三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 6月30日 お使いメンテ

2016-07-01 | メンテナンスお気楽日記
                      ★注意予報★アルミナだって糸道が付きますョー

最近は一日のうち、一時間もスパナを握っていないだろう。部品交換と調整だけのお仕事。

三筋ワインダーならば、12錘24錘の世界。燃台や準備機の様な一日半日作業はマズない。
チョチョイのチョイとは言い過ぎかも知れないが、15分?もあれば作業は終了。

その代わり多くなったのは「こんなモノないかな?手に入らないかな?」って相談。
ワインダー機台や三筋部品なら、まだしも、大半はメンテも触った事も無い機械の部品。

「三筋北陸」の特徴は、機料店・販売店との付き合いが多いこと、ワインダーが必要な業種
販売店からの依頼が様々。反対に言えば、販売店の特徴(取り扱い品)も理解している。

ダブルツィスター・カバーリングが得意な販売店、織機や編み機の得意な販売店。
産地のよっても、取り扱い品が大きく違う。それぞれの専門分野があり、商いとしている。


相談されればイヤとは言えない三筋は、まず、その仕事の得意な販売店や職人さんに相談します。
それでも昨今は、希望通りの部品が見つけることが、極端に難しくなっている。

まず、販売店自体に在庫がありません。情報や知識はあってもモノがない状態での相談です。
はたして、それがお客希望の品なのか確認すら出来ない。仕入れれば時間と経費のリスクが掛かります。


今日は、片道60キロを走って福井の織機部品屋さんを訪ねました。
相談はもちろんのこと、少ない?在庫の中から「使える部品」を探すのも目的です。

ピッタリではないものの、ちょっと改造提案すれば使える?京セラのガイドがありました。
アルミナは加工できないと思っていたが、パイプはカット出来るそうです。さすが専門店。
在庫は67本、もう作ってももらえないとの事でした。200円仕入れ250円販売。

お使いメンテ?なんて、そんなもんです。あとはお客さんのよろこぶ顔。


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