欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

わたしの印

2007-05-26 | poem
空はかぎりなく青いから。その純粋さを心に受け入れてみて。
あたりの空気はとてもすがすがしいから。その清冽さを心になじませて。

そうして、わたしはわたしだけのものになる。
わたしは純粋なわたしへと戻っていく。
あらゆるものに染まらない、ピュアなわたしへと。

わたしはわたしに戻って。しあわせに。
わたしはわたしのままで。喜びとともに。

ほほ笑むわたしは、わたしの心は、花のように明るて楽しくて。
遠くを望むわたしの瞳は、風のように清らかに広がっていく。

そう、わたしはわたし。
わたしはわたしに戻って。わたしの道を。
心はわかっているから。
不安があれば、それはわたしがわたしらしくない印。
わたしの道とは違う、そんな道を歩いているよという心からの警笛。

安らいだ気持ち。おだやかな気持ち。
それはわたしがわたしでいる印。
喜びがわいてくる気持ち。澄みきったいい気持ち。
それはわたしがわたしでいる印。

夜の砂漠を渡る旅人は

2007-05-26 | poem
はてしなく続く砂の世界。
頭上にははてしなく深い夜空と星々。
うねりの続く砂の大地を旅人は淡々と歩き続けている。
自身の目的の地へと。らくだを連れて。冷たい風のむこうへと。

月明かりにひっそりと明るい砂の大地。
なにもないこの世界は感覚を澄ましてみるとあらゆるものが存在している。
旅人にはその砂の世界はどう映っているのだろうか。
はてしなく深い夜空と星々。
そこには今までのことやこれからの未来までも啓示されているのだろうか。
旅人はそんな頭上の世界をどう見上げるのだろうか。
らくだは首をひくくして、旅人の後ろからついてくる。

夜の砂漠を渡っていく旅人。
明日は目指す都へとたどりつけるのだろうか。
淡々と砂の大地を歩き続ける旅人。
冷たい風に身を低くして、なおも歩みを止めない旅人。
明日はどんなことがあるのだろうか。
夜の砂漠を渡っていく旅人。
うねりの続く砂の大地を。はてしなく深い夜空の下を。
冷たい風の方にむかうように。豊かさのある都を目指して。