Solo live vol:10 ~(ちょっと早いけど)1周年だよ全員集合~
@
black A
昨年9月から始まり
ほぼマンスリーでやらせていただきましたソロライブ
雨の日も雪の日も
かんかん照りの日もありましたが
支持してくださる方達に支えられ
あっという間にvol:10を迎えることが出来ました
心より感謝しております
拙いステージであったと反省するばかりです
自分の心が求めるものと
聴いてくださる方たちの求めるものと
手応えとか失敗とか
よく噛み締めながら進化を遂げられたら、と思います
本当なら来月8月が、12ヶ月目ということになるのですが
僕の活動のメインに、サポートミュージシャンというスタンスがあり
この先の8月、9月とサポートの時期とソロライブの時期が重なってしまいます
昨年12月にも、同じように重なるタイミングがあり
なんとか両方をこなそうと思いましたが
僕のスキルではクオリティーを落としてしまうことを(自分の中では)体験しました
毎月皆様にお会い出来ることも
僕の音楽ライフにとってとても楽しみなところとなっているのですが
ここはソロライブの方をお休みさせていただこうと決めました
ということでちょっと早いのですが
今月7/21
この1年を振り返り
ソロライブに関わっていただいたミュージシャンたちと
総集編的なソロライブをやらせていただこうと思っております
榊原長紀:ガットギター
山崎洋:コントラバス
大坪正:ピアノ
早川智弘:パーカッション
中川和泉:ボーカル
改めまして
Solo live vol:10 ~(少し早いけど)1周年だよ全員集合~
どうぞよろしくお願いいたします
新曲もやろうと思っていますが
この1年にやったセットリストの中で
もう一度聴きたい、というものがありましたら
コメント欄かメールにメーセージをお送りくださいませ
季節柄、合わないであろうものや
再演が難しいもの等もあるとは思うのですが...
参考にさせてくださいね
mail:sakakey_1960@mail.goo.ne.jp
昨年9月から今年6月までのセットリストです
2011/9
Solo ライブ vol.1
~どこまでも穏やかな音の中で~
1、クロストゥーユー2、ウイアーオールアローン
3、素顔のままで
4、ひまわりのテーマ
5、ムーンリバー
6、酒とバラの日々
7、いつか王子様が
8、ヒアーズザットレイニーデイ
9、キミと僕
10、銀河鉄道の夜
11、I'll get your kiss
12、見上げてごらん夜の星を
ec
13、遠廻り
14、Lovin' You
。。。。。。。。。。。。
2011/10
Soloライブ vol.2
~愁 - アキゴコロ ~
1:ムーンリバー
2:カバティーニ
3:イフ
4:Be My Love
5:マイ フーリッシュ ハート
6:ベンのテーマ
7:太陽がいっぱい
8:禁じられた遊び
9:I will wait for you
10:小さい秋
11:赤とんぼ
12:アランフェス~マタドール
13:夜空の橋
14:君が泣くから僕も悲しくなる
15:うららかに
ec
16:ユビキリ
17:ラビングユー
。。。。。。。。。。。
2011/11
Soloライブ vol.3
~Sous le ciel de la nuit 夜空の下で ~
1)ニューシネマパラダイス
2)星の牧場、朗読と音楽
○ニューシネマパラダイス Am部分
○9/15
○ある風景
○ダッタン人の踊り
○ともだち
○スターダスト
○銀河鉄道の夜
○その他、間を埋めるBGM
3)星に願いを
4)フライミートゥーザムーン
5)真夜中のギター
ec
ニューシネマパラダイス フル
。。。。。。。。。。。。。。
2011/12
~クリスマスのおまじない~
(M1)ホワイトクリスマス インスト
(M2)クリスマスが始まるよメドレー
もろびとこぞりて
雪
ウインターワンダーランド
ペチカ
(MC)「クリスマスのおまじない」朗読
(M3)ザ クリスマスソング
(M4)戦場のメリークリスマス
(M4)アベマリア[(中川和泉)
(M5)「Have your self a merry little X'mas & Oh holy night」メドレー
(M6)ジングルベル ~ 赤鼻のトナカイ ~ G線上のアリア
(M7)カバティーナ
(M8)ダッタン人の踊り
(M10)サイレントナイト
ec
AMAZING GRACE
。。。。。。。。。。。。。。。
2012/1
~白の景色~
(M1)ALWAYS 三丁目の夕日
(M2)冬メドレー
(M3)からたちの花
(M4)椋鳥の夢(むくどりのゆめ)朗読と演奏
(mc)雪の結晶の話
(M5)天からの手紙(オリジナル曲)
(M6)Anniversary Song:ラルフタウナー
(M7)サヨナラをするために
(M8)いそしぎ?The Shadow Of Your Smile
(M9)ロミオとジュリエット
(M10)「積った雪」(朗読と演奏)
ec
雪 ~ 遠廻り
。。。。。。。。。。。。。
2012/2
~I'm In Love ~
【M1】My Funny Valentine
【M2】Sir Duke
【M3】
# A列車で行こう
# サテン・ドール
# キャラヴァン
【M4】It's Too Late
【M5】We're All Alone
【M6】I'm not in Love
【M7】My Love
【M8】ちきん
【M9】スペイン
【M10】ドクターマクンバ
【M11】素顔のままで
【EC】白い恋人たち
。。。。。。。。。。。。。。。。
2012/3
~CONFESSIONS~
1)lament
2)pretending to care
3)last plant
4)falter
5)シチリアーノ
6)Don't let me be lonely tonight /James Taylor
7)You Babe/松原正樹
8)Always and forever/パットメセニー
9)Greensleeves
10)やり直し
EC)AME
。。。。。。。。。。。。。
2012/4
~木漏れ日の歌 そよ風の歌~
(心の小窓を少し開いて)
1)若葉のころ/独奏
2)陽溜まりの中で想う事
3)Dance With Me/Orleans / Earl Klugh
4)「春よ来い/ユーミン」
5)「Inspiration/Gipsy Kings」
6)「HOLIDAYS / MICHEL POLNAREFF」
7)私の孤独Ma Solitude/ジョルジュ・ムスタキGeorges Moustaki
8)ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
9)Nefertiti (Wayne Shorter)
10)my favorite things
11)Misty
12)河口恭吾「桜」
13)アンコール
「うららかに」オリジナル
。。。。。。。。。。。。
2012/5
Solo live お休み
。。。。。。。。。。。。。。
2012/6
~Three primary colors of mist~
1 リベルタンゴ(ピアソラ/リクエストより)
2 雨のち晴れ(オリジナル)
3 Rainydays and mondays(カーペンターズより)
4 Here Comes The Sun(ジョージハリスン/リクエストより)
夜カフェから
5 Saturday In The Park(シカゴ)
6 Tout, Tout Pour Ma Cherie(ミッシェルポルナレフ)
7 (They Long To Be) Close To You(カーペンターズ)
8 Goodbye Yellow Brick Road(エルトンジョン)
9 ある日どこかでのテーマ曲(リクエストより)
10 リリーカサブランカ(さだまさし/リクエストより)
11 Georgia on my Mind
ec
12 Menilmontant(ステファングラッペリ/リクエストより)
。。。。。。。。。。
詳細はもうしばらくお待ち下さい
近々こちらにアップされます
平日のお忙しい中
お越しいただきありがとうございました
「今回は行けないんだけど」
と言いながらエールをおくってくださった方も
ありがとうございました
今回の編成は
ガットギター、コントラバス、パーカッション
ソロライブでは初めての打楽器の起用でした
打楽器というのは人間の心を高揚させるんだな
と、改めて思います
沢山書きたいことがあるのですが...
エネルギー切れみたいです;;
すみません
とりあえず今日のセットリストだけでも
。。。。。。。。。
1 リベルタンゴ(ピアソラ/リクエストより)
2 雨のち晴れ(オリジナル)
3 Rainydays and mondays(カーペンターズより)
4 Here Comes The Sun(ジョージハリスン/リクエストより)
夜カフェから
5 Saturday In The Park(シカゴ)
6 Tout, Tout Pour Ma Cherie(ミッシェルポルナレフ)
7 (They Long To Be) Close To You(カーペンターズ)
8 Goodbye Yellow Brick Road(エルトンジョン)
9 ある日どこかでのテーマ曲(リクエストより)
10 リリーカサブランカ(さだまさし/リクエストより)
11 Georgia on my Mind
ec
12 Menilmontant(ステファングラッペリ/リクエストより)
。。。。。。。。
Solo Live vol:9 @ blackA
6月29日(金)
1st:14:00~15:30
2nd:19:00~20:30
(入れ替え制です)
ag:榊原 長紀
contrabass:山崎洋
Percussion:早川智弘
※6月8日(金)12:30より
blackAのHPでメールにて受付させていただきます
...と
ここまで決まってきました
もう少しでblackAのHPの詳細告知が整うと思います
(いつもの感じと思いますが...料金や予約方法等)
しかしなぁ...まだサブタイトルは決まらないのです;;
ここのとこサポートライブが多くて
後手にまわってしまって...
サブタイ...決めなきゃ...
脳の活性化のために散歩でもしてこようか
それともコメント欄で公募しみたりして...
あ、そうそう
今回初お目見えのパーカツの早川氏は
複数の小物でキラキラ奏でるのが凄く上手いんです
僕が描いてゆくカーブに対して
違うカーブを交差させてくる
銀河みたいにキラキラしたものが
僕の「歌」に斜めから重なって来る
彼のそのプレイセンスのファンなんです
今回だいぶ久しぶりだけど
きっとまたキラキラ斜め攻めしてくれると思います
あっという間に5月も末日
5月はお休みさせていただきましたが
6月のソロライブ
日程は 6/29(金)@black A
と決定致しました
「土日なら行けるよ」と言ってくださるお客様もいらっしゃるのですが
今回は諸事情で平日になってしまいました...
だいたいいつもの2部制になると思いますが
時間設定等もまだ未定
詳細が決まり次第、告知させていただきます
編成は
僕のアコギ&山崎さんコントラバス&パーカッションのトリオ
選曲考案は夜カフェからまだ演奏したことのない曲や
いただいたリクエスト曲
梅雨の時期にしっとりしたアレンジで雨の曲などを
なんとなく考え中です
未演奏の夜カフェ曲+リクエスト曲+雨の曲か...
これ全部混ぜ合わせて僕はどんなサブタイトルをつけるのかな...
4/28 ソロライブ
木漏れ日の歌 そよ風の歌
にお越しいただきありがとうございました

今年に入ってから何故か強力な雨男でしたが
やっと解放されたようで
久しぶりに本当に気持の良い一日となりました^^
今月初めにひいた風邪が、思いのほか長引きまして
いつもなら、演奏すると「気」が高まり
風邪くらいすぐに治ってしまうのですが
一ヶ月近くグズグズと不調なまま
体力も減衰していたので
なんとか無事にソロライブを終える事が出来てホッとしています
今回僕がひいたこの風邪、そうとうしつこいみたいで
まわりにも似たような症状の方が何人もいらっしゃいます
マスクをしてらしたお客様もいらっしゃいましたが
皆様、お気を付けくださいね
僕はといえば
免疫力がだいぶ落ちていたのか体力が落ちていたのか
ソロライブも近くなって、やっと風邪が治りかけたら
最後にジンマシンが出まして
このジンマシンに処方された薬が半端じゃなく眠くなるのです
ソロライブの自己仕込用に取って置いた日は
風邪の衰弱とジンマシンの薬の眠気で見事に全滅
14時間眠って4時間ギターを仕込み
そのあとまた倒れ込むようにして10時間眠り
トータル1日で24時間寝てしまった日も
ジンマシンは小康状態にまで治まったので
まだ飲まなくてはいけないのですが
演奏出来なくなっちゃうから
眠気を防ぐため、最後リハと本番当日は薬をストップして
本番に臨んだのですが
なんとか無事、本番が終わって帰宅
するとまたジンマシンが少し復活しかけているではないか...
慌てて薬を飲むとまた猛烈な眠気...
そのまま気絶的に入眠...
気付けば今日は何日?
もう二日経っちゃった?
という感じであります
しかし当日は本当に気持の良い日差しでした
そんなGWの始まりに足をお運び頂き本当に嬉しく思っております
ありがとうございました
さてさて
今回は、たまってしまったリクエストにお応えする選曲で組み立てました
今回のセットリストです
1)「若葉の頃」と「Melody Fair」/独奏
3月に頂きましたリクエストの中から
「若葉の色を感じられるような音楽」ということで
ビージーズからこの曲を選んでみました
この曲は映画「小さな恋のメロディ」からのサウンドトラックです
2)「陽溜まりの中で想う事」/with w.bass
3月に頂きました「久しぶりにオリジナルを」というリクエストに
僕のオリジナルから春らしい曲を選びました
3)「Dance With Me/Orleans / Earl Klugh」/with w.bass
3月のリクエストから「春に似合う曲を」ということで
僕が好きな曲の中から選曲させて頂きました
1975年にリリースされたウォーリアーズの曲
コーラスワークの綺麗なアレンジでしたが
ギタリスト、アールクルーが80年代初頭にインストでカバーして
これもヒットしました
4)「春よ来い/ユーミン」/with w.bass
2月に頂いたリクエストから「春よ来い」
曲の中に願いや祈りが含まれるものが一番心に届くように僕は
日頃から感じています
ふとしたことから迷子になった心にも
春のような温かな風がまた吹いて欲しい
あなたにも、私にも...
5)「Inspiration/Gipsy Kings」/with w.bass
2月に頂いたリクエスト ジプシーキングスの曲
3月に頂いたリクエスト 鬼平版課長 エンドテーマ
にお応えしました
日本人は何故かフラメンコやスパニッシュが好きですが
時代劇にこのフラメンコ調の曲を使ったセンスは群を抜いており
多くの人が賞賛しているようです
一つの土地から別の土地へ流れ続ける根無し草の移民ジプシー
から生まれたフラメンコ
帰る故郷の無い郷愁が
今と言う瞬間瞬間を生きるしかない刹那的なパッションに転じられ
掻き鳴らすギターや激しい踊りとなったのでしょう
火付け盗賊改め役人、鬼の平蔵は
悪事を裁いて悪人を許す、度量のある粋な人間
悪事を働いてしまう人間の心の有り様は
ギターを掻き鳴らし激しく踊るジプシーの心と
何も変わらない
ただパッションの出口がちょっと違っただけ...
なんて思います
だからこのドラマにこの選曲は見事なコラボだと思いました
6)「HOLIDAYS / MICHEL POLNAREFF」/with w.bass
2月に頂いたリクエストより
僕の家のステレオにLPがありまして
聴く度に「黄昏た色合い」をイメージしていました
僕にとっても懐かしい曲をリクエストいただきました
7)「私の孤独/Georges Moustaki」/独奏
「ジョルジュムスタキから1曲」という
2月に頂いたリクエストにお応えさせていただきました
私の孤独/歌詞和訳
私の孤独と
あまりにも一緒に過ごしたので
まるで自分の恋人のようになってしまった
心地良い習慣だ
彼女は私から一歩も離れず影のように貞節で
世界中どこにでもついて来る
私は決して独りではない
私の孤独と一緒だから
彼女は私のベッドの窪みを独り占めし
そして私たちは二人で向かい合い、長い夜を過ごす
私には本当のところ分からない
彼女がどこまでついて来るのか
彼女を好きになるべきなのか
あるいは抵抗すべきなのか...
私は決して独りではない
私の孤独といっしょだから
時々僕が彼女を放り出し
そして僕が他の女性との恋を好んだとしても
彼女は僕のいまわの際には
僕の最後の伴侶になるだろう
私は決して独りではない
私の孤独といっしょだから
私は決して独りではない
私の孤独といっしょだから
8)「ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 」/独奏
映画『ある日どこかで』の中のラフマニノフを
という、9月に頂きましたリクエストです
素敵な映画...
9)「Nefertiti/ Wayne Shorter」/with w.bass
9月に頂きましたリクエストからです
ツタンカーメンの義母の名をタイトルに持つ『ネフェルティティ』は
ジャズ.サックス奏者ウエインショーターの作曲によるモーダルな曲であり
同時にジャズ・トランペット奏者マイルス・デイヴィスが1967年に制作・発表した
アルバムタイトルでもあります
10)「My Favorite Things」/withw.bass
10月に頂いたリクエストから
映画サウンドオブミュージックの中の名曲です
11)「Misty」/with w.bass
11月に頂きましたリクエストからの選曲です
歌詞和訳
私を見て
私はまるで無力で、木の上の子猫のようでしょ?
雲に包まれているような気分になるの
あなたの手をとるだけでこんなにも
霧に包まれたようにかすんでしまうのは、どうしてなのかしら?
あなたが近づいてくると千のバイオリンが一斉に演奏を始めたわ
あなたがそばに来るといつも聞こえる音楽
それはあなたが私に声をかけただけなのかもしれないけど
私はとたんにぼんやりしてしまうの
あなたは私にそうさせてるつもりはないんだろうけど
私はそうして欲しいって思ってること。
私はもう絶望的なくらいになにがなんだか分からなくなってしまって
ただ自らあなたについていくの
たったひとりでこの不思議の国を通り抜けるなんてできないから
もう自分の右足と左足の区別もつかないし
自分の手なのか手袋なのかさえ分からない。
もうあまりにも霧深くなってしまって・・・
こんなにも深く愛したから
あまりにもあまりにも愛しすぎてもうなにも見えないの・・・
12)「桜/河口恭吾」/with w.bass
「何か桜の曲を」という3月に頂いたリクエストから
沢山ある桜の曲の中からギターで弾いてみて一番心地良かったので
選ばせていただきました
13)アンコール「うららかに/オリジナル」/独奏
僕自身と
僕以外の全ての人たちの穏やかな時間が増しますように
ささやかな僕の祈りを込めつつ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
昨年の9月から毎月1回のペースでソロライブをやらせて頂きましたが
来月5月は、他のお仕事とのスケジュールが重なり難しそうなので
無理をせず1回お休みさせていただこうと思います
毎月何か新しい試みや、自分にとって新しい曲を増やしてゆくのは
やってみるとなかなか大変なことだと感じていますが
同時に、そのキツイ中で自分の嗜好が強く向いているものとそうでないものの
発見をしたりもします
ギターを仕事にしてしまったから一応何でも弾けるようになった...
けど
弾ける、ってことと
弾きたい、っていうものは明らかに違う
弾きたい気持ちの中に自分らしさが隠れてる
それを見付けて僕らしさをコツコツ増やして
それをお聴かせするのが誠実かな...なんて思ったり
また6月から再会する予定ですので
ご都合がつくようでしたらまた聴きに来てくださいませ
そして皆様
良い春をお過ごし下さい
キミの小窓を少し...
開けてみて
そうしたらそよ風が頬を撫でるから
目を瞑って
耳を澄ませて
そうしたら瞼の裏に光が弾むから
春はきっとキミを置いてはいかない
solo live vol:8
~木漏れ日の歌 そよ風の歌~
@
blackA
先月、先々月と
あまりリクエストにお応え出来なかったので
今月は溜まってしまったリクエストに徹底的にお応えします
形態は独奏および山崎さんのコントラバスとのduoで
ソロライブ vol:7 CONFESSION
お越しいただき心よりありがとうございました
アレンジャー 大坪正さんと
コントラバス 山崎洋さんと
で奏でました1日
僕が
自分の中のまがいものでない優しさに
自分が出逢えるための
関わりと時間でもありました
このトリオを
リハで大坪さんが名付けたのが「目玉トリオ」
リハで音の手応えがあって
そして歓びを受け
無邪気に戻った3つの心が
目玉のオヤジの被り物などをしてふざけていたから
真面目なようでとふざけていて
ふざけているようで真面目で...
そして曲は限りなく静かで深い...

今回のセットリストです
1)lament/大坪正
2)pretending to care/大坪正
3)last plant/大坪正
4)falter/大坪正
5)siciliano/フォーレ
6)Don't let me be lonely tonight /James Taylor
7)You Babe/松原正樹
8)Always and forever/パットメセニー
9)Greensleeves
10)やり直し/大坪正
EC)AME/大坪正



~CONFESSIONS~
solo live:vol.7
@
black A
pf:大坪正
ag:榊原長紀
※詳細告知はこちらです

「falter」
その夜僕は
いたって私的な事で少し苛立っていました
ギターを弾く手も落ちつかなく
心が歌うことなど出来ないでいました...
3/24のライブのために
大坪さんから提供していただくことになっていたご自身の曲を
「サーバーにアップした」というメールが届きました
ボンヤリした頭でDLして
さっきまでやっていた自分の作業にまた戻りました
効率はすごく悪く
全てを投げ出したいと思いながらダラダラやっていました
やはり、DLした曲が気になり
作業を中断してデータを再生してみました
falter...
というタイトルが付けられたその曲のイントロが流れ始めた途端
一瞬で僕の心は頭を垂れ
自分の意志と関係無く瞼は閉じられました
何か大きな存在に包まれたように身動きがとれないまま
有無を言わさぬ力が僕を静かな懺悔の心へと導きました
そして今さっきまでの苛立ちは霧が晴れるように消え
僕の心は救われたのでした...

遅くなりましたが
ソロライブ vol:6 「I'm In Love」にお越しいただき
ありがとうございました
心から御礼を申し上げます
今回は、カバーする曲の歌詞の和訳をご紹介しながら
構成してゆく形をとりました
そしてまた
今回はコントラバスとのDuoという形でやりましたが
ベースがいてくれると僕のプレイは
かなり自由に歌うことが出来るようになれます
といっても
僕の間合いや体内テンポ感を繊細に感じ取って
寄り添わせてくれるプレイヤーでなければ、
そして僕が自由に歌うための時間的スペースを
瞬間瞬間、生み出してくれるプレイヤーでなければ
僕は逆に歌えなくなってしまうんです
今回僕が自由に歌えたのは
ベーシスト、山崎さんのおかげです
このユニット形態を継続しながら
山崎さんとの演奏を育てていってみたいと思っています
blackAさんでもまた何ヶ月後かに、またこの形で
とも思っています
宜しければまた是非聴きにいらしてください
ご不便をおかけしているとは思いますが
僕のこのブログは、コメントなどが出来ない設定をとらせていただいてるので
コントラバスとのユニットで聴いてみたい曲がありましたら
blackAさんの方にメール等でリクエストしていただいても
と思います
お店から僕に伝えていただけますので
お気軽にメールしてください
もう少ししたらまた告知させていただきますが
来月の日程は3/24
アレンジャーの大坪正さんのピアノとのDuoを考えています
これもまた何年越しの念願がやっと叶います
カバーではなく
大坪さんの作曲なさった曲を
僕のギターで歌わせていただこうと思っています
もう脳内が
どくん どくん と
鼓動を始めています
では
今回のセットリストです

【M1】My Funny Valentine(作詞 : Lorenz Hart 作曲 : Richard Rodgers )
[歌詞和訳]
私のおかしな恋人、ヴァレンタイン
すぐに私を笑わせてくれる、愛しいヴァレンタイン
ハンサムじゃないし スタイルも良くないし
話すときもモソモソ聴き取れないし
でもね、本当に私を愛してくれているのなら
あなたの何一つ変えちゃダメ
ずっとそのままでいて、大好きなヴァレンタイン! ずっとよ!!
だって・・・あなたさえいてくれれば、
私にとっては、毎日がヴァレンタイン・ディなんだから
。。。。。。。
【M2】Sir Duke(Stevie Wonder)
[歌詞和訳]
音楽というものは一つの世界
誰もが理解できる言葉を持ち
誰もが参加できるもの
歌って、踊って、それから手拍子とで
レコードには決まり切った型があるけれど
そんなものに囚われてちゃ駄目だ
でも最初の一針が始まった瞬間から
誰も彼もが心を動かしてしまう
全身で感じるんだ 誰もが身を震わせて
音楽はいつでも知っている
自分が忘れられることは絶対にないと
でもそこには沢山の開拓者たちがいた
それも僕らは忘れちゃいけない
ベイシー(カウントベイシー)
ミラー(グレンミラー)
サッチモ(ルイアームストロング)
特に凄いのはサー・デューク(デュークエリントン)
そしてエラ(エラフィッツジェラルド)のような鳴り響く声
バンドが決して失ってはいけないものだ
全身で感じるんだ 誰もが身を震わせて
誰もが感じ入っている
君もやってごらんよ
こちらにおいで、体中を震わせるんだ
体中で感じるんだ 誰もが どこの誰でもね
。。。。。。。。。。。。。。。。。
【M3】(Duke Ellington作品:Aメロだけご紹介)
Take The "A" Train
Satin Doll
Caravan
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
【M4】It's Too Late(Carole King)
[歌詞和訳]
朝ベッドの上で、ただ時間を潰すために過ごした
ここは何か間違っている
否定しようが無いのは 私たちのうち片方が変わってきたこと
或いは努力を罷めてしまったこと
だからもう遅いの
愛する人よ もう遅いのよ
なんとかやり過ごそうと頑張ってきたけどね
心の中の何かが死んでしまい隠すことも出来ない
そしてアタシは誤魔化すことも出来ない
貴方と一緒に過ごすのは とても簡単なことだった
貴方は光輝いて風のようだった
貴方は今は不幸そうね
そして私は自分がバカみたいだと感じる
そう もう遅いのよ 愛しき人よ
だからもう遅いの
また人生、上手く行く時期もあるわよ お互いに
でももう一緒に過ごすわけには行かないわね
貴方もそう思うでしょ?
それでもあの頃のことを幸せだったと感じるわ
貴方をかつて愛したこともね
でももう遅いの 愛する人よ、もう遅いの
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
どんなに素晴らしい愛も 育てる事を怠けた途端
花が萎れるように、あっという間に枯れてゆく
(by Sakakey)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
【M5】We're All Alone(Boz Scaggs)
[歌詞和訳]
外では雨が降り出したよ
もう二度と止まないかもしれない
もう泣かないで 波打ち際に立てば
夢が僕たちを、いつでも海へと誘ってくれるのだから
これからずっと永遠に...
恋人よ、目を閉じて
そうすれば僕らは一緒にいられるのだから
波に押され、時のトンネルをくぐり
すべてを忘れてしまおう
僕たちはみんなひとりぼっちなんだから
窓を閉めて灯りを消そう もう心配はいらない
全ては終わり、また始まるのだから
語り継がれた物語だって 時が経てば古びてしまう
バラがいつか枯れるように
恋人たちも同じこと
だから今を 君の季節を風にまかせるんだ
そして抱きしめて欲しい
今までのことは何も考えなくていい
これからの事を、今から始めよう
全ては風まかせなんだ
恋人よ 全てを投げうって、この愛を捧げよう
僕たちはみんなひとりぼっち
。。。。。。。。。。。。。。。
【M6】I'm not in Love(10cc)
[歌詞和訳]
ボクは恋なんかしていない だから覚えていて
今経験しているのはただのバカげた段階なんだ
ただ君に電話したからって 誤解しないでくれ
君はなんでも手に入る幸せ者だなんて思わないで
ボクは恋なんかしていない
なぜって。。。
君に会いたい
でももう一度言うけど
だからって君はボクにとって重要ってわけじゃない
だからもし電話しても 大騒ぎしないで
友達に 僕達のことなんか言わないで
ボクは恋なんかしていない
なぜって。。。
(静かに。。男の子は泣かないの。。)
君の写真はとってあるよ
あそこの壁にある汚いシミを隠すためにね
だから言わないでくれよ あの写真を返してなんて
わかっていると思うけど,だからって
君はボクにとって重要ってわけじゃない
ボクは恋なんかしていない しているもんか
なぜって。。。
そう,君はボクのこと長い間待つだろうよ
そう,君はボクのこと長い間待つだろうよ
ボクは恋なんかしていない
ボクは恋なんかしていない
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

【M7】My Love(Paul McCartney)
[歌詞和訳]
遠く離れている時も、僕の心は愛する人の許にある
言うまでもないこと
僕は君の手の中にあるんだ
愛する人は、愛を叶えてくれる
何もない時でも僕はそこに何かを見付けられる
それは言うまでもないことだけど
どこにいようと愛する人と一緒だからなんだ
愛する人だけが導いてくれる
愛する人だけが愛を叶えてくれるんだ
僕がキミに、さよならを言わないことを
何故だなんて聞かないで
言うまでもないこと
どこでも一緒なのだから
僕の愛する人だけが、愛を叶えてくれる
。。。。。。。。。。。。
【M8】The Chicken(Pee Wee Ellis)
【M9】Spain(Chick Corea)
【M10】Dr. Macumba(Earl Klugh)
【M11】Just The Way You Are(Billy Joel)
[歌詞和訳]
僕を喜ばせようとして変わろうなんてしないで
君は一度も僕を落ち込ませたことなど無いんだから
もっと、気に入るように、なんて考えないで
そんな君は見たくないよ
困難なときだって僕は、君から離れたりしなかったでしょ
こんなに遠くまで来たことはなかった
よい時期もあったし、これから悪い時期も過ごすことがあるだろう
そのままの君を僕は受け入れたいんだ
流行に走ろうなんて思わないで
君の髪の色も変えないで
君には、内に秘めた素敵な情熱がある
それに僕が気づいていないと思ってるかもしれないけど
気の利いた会話なんかいらないし
がむしゃらに働くだけなんて嫌だ
ただ話しの出来る誰かが欲しいだけ
そのままの君でいて欲しいんだ
君はいつも、僕の好みの誰かを演じようとしてる...
って事を僕は知っておくべきだね
君が僕を信じてくれるには何が必要なんだろう...
永遠に愛してる...
そして、心から約束するよ
もうこれ以上愛せないくらい
素顔のままの君を愛してる
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【EC】白い恋人たち(Francis Lai)
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Solo Live ~ I'm In Love ~@blackA
GatGuitar:榊原 長紀
Contrabass:山崎 洋
詳細はこちらをご覧ください

前回までは独奏という形態で表現して来ましたが
今回はコントラバスとのDuoです
独奏ではどうしても出来なかった曲などをやりたいと思います
リーダーアルバム「夜カフェ」からも演奏します
2月はバレンタインがありますから
愛をサブテーマにステージを進めてみたいと思います
この世界には
いろんな愛の形があります
憎しみすら愛の変形
この世の音楽のほとんど全ては
愛にまつわるものばかり
何を奏でても結局 愛
優しくても憎んでも愛
コントラバスにサウンドの底辺を支えてもらい
自由になった音場の中で
僕という人間の等身大の愛を描きたいと思います
今回のセットリストです
(M1)ALWAYS 三丁目の夕日
(M2)冬メドレー
「おおさむ、こさむ」
「おしくらまんじゅう」
「たきび」
「雪」
「春よ来い」
(M3)からたちの花
(M4)椋鳥の夢/浜田広介(朗読と演奏)
(M5)天からの手紙(オリジナル)
(M6)Anniversary Song(Ralph Towner)
..........
リクエストコーナー
(M7)サヨナラをするために(ビリーバンバン)
(M8)いそしぎ~The Shadow Of Your Smile~
(M9)ロミオとジュリエットのテーマ
..........
(M10)積った雪/金子みすゞ(朗読と演奏)
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雪のチラつく足もとの悪い中、足をお運び頂き
本当にありがとうございました
心から感謝をしております
いつも申しますが
感謝は音に変換して
僕がギタリストである間ずっと
繰り返し繰り返しお返しさせていただきたいと思っています
今回のサブテーマは「白の景色」でした
冬の色彩、雪のイメージ、新しい年の始まりのイメージ
でも本当は
入り口はどこからでも構わないんです
夏でも冬でも
白でも黒でも
ギターでも朗読でも
テーマを決めるのは
入り口がわかりやすいように標識を立てているだけなんですね
そして入ってゆく世界はインナーギャラクシー
無限大∞までも広がる内的宇宙
カバーした作品から
それを産み落とした作家さんたちの命の声を聴き取り
それをお客様と共有する
そしてそれが内的宇宙を旅するエネルギー源となる
僕はただのナビゲーターで
トラベラーはお客様お一人お一人なんですよね
同じ方向に向かわなくて全然構わない
それぞれが好きな方に向かえば良い
ただ、淀みに滞らず
それぞれが惹かれる方向に向かうこと自体を
皆で共有していることが愉快なのだと感じます
そして愉快がまた命を活性化してくれる
群れから逸れることを恐れて迎合することもなく
群れの中に身を置ける
とでも言うか...
個を尊重しながら全を形成してゆくというような...
。。。。
ライブが終わるといつも
自分の技量の貧弱さに凹みます
でも今回は凹みながら愉快でもあります
だからこれで良いように感じています
2月のソロライブは、2/25(土)に決まりました
時間等はまだですが
2/25はウッドベースとのデュオの形でやります
独奏ではなかなか出来なかったパキッとした曲調のものもやっと出来ます
ずっと独奏でやってきたからかやけに楽しみで
2/25は何も喋らないでずっと演奏してるかも

tanosimi...
この先は
今回の本番の中で
僕が見ていた心象風景
感じていた観念のようなものを
書き残しておきたいと思います
。。。
夜の部では
1曲目の最初の1音を弾く前に
思い切って音を鳴らしてしまいました
ほんの少しでもそれが出来ると助けられます
何故なら
僕は自分の膝の上に乗せたギターを鳴らすのではなく
その空間を鳴らそうとしているからなのだと思います
控え室でいくらギターのウォーミングアップをしても
お客さんが入った状態の会場(という楽器)の響きは
本番でしか体験出来ない
なんの確認もせずにいきなり演奏に入ると
しばらくは会場の響きにばかり気をとられて
楽器を歌わせることまで気がいかない
無粋ではあるけれど、まず音を鳴らしてから1曲目に入ることで
演奏は、それをしなかった昼の部よりスムーズな滑り出しになりました
しかしそこをクリアーしても
すぐその先にはまた無限の選択肢が待ち受けているのです
独奏の場合、全てのチョイスは自分の自由だから
1音弾いてから、次の1音までの間に宇宙が存在するようなもの
それは、どこに次の音を置いても構わないからです
だから選択選択の連続でくたくたに疲れてしまう
どこに音を置いても良いはずなのに
迷って置いた音は不正解の音となり
無限の選択肢の中から迷わずに置かれた音だけが正解となる
迷いの無い選択は、意識を越えなければ得られない
恐れを捨て、無意識の領域に入り
エネルギーのナチュラルな流れのようなものに身をまかせないと
決して正解は得られない
そして恐れたらその先にすぐミスタッチが必ず待っている
普段、自由を求めて止まないのに
手に入れると自由はとても疲れます
自由過ぎて不自由を感じたりします
あれほど規則が嫌いだったというのに
自由過ぎると逆に規則の中で生きたくなります
誰かとアンサンブルを組む、ということは
音を置く位置の自由を手放すことになります
in tempoで演奏しなくても(ルバートであっても)
次の1音を置く位置は
相手との合意の間の先に置かねばならないことは暗黙の約束なので
その不自由さが嬉しかったりする
そしてその不自由さが選択肢を激減させてくれて
その分、迷わず無邪気に歌うことに専念出来る
人の価値観に絶対はなく
常に相対の中で変化する
プレイへの価値観もまた変化する
昨年9月からこのソロライブでずっと独りで奏でてきた
ということは
ずっと宇宙を漂流していたようなものだと思います
無限の選択肢の中で次の1音を置く
という1アクションは
暗黒の宇宙空間の中を小舟で漂流し
櫂(かい)で空間を一漕ぎするのと同じ
暗黒の空間には、相対的に比較するものがどこにも無いのだから
何漕ぎしても、いったいどれくらい進んだか解らないのです
もしかしたら
漕いでも漕いでも
同じ場所から1ミリも動いていないかもしれない...
という疑心暗鬼が息切れを起こさせる
5回目となる今回
実際だいぶ息切れしていた
だから他人の意見をしきりに聞きました
どっぷり浸かっていた主観の世界から
客観の世界に一度逃げ出してきたかった
家族やスタッフさんの意見を聞きながら
自分の呼吸を整えていきました
この年齢になって初めて
他人の意見を、心から素直に聞ける自分を発見し
ちょっと感動したりもしました
それでもやはり独奏で奏でるということは
次々に無限の選択の連続を迫られ続けるのだから
独りで表現するには
本当にパワー切れギリギリ手前で
今回のライブを終えることが出来たと思っているのです
僕と言う人間の独白
内観から産み落とされた世界
どこまでも主観の産物
自分では、ここまでを「ソロライブ:第1幕」としようと思います
この先は「第2幕」
ここまでとは違った角度から音楽をえぐり出してみたいと思います
僕が僕を内観し
消えてしまいそうなくらい脆いギリギリの部分を取り出して
音にして見せたのが、ここまでとしたら
第2幕では、相手の内部の奥深くに
音を纏った自分が沈み込んで行ってみたい
僕の内部の奥深くの触れたら壊れるくらいのピュアと
相手の内部の奥深くの触れたら壊れるほどのピュアを
壊れないように触れ合わせたい
慎重に慎重に
厚みのある誠実を伴いながら触れ合わせてみたい
そういう音を描きたい
これが第2幕の大テーマです
ギタリスト榊原長紀ソロライブ Vol.5 ~ 白の景色 ~
白の景色・・・それは、1年の始まりの気持ち
雪の朝の、深々と、包み込まれるような静寂
子供の頃に感じた季節感
今回は、日本作家達が作品に託した愛を探して
日本のわらべ歌や童謡、童話など
和の世界を奏でます
1月20日(金)
【1st Stage】14:00~15:00
【2nd Stage】19:00~20:00
詳細はこちらからご覧ください
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徒然にちょっとだけ...
2012年1月1日
テレビの無い部屋で
1/20のソロライブのための調べ物に夢中になっていると
東京湾に停泊中の船が、一斉に霧笛を鳴らしたのが聞こえたので
年が明けたことを知った
昨年暮れの幾つかの
自分の心の奥に残ったライブのことなどを
言葉にして書き記そうと思いながら時は過ぎ
次ぎなるものへと意識は移行し
もう過去のことを言葉に変換する力を全く失ってしまった
過去の感動は言葉にならぬまま僕の心に積もり
別の何かに姿を変え
すぐに未来に僕の出口から発せられるのだと思う
(ギターの音か、文字か、もしくは涙などで)

12月のソロライブが終わってすぐ
1月のソロライブのテーマを模索してゆくと
年の初めのまだ何色にも染まっていない真っ白なキャンバスと
雪景色の白のイメージが重なる
そして12月にいただいたリクエストの中で僕の心に引っかかったフレーズ
「雪の日の朝のシーンとした無音の音を音楽にしてほしい」
無音の音...
雪の静けさの意味
そして汚れない白の意味
そこから次回のテーマを辿ってゆきました
過去の作家たちの作品と、その背景を
調べ、辿り、感じるほどに
抱え切れないほどの宝が舞い降りてきて
元旦から僕は息が上手く出来ないほどに心が充満しました
(苦しくて苦しくて...逃げ出したいほどに)
文脈がメチャクチャですが
そういう心で皆様に向けて
謹賀新年
明けましておめでとうございます
そして結局
誰もが健やかでありますように...

《クリスマスのおまじない》
まだ幼いキミが 「クリスマスおめでとう」と言ったその言葉は
真っ白な吐息となって
そしてそれはすぐに細かい氷の粒になって
キラキラ光りながら、キミの目の前を、ゆらゆらゆっくり落ちてゆく
それは目に見えないくらい、すごく小さな氷の妖精たちなんだ
そいつらを、厚ぼったい手袋で受け止めたら
逃がさないようにそっと握りしめて、その手でキミは大切な人の手を握るんだ
そうすると必ず、願いが叶うんだよ
僕の考えたこのおまじないを、きっとキミは覚えていてね
そしてキミが大人になってゆく中で
なんだかクリスマスが、つまらなく感じてしまうことがあったら思い出して欲しい
そして、もし、キミが、その時
喉元でつかえたように 「クリスマスおめでとう」と言えなかったら
小さな小さな溜め息でもいいんだ
その中にも氷の妖精たちは、いるんだよ
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温かさを文字にすると急に空々しくなり
歓びを文字にすると嘘臭く感じてしまい
反省を文字にすると途端に言い訳になってしまう...
なんて窮屈なんだろう。。。と
ソロライブを終えて
いろいろ感じているのですが
言葉に置き換えてしまうのがなんだかとても嫌なんです
ん~~~
とりあえず...
今回のセットリストを
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(M1)ホワイトクリスマス
(M2)クリスマスが始まるよメドレー
もろびとこぞりて
雪やこんこ
ウインターワンダーランド
ペチカ
(MC)「クリスマスのおまじない」朗読とギター
(M3)ザ クリスマスソング
(M4)戦場のメリークリスマス
(M4)アベマリア with 中川和泉
(M5)「Have your self a merry little X'mas & Oh holy night
with 中川和泉
(お話)「サンタクロースの手」
(M6)ジングルベル~赤鼻のトナカイ~(昼の部)G線上のアリア(訳あって途中まで^^;昼の部のお客様、ホントに申し訳ありませんでした)
(夜の部)AMAZING GRACE
(M7)カバティーナ
(M8)サイレントナイト with 中川和泉
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後記、
上手く書けないかな...
ライブの中でメッセージは全部出しちゃった
ってことなのかもしれません
そうそうそういえば
嬉しい気持ちにさせていただいたことがあります
今回のライブの中で僕がお客様に
「何歳までサンタクロースが居ると信じていましたか?」と質問して
その答えを聞くスペースを作らず、話をすすめてしまいましたが
いただいたアンケートの中に
「今でも居ると思って生きている」と書いてくださった方がおられました
サンタは夢の象徴
夢はある
と思った人のところに
不思議と夢の方からやってきてくれる
嬉しい気持には、また嬉しい気持が集まる
クリスマスに限らず
一年中
皆で歓びを育て合いたい
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今夜、蝋燭の炎にちょっとだけ
クリスマスの魔法をかけてもらおう
そして僕らは不思議の国のアリスとなって
青い鳥を探しに行こう
夢の入り口は、気付けばいつだって
僕らの目の前に開かれている
~ I Wish You A Merry Christmas ~
