三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 12月20日 機械の嫁ぎ先

2011-12-20 | メンテナンスお気楽日記
今日は愛知県のお客様が機台を引き取りにきた。
当然、自社ではなくとも、近隣への嫁ぎ先だとかってに思いこんでいた。

ところが、なんと九州(熊本?)への搬送になるという事だった。
注文客先では、中古機械を探すのが難しく、取引きのある愛知のお客様に委託。それが北陸から。

これまでも、博多・小倉など九州への納品やメンテナンスに出かけた事があるが、
すべて大阪・北陸の販売店からの依頼だった。九州地区に販売店はないのかな?そんなハズは?

考えられるのは、新台・新品部品は世話できるが、中古情報となると、やはり「狭い」かも。
繊維工場は日本中どこでもあるが、「産地」と呼ばれる販売店の情報はやはり強い。

産地ゆえの、同業者、仲間、関連業者の多さ。裏を返せば「廃業」も多い。
中古機械は安い、と言ってしまえば身も蓋もないが、運搬費をかけても必要な機械は欲しい。

中古機械として、仕事を継続してもらうのは嬉しいが、廃業ゆえの中古流失。地元の工場がまた一軒消えた?
地元内での機台の移動なら、がんばって?次の仕事先へお世話すれば、まだ生き残りの道もある。

「産地の強み」なんてお気楽な事ばかり言ってもいられない。

機料店にも言われた。「廃業ということは、もうベルト一本も買ってもらえない」
メンテナンスとしても、電話アドバイスでは工料のもらいようも無い。

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