坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

"公立保育園廃園方針”は1年延伸/「給食の指針」を今年度中に修正〜9月9日厚生文教委員会

2021-09-09 | 公立保育園廃園

 
 無理なスケジュールであることをようやく認識してくださったようで、スケジュールの1年延伸が示され、10月に説明会をやると報告がありました。市長も出席できるよう調整しているらしいです。陳述者も求めていたけれど「形式的な説明会にならないように。対話を。」という点に注目しています。

 民営化方針の時は、「保護者の理解を得ながら進めます」としていた西岡市長。廃園方針(案)になった途端に「説明を尽くします」に終始していて譲らず、どれだけ求めても「保護者の理解」について言及しません。
 
 「これまでの市の対応で、すでに保護者を混乱させているので、まずはこの間の対応を謝らないと対話にならないですよ」とお伝えすると、市長は素直に謝っておられました。
 
 あと、小金井市は「廃園方針(案)とさくら、くりのみ0歳児募集停止は別物」としていて、「同じものだ」と考える議員や市民に「誤解を与えてしまった」と説明しています。私も(市民も)誤解しているわけではなくて、出された方針(案)を理解したうえで発言しています。ここの認識の違いを整理しとかないと、説明会でも同じこと言われますよ。
 
 
 4,847筆の署名が集まった「利用者等との十分な協議・理解を得ないまま公立保育園の廃園への準備行為の中止を求める」陳情書は、欠席議員もいたことから保留にして予備日に送りました。
 
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 あと、学校給食・調理業務のさらなる委託について。小金井市は、今年度中に「学校給食の指針」に栄養士1校1人配置を明記できると答弁しました。複数の委員から求めがあったのでご対応いただけることでしょう。
 
 小金井市では、「学校給食の指針」を定めて、”より良い給食を目指して、今後の小金井の学校給食事業の指針”としてきました。
 小金井市は栄養士の1校1人配置が重要としています(実際そうだと思います)。「学校給食の指針」にこのことを明記すべき!と求めてきました。
 
 7月に開催された説明会でも、市民から求めがあり教育長が「指針を改定する時には、明記することを約束」しました。改定の時期が明らかにされていなかったので、今年度中に、事実に即した改定は行うべきとお伝えしたところ、前向きな答弁が出ました。
 指針は、2013年に定めて以降、一度も改訂されていません。国の「児童又は生徒1人1回当たりの学校給食摂取基準」は改訂されているのに、その事実も反映されずに2013年当時のまま。
 現状行っている取り組みや現在の基準を指針に反映する内容修正なので、議会に改定案や進級対照表を示していただき、改訂となりそうです。
 
 今後、給食の質をブラッシュアップするなど内容を変える時には、案を練り上げてもらい、パブリックコメントも行っていただきたいところ。
 
 9月14日の予算特別委員会で、委託に要する経費(限度額4397万7千円:債務負担行為)を含む予算案を審査します。議会が予算を可決すれば、以下のスケジュールで手続きが進むこととなります。
 
 

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