坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。

2024-06-07 | 2024年第2回定例会

坂井の一般質問。今回は4項目取り上げました。ひとつずつ振り返ります。

🐤「小金井平和の日条例」制定から10年。 今こそ平和事業の拡充を。
🐤 新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。
🐤 再生可能エネルギー 100%電力の拡大を。
🐤 直接請求・市民請求による市民投票は、市民が行使できる直接民主主義の権利!

 

🐤 新庁舎に移るまでの維持は必須。築59年経った市役所本庁舎のいま。

小金井市議会YouTubeは
🐔ここ🐔から 

1965年竣工、耐用年数50年の市役所本庁舎は今年で築59年となります。

 

災害発生時に災害対策本部を設置することになっている本庁舎は、直ちに倒壊する危険は低いものの、新庁舎に移るまでの維持は必須です。年を重ねるごとに不具合が増えており、懸念してます。近年の不具合の状況を確認しました。

提出していただいた資料→市役所本庁舎における主な修繕状況 (←坂井ホームページ内)

 

修繕の方法は3段階!

現状・・・
1)まずは管財課の職員が現状を確認し、対応できるものはその場対応
2)職員では難しい場合、市が設備管理を委託している会社の社員1名か確認し、対応できるものは対応
3)それでも難しい場合、専門業者に依頼

坂井的には…
タイルの張り替えや雨漏りの初期対応も職員が行ってくださっているのが現状。本来、生じえない状況にご対応いただいている職員の方には感謝です。ありがとうございます。

 

近年増えているのは「水回り」の修繕

現状・・・
特に排水管は、クダを通過する様々な汚物が経年により付着し、破損しやすくなる。管財課の職員が、洗剤を注入するなど清掃に努めている。今後も排水管の劣化は避けられない。新庁舎の移転時期が決まっているので、新しいものに取り換えることには慎重にならざるを得ない。

坂井的にも…
懸念しています。2年ほど前の4階の給湯室は、洗い場の水が排水できず、給湯室床に水たまりが出現しては水がひき、また水たまりが発生し…を繰り返していました。2022年の12月末の議会終了後、、、コップを洗いに給湯室に、電気を付けずに入ったら、見事に水たまりにハマりました。水がひかないので、職員にお伝えして、「水たまり注意」の張り紙をしました。その後、水たまりは出現していませんが、2023年12月末には、給湯室前のタイルが剥がれていて、古布と「水もれ発生中。転倒注意」の張り紙がされていたこともありました。

 

「タイル」の剥がれは、管財課職員と施設管理の方で対応

現状・・・
2023年度は特に、3階廊下や会議室の一部で床タイルの剥がれが目立ったので、管財課職員と施設管理の方で対応した。引き続き、このような方法で対応していく。

 

台風や大雨で、雨水が流入する「サッシ」

現状・・・ 
サッシも劣化が激しく、 台風や大雨が来るとサッシから雨水が流入する。事前に大雨が想定される場合には、流入を防ぐため、前もって職員が対応をしている。窓枠を含めたサッシの交換は高額になることが想定されるので、今後の劣化状況を注視しつつ、雨水等の流入を防ぐためのより効果的な対応策を検討していきたい。

 

 

坂井的には…
より効果的な方法ってなんだろうと思いながらも。サッシはその通りで、本会議場の窓、サッシ にも新聞紙が置いてあります。私がいる会派控え室も雨が強い時には、水が入ってくるので常に新聞紙を常備。この前は、新聞紙が床に落ちているところに、ゲリラ豪雨がきて、水が入っている様子が目視でもよくわかりました。最初は驚きましたが、自分で対応できるので、こういうものとして対応しています。

 

原因特定が困難な「雨漏り」は年に1、2回ていど

現状・・・
年間で1、2件程度だけど、台風や大雨が原因による屋上や外壁の亀裂などが原因と思われる雨漏りがあった。雨漏りがあった場合、雑巾やバケツなどを使い、床に広がらないよう、職員等で初期対応はしている。現段階では、雨漏りの現象が「年に1、2回程度」なので設備管理会社も「雨漏りの原因特定することは非常に難しいのではないか」と言っていたとのこと。

坂井的には…
雨漏り、年に1、2回程度なので原因特定は困難とはいえ、1、2回は起きているのが現状です。この前、考え事しながら本庁舎階段をのぼっていたら、4階を通り越してしまいまして…、4階と5階の踊り場に、古布があることに気がつきました。落ちてるのではなくて、置いてあるぞー。と思って上を見上げたら、亀裂があって、水が壁をつたって落ちた跡もある。雨漏り対応。。。 

亀裂かぁ。と思って本庁舎の壁や天井を見ていると、何箇所もあることに気がつきました。。

 

総じて。

小金井市として・・
今後については、新庁舎への移転時期を見据えつつ、来庁者に対する安全確保や、職員の快適な職場環境を維持するためにも、設備管理の委託業者と連携しながら、必要と判断した修繕につきましては 適切に実施してまいりたい。

坂井的には…
近年の不具合で衝撃的だったのが、2022年8月1日の深夜、市役所本庁舎1階男子トイレの天井ボードの一部分が崩落したということ。7月31日が日曜日で、発生時刻も深夜だったので、人的被害が出なくて本当によかった。職員のみならず市民利用もあるので、平日の日中に崩落しなくてよかったです。

 

本庁舎の大規模改修についてはこれまでにも質問や答弁がありまして、2016年当時の試算では、6.5億円でした。社会情勢の変化も踏まえると、2023年6月時点ではおよそ10億円になるのではないかと考えている、とのご答弁もあったところです。
新庁舎竣工までおよそ4年。あと4年は、何とか建物として耐えていただきたいです。大切に使っていきたい。

 

 

 


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