ホビット 竜に奪われた王国

試写会当選。だいぶ経っちゃたけど。いつもは７時から始まる試写会ですが、これはさすがに６時半から。でもって、終わるのは９時過ぎという、なかなかの長さです。ピージャクですから長いのは織り込み済みで、長さをどうのこうの言う気はないです。とにかくピージャクの作りだす、徹底的なこだわりと、細部までの作りこみが好きかどうかでしょう。

でもって、あたしは好き、大好きなんで、この世界はぴったりマッチでした。で、物語は、うーんと、ドワーフの王国を取り戻すのが目的の旅、、、と。

その途中にとにかくとんでもない障害がうじゃうじゃと出てくるのであります。なんとかして、それを何とか乗り越えていこうと！！

目的の「はぐれ山」の着いたのですが、そこからがまた大変。入口は見つからないは、なんとか入ればとんでもの竜が待ちかまえているは、はたして彼らは自分たちの国を取り戻せるのか！！！！

というような物語のようですが、この際・・・・どうでもいいくらいのジェットコースター・ムービー。前半、たらたらしてた部分は、ちょっと気を抜いてもらって、後半に体力を持たせようという監督の配慮でしょうか。

ほぼ、後半はずっと気を抜くとこなしの圧倒的な映像の連続で、マジに疲れました。とにかくとにかく竜でしょう。今までもいろんな竜の登場する映画を拝見してきましたが、すご！質感といい、迫力と言い、形状と言い、私は満足でございました。でもって、また声がいいっす。

ショーン・コネリーが竜の声をしたのがありましたが、さすがのカンバ君。ベストマッチっす。

そして唐突に終わっちゃうラスト。これは次を見なきゃ、禍根を残すでしょう。いつもの長いエンドは、だいぶコンパクトにまとまってましたが、それでも１０分近く。ここまで来ちゃうと、行くとこまで行ってくれ！！！です。

ツウことで、きれいなポスターでまとめてみました。

ルーク・エヴァンスの名前見て、「え？エルフ？」と思っていたら、普通の人。これって普通の人の方が珍しい映画。ピシッと引き締めてました。

いかにもエルフっぽいわ。オーリーとともに最強！

私の大好きな映画「落下の王国」のリー・ペイス。相変わらず端正です。

早く次を作ってもらわないと、また失念しちゃいまっせ。

◎◎◎◎●

「ホビット　竜に奪われた王国」

監督　ピーター・ジャクソン
出演　イアン・マッケラン　マーティン・フリーマン　リチャード・アーミテージ　ベネディクト・カンバーバッチ　エバンジェリン・リリー