レイン・フォール

何か見てきたときとか、今日あったことや、これはどうだったとうちの子らに一応聞くのだが、返ってくる言葉が「ビミョウ・・」。書けるんかい！と突っ込みたくなるのだが、よく言うので、微妙は禁止ワードにした。・・・でも、やっぱ微妙・・・という言葉しか出てこないよぉ。

桔平ちゃんは、何とハーフの役でした！！びっくり。でもってアメリカで育って、軍隊に入って、特殊部隊にいて、すごい奴だとか・・・。うーん、微妙。

そこに登場したのが一人のお役人。ちょっと咳き込んでいる。なんかよろしくない情報を握っているよう。その情報は、国のやってきたことの裏話で、ばれると政府としては、ちょっとまずい。

でも、お役人はこの情報をリークすることが、自分の最後のお勤めではないかと決めて、マスコミに渡そうとするのだが、それはまずい！！と思う輩がいっぱいいる。

私的には、日本の政府側が一番やばいと思って、何とかするのではないかと思うんですが、なぜかそこは登場しません。それは何を示唆しているのでしょう。

まず活発に活動してんのが、CIA。なんせ中央情報局ですから。情報で飯食ってますので、世界中のありとあらゆる情報を手に入れて、裏からその国を牛耳ろうとしていると。

にしちゃ、すんげえ目立つイヤホーンして、目つきは悪いし、ばればれやん。今どき、黒いコードのイヤホーンって。

つぎに登場するのは日本が誇るやくざさんたち。やくざさんたちは、ちゃんとトレーニングをしてます。柔道場で。うーん、柔道しているやくざさんたちって、あんまり見たことないなあ。

やくざさんとしては、国がよろしくないことをしているのの片棒を担いでいるのがばれるわけにはいきませんから、情報が漏れて困る。てなことで、情報と言うか、スティック・メモリーをめぐって、いろんな勢力が交錯する。。。

ということで、何が見せたいのか、よーわからんまんま、いつのまにか終わってましたが、銃撃戦？アクション？恋愛もの？情報戦？おまぬけCIA？どれもこれもえっらい半端。

時間の流れも釈然としなければ、場所の移動も変だし、官僚が14ヶ月で3人死んだ事件をさぐるのに、登場するのが一人の刑事ですか？おいおい。それも今日中に証拠みつけろって・・。

はっきり言います。近年まれに見る、下手くそな映画でした。
５月の頭がこれだと、なんかやな予感が・・・。

◎

『レイン・フォール』

監督・脚本　マックス・マニックス
出演　椎名桔平　長谷川京子　ゲイリー・オールドマン　柄本明　ダーク・ハンター　清水美沙　中原丈雄　若松武史　小木茂光　浜田晃　平山祐介　坂東工