三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 8月3日 痛し痒しの「販売終了」

2012-08-03 | メンテナンスお気楽日記
先月の初旬、某電子機器メーカーから「検出ランプ販売終了」の案内が届いた。
型番製造中止から20年ちかく、10年前にはその機種の「修理不能」の案内も届いていた。

でも、機械部の交換部品だけは、なんとかフォローしてもらい、メンテもギリギリ出来ていた。
さいわい使用台数も多く、電子部品の事故には自己管理とアンプ自体の中古交換で対応してきた。

しかし、今回の「販売終了」のショックは全国的に相当に大きく、メーカー予測の一年分の在庫が
一か月で無くなってしまった。メーカーも驚いただろうが、機料店・工場とすれば大変な問題。

当初は「いつまでも、旧型機器の部品ばかり売っていたんじゃ、そろそろ新型機器の販売もなけりゃ。」
なんて言っていたのに・・・現実問題として顧客に「設備投資」のチカラがあるかの見きわめが必至。

現在、機種交換となれば、24錘で100万、48錘で180万。どう考えても厳しい。
先のことは解らないが、現状では「旧型部品」の確保が販売店に出来る生き残りの策。

何年か前、中国製の製品も出来ている?との情報もあったので、さっそく問い合わせ。
帰ってきた答えは「品質のバラつき問題もあるが、寿命が極端に短い」とのこと。

現地邦人からクレームが出る様な部品の代替えはとてもできない。

正直なところ、20年前の製品の部品は欲しいし、必要でもある。
しかし、それでは発展はなく消えるのを待つだけ、と言われれば返す言葉が見つからない。

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