弦を弾いて良い音がするフォームを見付けるのは
そんなに難しい事ではない
たった1音に対してあれやこれやと
弾弦の角度やら強弱やら爪の長さやら形やら
を試せばベストなフォームは案外すぐに見付かる
ところが曲を弾く段階になって
さまざまなコードフォームや和音のインターバルの広さ
メロディーへの感情移入による強弱など
次々に移り変わる連続の中で、ということになると…
フォームは乱れまくるのだ
狭いインターバルのフォームから
広いインターバルのフォームに移行する時とか
ミスコントロールによって
指が弾弦する弦に届かないかもしれない
という怖れが疑心暗鬼になって
弾弦が必要以上に強くなり嫌な固い音になる
その嫌な音色を聴いて
指は更に硬直し悪循環が始まる
一瞬先の未来への怖れは嫌な音色を生む
という反応をする自分の心身に
根気強く
「そんな事は無いのだよ」
と言って聞かせ続けるのが
自分の最も有効的な練習方法である
それは
例えば
筆
も同じ
と思う
体操競技も
フィギュアスケートの演技も
皆同じと思う
どんな仕事も
どんな人間関係も同じと思う
全ての人の全ての乱れは
その人の中の怖れに起因している
然して自分はこれに耳を済ますのだ
↓
「聖なる予言」の中で特に第六の知恵
4つのコントロールドラマ