三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 1月27日 たまには畑違いで勉強も・・

2012-01-27 | メンテナンスお気楽日記
                   細巾整経用ビーム。ちなみに今回は140ミリ幅

仲間の倉庫でのこと「細巾ビームのお客さんを知らないか?」
細巾なら、リボン屋・テープ屋・ネーム屋さん。それに包帯屋にシップ屋さん?、まだまだ出入り工場はある。

ワインダー整備に出かければ、工場内でビーム整経も良く見かける。
備品としては高価だろうから、出物情報はお客さんも喜ぶはず。「いいよ」軽く返事。

ところが聞けば聞くほど奥が深かった。細巾織物って名前だけで軽うけおい?

織機といっても、シャットル・ニードル・レピアなどなど。これはどうもニードル織機用か?
ビーム巾も仕事によって多種多様あるらしい。製品によって経糸の数が違うのは当然の話し。

いくら出物部品だといっても、仕事に使えなけれ「お宝」どころかただのアルミの塊。
ピッタリのお客さんに出会うことさえ難しいのに、今必要ないと言われれば、そこでオシマイ。

いくらワインダー専門をうたっていても、専門外の話も舞い込んでくる。
糸繰り機に綛揚げ機、多少は畑違いの仕事でもあっても、これがけっこうオモシロイ。

だって知らない事は楽しいし、刺激にもなる。なにより勉強しながら商売もできる??

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メンテお気楽日記 1月26日 超?小型機械

2012-01-27 | メンテナンスお気楽日記
                      1錘立てリング撚糸機(装置)

相変わらず「産業用機械」の動きはニブイ。量産仕事は無いということか?
先日、久しぶりにお世話した5台の機械も、3台は客先倉庫で出番待ち?作業の予定もない。

「趣味」とは言い過ぎかもしれないが、現実1・2・3錘の機台?しか問い合わせがない。
もともとメーカーでも作っていなかった錘数だから、自分の出来る範囲での対応するしかない。

企業や工場からの問い合わせがあっても、試験機か特殊糸の分割用。
又は、今まで外注していた仕事が少なくなり、自社内で対応出来ないか?なんてのまで。

いくら量産製品が海外シフトになったといっても、繊維工業がなくなる訳でもない。
国内生産のメリット、需要はまだまだあると考えたい。只、生産シフト?の変化は必要かも?

今、工場の生き残りの為の「製品欲求」には三つの流れが見て取れる。
一つは、機能性繊維。目的を持った繊維製品の開発。これは正直中小では難しい。だから生産ライン仕事だけ?
二つ目は、品質管理。安心の品質維持。こっちは努力で?・・・でも管理経費が出ないのも問題。
最後は、差別化製品。価値観の多様性に対応する個性的?繊維。これはこれで販売ルートが問題。

多くの工場では、目の前の問題として「品質維持」には特に気を使っている。
しかし、それが当然視され、なかなか売り上げ数字として評価されないのも事実。

「アセリ」と言うか「打開策」?。差別化製品に色気を出す経営者も多い。
それが、小型撚糸機であったり小型ワインダーではないかと感じている。

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