人って、自分以外の誰かの本音を聴くことが出来なければ
すぐに孤独に死んでしまう
だけどその本音の中の楽しいことは聴きたいけど
辛いことは聴きたくないなんて...
人って、そんな矛盾を平気で言い放ちながら生きてる
言葉に詰まることって悪いことではない
会話が途切れることは、あなたが嫌いだからじゃない
嫌われてるかもしれないという強迫観念が
あなたの心を脅やかし静寂を恐れさせるだけ
そして恐れは人を盲目にする
ギターを弾くから良くわかるよ
楽しいことばかりじゃなく
楽しくないことをギターで奏でても嫌われない
小説の中で主人公が誰かのことを酷く憎んでも、僕等は作者を嫌わない
でも主人公の心の内は、必ず作者の心の反映なのに...
それでも作者を嫌わない
魔法みたいだけどこういうことなんだ
「自分以外の誰か」を代理人に立てて
楽しいも楽しくないも全て代理人に代弁させる
そしたら誰もあなたを嫌わない
もし...
代理人を立てずにあなたが楽しくないことを喋り続けたら
あっという間に全ての人はあなたから離れてゆく
代理人を立てよう
そうすれば嫌われないのだ
「俯瞰」という名の代理人を