そのキュートなカバンにはたくさんの夢がつまっていて、あけると虹色の蝶々が青空へと飛び立っていくのです。
とある娘さん、いつも笑顔でいられるわけじゃないけど、そのカバンをもっていることで花のような気持ちを忘れずにいられるのです。
カバンはおばあちゃんからもらった素敵な誕生日プレゼント。ピンクを基調にしたやさしいストライプ柄。
目をくりくりさせておばあちゃんの言うこと。
"この街ではいろんなことがあるけれど、このカバンがあれば大丈夫。
心に明かりを欲しい時はこのがま口を大きくひらいてみなさい。
たくさんの蝶々がお前の願いをもって空へ飛び立っていくから。するとね、空からお前への愛がたくさん届いてくるんだよ。"
ある時、娘さんがカバンをあけると、あら不思議。いつもの街がちがったものに早変わり。
人の笑顔が、あざやかな車のカラーが、褐色の家々の屋根が、すべてが心にほほ笑みかけてくれるのです。
"だから言ったでしょ"って、そんなおばあちゃんのしたり顔と一緒に。
ひらいたカバンは、娘さんだけじゃなくて、通りを歩いていく人にも、屋根の上のハトにも、路地の片隅に丸まる猫にも、いたるところで心を晴らしてくれるのです。
なにかが空まで届いている。
おばあちゃんの不思議な魔法が。
"メルシー、おばあちゃん。夢を見るってとても大切なことなのね。"
カバンのそばにはいつしか集まってきたハトに猫に道行くおじさんに・・、みんな笑顔で空を見あげて。
とある娘さん、いつも笑顔でいられるわけじゃないけど、そのカバンをもっていることで花のような気持ちを忘れずにいられるのです。
カバンはおばあちゃんからもらった素敵な誕生日プレゼント。ピンクを基調にしたやさしいストライプ柄。
目をくりくりさせておばあちゃんの言うこと。
"この街ではいろんなことがあるけれど、このカバンがあれば大丈夫。
心に明かりを欲しい時はこのがま口を大きくひらいてみなさい。
たくさんの蝶々がお前の願いをもって空へ飛び立っていくから。するとね、空からお前への愛がたくさん届いてくるんだよ。"
ある時、娘さんがカバンをあけると、あら不思議。いつもの街がちがったものに早変わり。
人の笑顔が、あざやかな車のカラーが、褐色の家々の屋根が、すべてが心にほほ笑みかけてくれるのです。
"だから言ったでしょ"って、そんなおばあちゃんのしたり顔と一緒に。
ひらいたカバンは、娘さんだけじゃなくて、通りを歩いていく人にも、屋根の上のハトにも、路地の片隅に丸まる猫にも、いたるところで心を晴らしてくれるのです。
なにかが空まで届いている。
おばあちゃんの不思議な魔法が。
"メルシー、おばあちゃん。夢を見るってとても大切なことなのね。"
カバンのそばにはいつしか集まってきたハトに猫に道行くおじさんに・・、みんな笑顔で空を見あげて。
蝶が舞い降りて
虹色の魔法をかけたなら・・・
忘れていた希望のカケラが蘇る
makotoさんの詩は
いつも読んでいるときから
頭の中に映像のようなものが流れてきます
不思議です
毎日の生活の中でなにを書こうか、やっぱり模索する日々。
でも、読んでいてしあわせな気分に、魔法を信じられる気分になるものがあると、とても素敵ですよね。
そうしたものも今後書いていきたいと思います