三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 10月23日 竹製マイワ

2014-10-24 | メンテナンスお気楽日記
竹製のマイワの修理です。繊維工場の便利屋?としては出来そうな事は何でもします。
竹の羽根が折れているだけなので、代わりの材料さえあれば、後は工作感覚。

それより、なぜ竹製を使っているのか?そっちの方が興味がある。

工場長は「昔の機械でなければ、作業が出来ないのもあるが、マイワは木製機械に付いていたから
そのまま使っているだけ、鉄製もあるが使った事もない」・・・それだけかい。

何かのコツを期待して「竹製でなければ!」を知りたかったのに、少々肩すかし。


材料は竹。ホームセンターの資材売り場を廻ったが、竹ヒゴでは細すぎる。いっそのこと
山の孟宗竹を切ってきて、一から手作り作業もありなのか?

そんな時、貧乏症のアンテナが調理製品売り場に反応する「菜箸は竹製だよナ。」
へんな風景です。作業服着たおっさんが、調理品売り場で「菜箸」とアレコレにらめっこ。

太さは6㎜、長さはカットするから関係ない。ベスト素材は竹の外皮が付いていれば強度が
増すことは、直感的に解るが、「菜箸」には滑りやすいから付いているワケがない。

家での作業。羽根には微妙な曲線がついているので、その曲線を最初から付けるものだと思い
竹ヒゴの模型飛行機よろしく、バーナーで曲線づくり。そして、組み立てたら解った。

曲線は何十年も使ってきたタワミ。最初から曲線に合わせようとすると、曲がり過ぎる。
「やってみないと解らない」どっかで聞いた様なフレーズだが、知らないから楽しい。

「息抜き作業」と言えば、工場長に怒られそうだが、たまの変な仕事。これもまた楽しい。
ちなみに、材料費は6本で消費税込み111円でした。さあ、加工料をどうするか?

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