三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月31日 新製品開発?

2017-09-04 | 中古機台
「何を作れば、売れるのだろう?」あんちょこな質問です。でも、若社長はマジ?です。

何もないところからは、何も生まれません。何を、どうしたらの相談なら、糸口もあるというもの。

そもそも、売れる(儲かる)ための「モノづくり」とは、顧客が何を望んでいる、何を必要としているか?
顧客というよりも、使う立場に立って考えることが大切。自分の製品に自信があれば、顧客は付いてくる。

売れている(儲かっている?)製品を作れば、なんて、すでに他人の目、見ている処が違う。二番煎じです。
儲かったなんて話は聞いたことがありません。大体は価格競争で窮地に立つ。ライバルもタケノコ状態。


目の前にある製品をじっくり見直すことをお勧めします。「これを、どうしたら、喜ばれるか」それだけです。

日本の産業の歴史なんて、改良・改良の歴史です。ラジオを持ち運びできるトランジスターを開発、ウォークマン
も、その流れの「改良」です。故障の少ない車や、燃費の良いクルマ、すべて、改良・改良の積み重ねです。

ヒントも簡単です。何が不便なのか?何がどうなれば、便利で、気持ちよく使ってもらえるか?です。

方法も色々とあります。小さくする方法、合体する方法。もちろん、便利で効率を良くするのも改良です。
デザインや色を変えるだけでも、見え方が違ってくる。九谷焼業界では、値札の0を一つ増やし間違えたら
売れてしまった?という、笑うに笑えないような話まである。


社長いう「機能性繊維」にいたっては、用途は多種多様です。目的があるからこその開発であり改良です。
確かに、昨今、衣料における機能性繊維の開発(発売)には、目を見張るものがあります。

消臭・防臭・保温・蓄熱・断熱・抗菌・防虫・撥水・防水・形状安定・難燃・導電・・・並べればキリがない。
只、言えることは「産業資材」の様な、安定供給は考えない方が良い。加工賃がちょっとアップ程度。

それよりも、自社製品の「特長」を把握しているかです。製品を作る技術はすでにあるのですから。
それを、どう使うか?どう改良するかです。顧客の意見も大切ですが、意外と、身近な処にアイデアはある。

あくまでも「こんなモノを作れないか?」より「こんなモノを作りたい!」でなければ、貪欲にもなれない。
開発なんて、一歩一歩でなければ、前に進めない。一発逆転のホームランなんて、サラサラない。

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