欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

これからのキーワードは

2012-09-25 | essay



最近、ひとつ思うことがあるのです。
それはどう生きていけば素敵な生き方ができるのかということ。
いろんなプランが明確に、順序だてて目の前にあればいいのですが、そんなにはっきりしたプランがあって取り組めている人というのは少ないと思うのです。
グレーゾーンの多い時間の過ごし方。
そこをどういう立ち位置で、これからに向かい合っていけばいいのか。
人の意見はいろんな角度からいろんな表現で答えを出していきます。
しかし、そのどれもがまっすぐすんなりと自分の中に入ってくればいいのですが、そうとばかりはいかないことが多いのです。
そんなとき、わたしが目にしたもの・・。
楽しそうに作業をしているパティシエの姿でした。
まるで子供のような好奇心と作るものにワクワク感をもって躍動している。
そんなパティシエは言うのです。
人をしあわせにすること、そんなモノをつくり出すことにわたしは喜びと充実感を生み出しているのですと。

人をしあわせにするもの。
しあわせになる基準が人によって違うし、あまり明確ではないために、間違ったある種の自己満足に終わらないためには・・。
そのパティシエは言うのです。
子供の時に食べたあの味。自分はそれを口にした時とてもしあわせな気分になりました。
今でもその味ははっきりと思い出すことができます。味わいの中に感じる喜びとともに・・。

人をしあわせにするには、まず自分がどんな時にしあわせを感じていたか。
そこにヒントがかくされているよう感じがするのです。
人をしあわせにするもの。自分がしあわせに感じるもの。すべてが同じではないけれど、相容れるものがそこにあるような気がしてなりません。
しあわせな気分になっていたこと。
それを思い出して、深く探っていくことが素敵な生き方の道筋であると、そんなことを最近思うようになったのです。


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