Rosa Guitarra

ギタリスト榊原長紀のブログです

2014/6/15~16//岡山、太陽の雫ホール~新見、カバティーナ~帰り道

2014-06-17 | 参加ユニット『Silent Passion』(Tabula Rasaの前身)

14日
am7時
起床

眠すぎる…

夢にサリーちゃんのパパは出なくて助かったけど



湯船に浸かって眠気を覚まそうとして
湯船の中で眠りそうになった








窓の外は古い病院?かな

なんとなく好きな感じ
ノスタルジー






モソモソ支度しながら今日のこの後のことを考えた


まず頭に浮かんだのがオーナーご夫妻の笑顔

ご夫妻が願う
皆で歓びを
という気持ちが僕の精神をロックオンしているのだ


その願いを守りたい…

いや…(汗&恥ずかしい)
…なんかラブソングの歌詞みたいなんだけど
ホントに今そう感じているのだ


僕はある意味
臭い人間なのかもしれない


だけど人の心を動かすものって
いつも臭いくらいにストレートなものだもの


朝イチからこういうこと考えられるなら今日の僕はきっと大丈夫


オーナーご夫妻のポジティブ力を貰って
知らず知らずのうちに
きっと夕べは大坪さんと部屋飲みになったのだ


そしてプラスの連鎖から
僕らはピュアなことを語り合った

そこで気付かせてもらった歓びを
今日また御返しする
それでいいのだ





8時50分出発



30分程で到着


おっ...
なんか賑わってる











草葉の陰ならぬピアノの影から
緑の生首的タダシ




フルート宮尾さんとのリハ開始



昨夜も
部屋で予習すると言って
部屋飲みをそこそこに切り上げて帰ったタダシ
頑張れ~






。。。



リハ終わり
今日も大変よい天気





。。。


そして沢山集まってくださったお客様の前で本番開始

集中して頑張りました




終演後そのまま会場での打ち上げを
オーナー岡本さんが用意してくださいました

出演者もお客様も入り乱れての立食式な打ち上げの中で
いろんな方とお話しさせて頂いた


人にはいろんな人生がありますね、、、ホントに

良いことも辛いことも
いろいろある

でも音楽は、そのどんな心にも寄り添ってくれる

そして、まるで違う人生を歩いて来たもの同士が
1つの曲を共有することで心を通い合わせる

素晴らしい触れ合いをさせて頂いた


終盤に差し掛かった頃
急にスピーチを振られた中p
(注:忍者ハットリくんではありません)






鳥取から駆けつけてくれた友人と









打ち上げも終了
だいぶ日も西に傾いて
タダシ君は壁から覗いてる黒猫のディスプレイを撮ってるようです



岡山での演奏は
人間が集まって笑顔を生み出す素敵な時空でした



足を運んでくださったお客様
ホントにありがとうございました

オーナー岡本さん
そして一緒に関わった音楽家の皆さんと
スタッフの皆さん
お世話になりありがとうございました


中Pも大坪さんも僕も
静かに感動してます



そして、名残惜しいけど出発です





これから新見に北上
僕の古い友人である山森氏が営む【カバティーナ】というお店に
演奏しに行きます





良い景観





伯備線と並走





雨に降られ

1時間半くらいで到着です




お客様の方が先に既に来てらっしゃいます

なんとラフな運び


でものんびりセッティングして
サウンドチェックしたらフリーライブデー開始

SPは後でやります


こんな方達が
思い思いの演奏を聴かせてくれました



僕と同じ、伊勢正三さん好き福田さん



サックス細野さん
この方、和尚さんなのだそうです
ハイカラやなぁ



ジャズギター雪上さん
ナイスガイなギタリストさん



こんなのセッション
懐かしい
昔よく聴いたよなぁ



左:森岡君
真ん中:パーカッション浅田さん
右、エレベ:マスター山森氏



我らがタダシです






「榊原ちゃんのギターちょっと弾かせて」
と古い友人であるマスター山ちゃんこと山森氏


山ちゃんが弾いてるのは僕のいつものエレガットです



古くからの友人、というのも
再会すればすぐ当時の気分に戻りますなぁ

なんか悪戯したくなってきた...



歌ってる最中に
至近距離で撮影してやろう



歌ってる真っ最中に耳たぶ撮ってやったのだ


トドメに
歌ってる真っ最中に2ショット記念撮影してやったのである



笑っとらんでちゃんと歌いなさい




。。。



最後の方に演らせていただいたSPの演奏も
なんかリラックスモードで良かった気がするし
無意識にぺらぺらとご機嫌なMCを展開
大坪氏も最高の演奏パフォーマンス&MCパフォーマンスを披露



終演後にお料理を頂きました



ヤバイ
美味しいです




これ炙りマグロの握りです
マスター山ちゃんの親しい友人、中西さんが握ってくれました
中西さんありがとう
ホントこれ美味しかった




マスターとお客さんと深夜まで楽器で遊んで遊んで
ポツリポツリと帰って行かれた後も
マスターと真面目な話ししてギター弾いて
下らない話しして
結局朝まで徹夜してしまった

僕はもうフラフラになって尋ねた
「山ちゃん、寝なくて大丈夫なの?」

山ちゃん
「大丈夫大丈夫
今日店休みにしてるから」






















寝てるやないかいっ!






外は気持ち良い朝の空気







名残惜しいが行きます

ありがとう山ちゃん
ありがとうカバティーナ

また遊びに来るね









。。。


そして
最初からの行程に組み込まれていた「お好み焼き吉岡」へ

カバティーナから車で10分もかからない距離
中pオススメの店

あぁ
大坪さんが次から次へとどんどん中pの洗礼を受けて行く...










♪ど~も~また来ましたぁ♪
(中pのこの呆れる程に嬉しそうな横顔を見てやって)


女将さんに携帯カメラ向けて
「撮っていい?」と聞いたら
「私のことは撮らんでいいよ」と言って下を向いた
その僅かの間に
めちゃくちゃ可愛いはにかみの表情を見せた







凄い手間かけて作ってらした
出来上がり









中P、この店に来れてホントに嬉しいんだね^^


マジにこのお好み焼き美味し過ぎです
あっという間に完食
お腹いっぱいなのにまだ食べたい




ごちそうさまでした


それから山ちゃんが教えてくれた鉄道撮影スポットへ移動

下手したら谷間に落ちるよ
という感じの細い山道を奥へ奥へ






そして辿り着いた山間の無人駅








ギター持って線路に座ると急に楽しくなるみたい
どういう思考回路か自分がよく理解出来ないのだが...

後ろから電車来たら危ないけど




(皆さんもう既にご存知の画像とは思いますが...)



ボグッ




ぐりぐり




うりうり
もっと仰け反ってみれ














さぁ
遊んだ遊んだ
車に戻ろう






え?
またあっちの方行くの?

僕はもう疲れたから車で待ってるよ

どうぞ二人で行って来て














そして遂に見えなくなった二人






ほどなく携帯が鳴る

「はい...」


中P
「さっきの場所より全然良いです
絶対ギター持って来てください」



「へ~い」



ということで
とぼとぼ歩いて

蒸し暑いよぅ...



遠くから中Pがカメラ向けてるのが見える



その中Pが撮った僕がこれ


70年代フォークのシングル盤のジャケットになりそうじゃない?

誰か画像加工ソフトでそういうの作って欲しいなぁ



おっ

ちゃんと階段まであるじゃん






お~っ!

スタンドバイミーの世界ではないか~ ^^

嬉しくなってきたぁ~



ということでやはり
このショット

僕だけご機嫌さん
タダシ君はもう疲れてます
だいたい子供だとこういう顔したら
もうすぐグズリ出すか鼻血出しますですね




更にご機嫌さん
脳味噌ツルツル




よっしゃ

最後はこのショット



中村雅俊風青春的俺たちの旅ショットです





完全に満足しました


出発







あっという間に眠り込んだようで
目が覚めたら高速




またすぐ眠りに吸い込まれ
起きたら15時
加西SA




あれ?
また寝ちゃったの?僕...

気付いたら17時
大津SA



これ中Pが注文した琵琶湖の形にライスを固めた「琵琶湖カレー」



温かい汁が飲みたくて僕は蕎麦




さっき馬鹿写真とった無人駅は伯備線です
昔、伯備線は掘り出した石灰を蒸気機関車三重連結で運んでいたという
その圧巻画像を僕に見せる中p




先に大坪さんはフードコートを後にした

残った中pと僕は
この3日の中での大坪氏の見せてくれた多様なるキャラクターと
今回の功労を称える話しをしながら車に戻る


大坪さんが言ってたな

「まず白いシャツを着て演奏することからして
僕にとってはもう生まれて初めての体験ですから…ウハハ…
もう僕は全く未開の地に今立ってるんです
何が何だかもうよくわからないんです....ウハハハ…」
と緊張気味に語りながら迎えた初日岐阜から
翌日の神戸では見違えるほどに集中が高まり断トツの好演奏を見せた

更に3日目、岡山2部
プレッシャーだったクラシック曲演奏を済ませた後の3部SP本編
で見せた演奏パフォーマンスは
我々のユニット名であるサイレントパッションの「静かなる」
の領域から大気圏突破するほどに飛び出し
もう真っ赤に燃えるパッションの権化のようであった
とは中p談

更に移動した新見では
お客さんたちとのセッションで熱すぎるスキャットソロを炸裂
オーナー山森氏に大変気に入られ
トークでは
「うるさいから少し静かにしてなさい」
と僕から突っ込まれるほどのお馬鹿キャラを披露した

また先ほどの伯備線無人駅では
僕のギターにウリウリされて仰け反る良質なパフォーマンスを披露

先ほどのSAで僕が「少しアップの曲増やしましょうよ」
と持ちかけると大坪氏

「まさに今
ラテンの曲を頭の中で作ってたんです
♪スタタタタタッタ♪タスタタッタッタ♪
で8分音符11個分のブレイクを作って
お客さんに数えてもらうんですっ
12345っ123451っ
ダダスタダダッダ~♪みたいな
ガハハハ
曲名は
パッション
イン
レッド
って感じですかね
ブハハハハ」



前回岡山下見の旅で長時間ドライブ帰宅後に体調を崩したという大坪氏は
「さぁきばらさんさぁきばらさん」とティーシャツを捲り
腹に巻いたアブトロニック
(低電流で強制的に腹筋をピクピクさせるやつ)を見せ
長時間ドライブでの運動不足対策であり
これで今回は大丈夫だろう、と語った






この3日で全てのパフォーマンスを出し切った大坪氏は
この大津SAで
中pと僕が車に戻ると夕暮れ迫る琵琶湖に向かい
一人ベンチで黄昏ていた





こっそり後ろから忍び寄り盗撮




ん?

足...?





なるほど

そうですか

なるほど



大坪氏
「いや…なんか
更年期か
体に熱が溜まってるみたいで…
直接地面に足を着けると熱が出ていくような気がして
気持ち良いんですよ」
と逆上せたような表情で語った



…僕は密かに
大坪さん
多分アブトロニックのせいで逆上せてるんだよ
と思ったが言わないでおいた




最後まで好パフォーマンスを披露し続けてくれる大坪氏であった



さあ出発

もうやり残したことは無し

あとは無事に家に帰るだけ







あっという間に日は暮れ
全てのパフォーマンスをやり尽くしたと一旦は思ったものの
やはりしかしSPの辞書に
「やり尽くした」 という文字は存在せず

そこから後も幾場面かで
かなり高レベルな馬鹿話が車中を湧かしたが
それをメモる力までは残ってなかったのが残念


次はいよいよ7月5日、六本木クラップス
SP初単独ライブ

名目上
デビュー記念ライブということになってます


今回のメニューに更に手を入れます

大坪氏考案中のラテン的新曲
仮タイトル(パッションインレッド、11拍のブレイク付き)
も間に合わせまする


N君カバーも更にSPらしく
もう一手入れまする


MC馬鹿度合いも
磨きをかけて挑みますので
皆様お誘い合わせの上ご来場賜りますよう宜しくお願い申し上げまする



「二人から皆様にメッセージです
って書くから
何かメッセージちょうだいよ」

車中しばらく二人は考えモード

そして大坪氏はこう語った
「じゃぁ僕はこうしてください
全部カタカナで







『ミナサンアイシテマス』










ずいぶん長い時間考えていた中pに僕はこう言った

「思い付かなそうなら無理しなくていいよ
『この笑顔でお待ちしていますby中p』
て書いて、この写真貼っとくよ」







中p
「じゃぁ…
ちょっとカッコつけた言い方していいですか?」


「どうぞどうぞ」
(*^_^*何言うのかな…ワクワク)


中p
「私の撮った田んぼの写真を貼って
こう書いてください」







『一人旅のお好きな方…是非お越しください 。
サイレントパッションは…貴方を心の一人旅にお連れします』









その後我々は
かつて55時間足止めを食らった駿河湾沼津SAで最後の休憩をとりながら軽くミーティングした


7月5日に向けての意識の擦り合わせをして解散したのであります


この3泊4日でSPに関わってくださった全ての方に
心よりお礼申し上げます
ありがとうございました







コメント (1)
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