坂井えつ子の市議会ホーコク

2015年補選で初当選。2021年本選で三選致しました。市議会ホーコクや日々のことを発信しています。

7月22日 片山さんと坂井の議会ホーコク会&ゆずりは高橋あみさんお話し会&小金井阿波おどり

2017-07-22 | 日々のこと

坂井単独で行った議会ホーコク会は7月6日でした。

その後、今日までに、新福祉会館建設の市民検討委員会や、
市議会全員協議会があったので、主に、この件について意見交換。


市の計画がはっきりしないからか、私の理解が悪いからか、私の説明がヘタだからなのか、今後がみえてこないという旨の意見が多かったです。

議会においても、私には捉えにくい部分がありますので、「旧福祉会館にはいっていたもの」と「旧計画で新福祉会館に入る予定だったもの」で、今回の新福祉会館建設に入らないもの、の今後の整理は必須と考えています。

 



===========

午後は、「カエルdeバザール」にゆずりはの高橋あみさんをお招きしてのトーク。

 

児童養護施設を出た子どもたちは、ひとり生活することになる(ならざるを得ない)けれども、頼れるところがなく、”自立”を余儀なくされる。ブラック企業や女子の場合は、性産業にいかざるを得ない現実もある。

”自立”を余儀なくされる子ども達のニーズが多いことがわかって、なんとか立ち上げることができた事業なので、開設当初から相談は多かった。ちなみに、2016年度は、のべ23,000件を超える相談があったとのこと。

最近の傾向として、保証人に関する相談が増えている、と。住居の場合は、保証人会社がありますが、今は保証人会社に頼むために保証人が必要だったり、また、就職・パートやアルバイトの場合にも、物損などに備えた保証人を要するところ、大学や専門学校入学にも、学費のため保証人を必要とするところもあるというお話。お恥ずかしながら、これまでに聞いたことがなかったため、驚いてしまいました。

また、継続してある相談は、望まない妊娠の中絶。例えば、パートナーに逃げられたり、性産業で働いているがゆえに妊娠してしまったり、その責任は、女性が負わざるをえない現状。様々、意見は分かれるところだと思いますが、”自己責任”では済まされない現実があると思います。

 

すーべにあ文庫(百年書房刊)より『はじめてはいたくつした』が刊行されました


余談ですが、今回のブログの記事のなかで、嫌いなことばが2つあります。

ひとつは”自立”。

誰もが何かしらに依存して暮らしています。親や家族や周りの人だけではなくて、社会資源や行政も然り。困ったときに、相談できる人や場所、仕組みがあればいいんですよね。いわば、依存できる人や場所をどのように増やしていくのかが要だと考えています。依存というと、聞こえが良くない側面もあるので、目指すべきは共存。

もうひとつは、”自己責任”。
これは、他者に向かって使うべきでない言葉のひとつ、と考えています。自己を振り返った際に、”これは、自己責任だわ”という使い方はあるか、と思いますが、他者の立場を配慮しない物言いに受け取れるからです。


 あみさんの話のなかで、出会う子ども達は、望まない妊娠や、虐待を受けてきたり、、「生まれてきたこと」の意味を見いだせない場合もある、と。なので、「生まれてきてくれてありがとう」ではなく「生きてきてくれてありがとう」と伝えている。というくだりが、響きました。

===========

夜は、第39回小金井阿波おどり。人手が多いですね。
これだけの規模の運営、大変かと思います。お疲れ様でございます。






 



 

 

 



 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする