メンテお気楽日記 ７月１１日 美しい村

確か、柳田国男だったと思うけれど「美しい村なんて無い、そこには村を美しくしたいと想う人たちが
生活しているだけ・・」って文章になるほど！って思ったことがある。


確かに、美しい村・綺麗な服・美味しい食事・便利な機械。すべて、人間がかかわっての産物である。
里山も人間がかかわらくなれば、雑木林になり、イノシシや熊にとっての楽園？となってしまった。

自然は美しいかも知れない。でも、感動するためにはシチュェーションってものも必要です。
青い海・秋の紅葉・白銀の世界。人間が美しいと思える為の景色が、美しいだけです。


さて「便利な機械」
そんなモノはありません。あるのは「こうしたい、ああしたい」と思った人間がいるだけです。

車はとても便利な道具です。でも、まさかダンプカーでスーパーに行く人はいないと思う。

そこには「目的」があり、そのための「形」が作られます。
若い人のデート？にはスポーツカー、子供が出来ればファミリーカー、産業目的にはあらゆる形の
自動車が存在します。子供はスポーツタイプ、親父は軽トラって話？もよく見かける。


繊維機械のオプションです。
「インバーター変速装置」「オニ綾防止」「定長装置」「節取り装置」「ワキシング・オイリング装置」
すべて、仕事が「楽」にこなせる為の装置です。もちろん、基本機台には付いていません。

「こういう仕事がしたい」「こんな加工が出来れば」って希望が「便利な機械」を作っていく。
目的があればこそ、形・装置として提供していく事も出来るという事です。

「美しい村」「便利な機械」。まずは、人間の思いがなければ出来ない話しです。

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