動物の「鹿」の話ではありません。りっぱな?お仕事の話です。
「なら」は○○工場なら出来る仕事。「しか」は○○工場しか出来ない仕事ってことです。
ひらがなで「なら」「しか」って書かないと、意味が伝わらない。日本語ってオモシロイ。
販売店の方は大型店舗にどんどん圧巻されてきた感じだが、生産工場の流れはどんどん専門化されています。
「何でも出来ます、作れます」って工場は、まず無いと考えた方がイイ。もちろん糸編工場も同じです。
自分が出入りしている鉄工所にしたって、今は四軒と取引きさせていただいています。
旋盤加工が得意な工場、アングル溶接が出来る処、薄物加工が出来る処、それと特急加工が依頼できる
機材店です。以前は一軒の鉄工所に頼めば大半の加工は出来た。野加治と言うより、横のつながりだろう。
先日、板バネ製作の依頼がありました。出入りの鉄工所に聞いても、それらしき情報がありません。
ネット注文って方法もあるが、やはり「ものづくり」は顔を見て・モノを見て依頼したい。(古いのでしょうか?)
検索で「バネ」を調べて、割あい近くの工場を初めて訪ねたが、そこは大手企業の委託加工のみでした。
でも、事務員から「○○なら作ってもらえるかもしれない。いや、もう○○しか出来ないだろう」との助言でした。
もちろん、車を走らせ工場を訪ねました。バネ板の厚さを手で確認し、納期や価格の見積もりもいただきました。
鉄工所に話を戻すと、こんな話があります。
先輩職人が広告?の裏に書いた絵をもって、鉄工所を廻ったが誰も相手にしてもらえません。
もちろん鉄工所は代替わりしていて、NC旋盤やコンピューター制御の加工機械が仕事をしています。
「こんなモノを作れないか?ここをこうして、ここはこう」でも図面と数字がなければ動き様がない。
以前は無いモノを作ろうとすれば、鉄工所のおやじがいっしょに考え、加工アドバイスも得ることが出来た。
もう「昔ばなし」だと言ってしまえばお終いだが、ひらめきやアイデアを数値化・図面化するのは難しい。
加工途中でサイズの変更や加工方法の変更なんて多々ある。それも開発手段でもある。
すべての原因は注文数の減少にある。ものづくりの世界は加工してナンボの世界。
注文が減ったから、依頼が少ないからと言って、極端な価格操作も出来ない。それ以上に安価が求められる。
対応しきれない工場は廃業の道を選ぶしかない。後継者に苦しみを伝承する訳にはいかない。
もう一つの方法は、専門加工である。自社の得意技術・自社設備を最大限に生かして、生き残りに賭ける。
専門加工のメリットは、技術の熟練・知識の蓄積・加工機の充実・材料費のコスト・維持費の縮少など、
肝心ポイントなのは、客数をいかに広く確保するかで、そのための「口コミ情報」がカギとなる。
その口コミ情報こそ「○○なら、○○しか」なのです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓
「なら」は○○工場なら出来る仕事。「しか」は○○工場しか出来ない仕事ってことです。
ひらがなで「なら」「しか」って書かないと、意味が伝わらない。日本語ってオモシロイ。
販売店の方は大型店舗にどんどん圧巻されてきた感じだが、生産工場の流れはどんどん専門化されています。
「何でも出来ます、作れます」って工場は、まず無いと考えた方がイイ。もちろん糸編工場も同じです。
自分が出入りしている鉄工所にしたって、今は四軒と取引きさせていただいています。
旋盤加工が得意な工場、アングル溶接が出来る処、薄物加工が出来る処、それと特急加工が依頼できる
機材店です。以前は一軒の鉄工所に頼めば大半の加工は出来た。野加治と言うより、横のつながりだろう。
先日、板バネ製作の依頼がありました。出入りの鉄工所に聞いても、それらしき情報がありません。
ネット注文って方法もあるが、やはり「ものづくり」は顔を見て・モノを見て依頼したい。(古いのでしょうか?)
検索で「バネ」を調べて、割あい近くの工場を初めて訪ねたが、そこは大手企業の委託加工のみでした。
でも、事務員から「○○なら作ってもらえるかもしれない。いや、もう○○しか出来ないだろう」との助言でした。
もちろん、車を走らせ工場を訪ねました。バネ板の厚さを手で確認し、納期や価格の見積もりもいただきました。
鉄工所に話を戻すと、こんな話があります。
先輩職人が広告?の裏に書いた絵をもって、鉄工所を廻ったが誰も相手にしてもらえません。
もちろん鉄工所は代替わりしていて、NC旋盤やコンピューター制御の加工機械が仕事をしています。
「こんなモノを作れないか?ここをこうして、ここはこう」でも図面と数字がなければ動き様がない。
以前は無いモノを作ろうとすれば、鉄工所のおやじがいっしょに考え、加工アドバイスも得ることが出来た。
もう「昔ばなし」だと言ってしまえばお終いだが、ひらめきやアイデアを数値化・図面化するのは難しい。
加工途中でサイズの変更や加工方法の変更なんて多々ある。それも開発手段でもある。
すべての原因は注文数の減少にある。ものづくりの世界は加工してナンボの世界。
注文が減ったから、依頼が少ないからと言って、極端な価格操作も出来ない。それ以上に安価が求められる。
対応しきれない工場は廃業の道を選ぶしかない。後継者に苦しみを伝承する訳にはいかない。
もう一つの方法は、専門加工である。自社の得意技術・自社設備を最大限に生かして、生き残りに賭ける。
専門加工のメリットは、技術の熟練・知識の蓄積・加工機の充実・材料費のコスト・維持費の縮少など、
肝心ポイントなのは、客数をいかに広く確保するかで、そのための「口コミ情報」がカギとなる。
その口コミ情報こそ「○○なら、○○しか」なのです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
ブログランキングに参加しています!1日1回クリックをお願いします!!
↓↓↓↓↓↓↓↓