる。

それが今では、もぐりの電気屋さんも?電気部品や電工工具もハンパない。
鉄鋼工具も欲しいは旋盤ぐらいで、ボール盤やグラインダー・切断機も揃った。
万力と定盤があれば大抵の作業はこなせる。ドリルやヤスリの数も増えた。

只、単品加工なら「この辺にタップを切れば・・」なんて、いい加減な?仕事も
可能だが、いかんせん12個又は24個の製作となると話が違ってこる。

ドリルの穴加工が右や左に開いていたのでは、やはり気になる。その為には
ケガキを入れて、ポンチを打ち、小径ドリルからの二度手間三度手間。仕上げは面取り。

こんな事までやってはいるが、加工費は外注からすると半額以下?材料費もそうだが
自分がやっている負い目?がアダとなって、なかなか強気には出られない。

ホームセンターが好きとは言ったが、正直、ホームセンターが無ければ出来ない仕事ばかり。

外注加工に、二の足を踏んでいる様では、景気も仕事もゼッタイ良くなるハズはない。

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