Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2018-03-13 | ギターの栄養



コツコツと努力して
音楽や楽器の練習等を積み重ねていると

或る時突然
物凄く解放されたような場所に立っている時がある





幸運な事に今がまさに
そのような時なのだが…





残念な事に
この素晴らしい閃きを

こういったブログのような場所で言語化しようと試みるうち
みるみる閃きは消え失せてしまう...








だから…きっと

人が想いを言語化し
言葉を交わしている時点で

それはもう虚偽の世界なのだ









100%に限りなく近い純度の高い想いというのは


一瞬の眼差しとか
気配とか
たった一言の言霊

なんかによってしか表せない





この世界は
一瞬で全てが伝わっているのだ
言葉等使わなくても…









そういえば
僕が未熟な青二才だった頃

演奏時に
「ちょっと待てください
もう一回やらせて」

という僕に対し



「いや
待たない
何故なら
音楽は一期一会だからだ」

と言い放った厳しい先輩が居た









音に織り込んだ我が想いも

眼差しと気配と
最初の1音だけで
相手に全て伝わっているのだ










ある意味


世界は
簡単な仕組みだ





この世界も
人間関係も

全てを
面倒にしてゆくものは



「今」と言う一瞬を逃してるだけ…

今、考えている
























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生きる糧

2018-03-13 | ギターの栄養


結局




この世界の森羅万象を

自分の得意とする方法論で写し取る行為

だけが
生きる糧となる





何故なら



人は全なるものと完全に同期する事が出来ないから















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僕の仕事

2018-03-13 | ギターの栄養


自分とか
全ての人達とかが
生きているその時間

切り取って


適宜
音譜を置いて行くのが

僕の仕事




自分が心から奏で
音譜を置いて行ったつもりの演奏を
録画したものを

少し落ち着いてから観ると

まるで心地良くない場所に
音を置いて行ってるように感じる






音の間

心の行間

そういうものを
もっとたっぷり取っても良いものを

なにか…

世間の流れに会わせて
急いている






人は
誰かと想いを交わす時

言葉や音にして想いを発した
その余韻の中でこそ

お互いの愛を感じられる




自分の音に

もっと間を




余韻を...






















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