必然的なヒストリー

クソムシが歴史系映像の感想を書いたり、妄想キャスティングしています。このブログは純度の高い自己満足で構築されています。

【功名が辻・感想レビュー】仏法の敵

2006-03-19 20:51:30 | 大河ドラマレビュー《功名が辻》

物語の冒頭、小りん女王様がまたもや登場!
そのクールキューティな誘惑に一豊も挙動不審&タジタジ。まるで、エルメスさんと会話している電車男みたいな態度でしたよ。りんの余裕たっぷりな態度と対照的でした。
しかも、その小りんとの出来事の一部始終を千代に話してしている最中も挙動不審!
現時点の一豊は正直者というよりは愚直な小心者と言った方が正しいかもしれません。彼は逝去するまで、このキャラ設定なのでしょうか?

そして今日のテーマでもある比叡山焼き討ちイベントが発生!
姉川の戦いで敗北した浅井・朝倉連合軍が比叡山に逃げ込んだ事から始まるこの仕打ち。
その前に加藤茶みたいなクシャミコントをした将軍様に拍手!
一人で勝手に有頂天ホテルな心地にある将軍足利義昭!
彼の先見性、状況判断能力の無さにはある意味、頭が下がります。

で、肝心の比叡山焼き討ちですが、「功名が辻」ではオーソドックスに明智光秀が焼き討ちに反対していました。ここ最近では、明智光秀が比叡山焼き討ちを献策した、という説もあるみたいですね。焼き討ちについての信長と光秀のやり取りは、原作通りの展開なのでしょうか?
老若男女を問わず3000名以上を大虐殺したこの戦い。ホームドラマ仕様で出来ているこのドラマでは、そのシーンは当然カットされていましたね。それどころか、秀吉は非戦闘員は逃がしていましたし。
しかしながら、「功名が辻」始まって以来の生々しい戦闘シーンであったと思います。
で、一豊が「こんな行為が許されるのか!」と憤慨していましたが、はっきり言って許されます。坊主が大名間の争いに口を出した、その行為がいけないわけで。
もっと言うなら、比叡山に逃げ込んだ浅井・朝倉連合軍がこの出来事の主犯といっても過言ではありません。
「寺院=何人たりとも手を出す事が出来ない」
という思い込みの甘さが命取りとなりました。合掌。。。

そして来週、遂に史上最強の武田軍団が上洛!(あくまで予定)
それに合わせて将軍様自ら挙兵!これで織田軍は一網打尽!
でも予告編では、何故か将軍様が有頂天ホテルからどん底へ突き落とされたようなお姿が!
さて、この始末はいかに!?


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (さくらこ)
2006-03-21 19:20:32
TBありがとうございました。

ブログ又はPCの調子が悪くこちらからTB送れません・・・どうしたことでしょう。

ちょっと厳しめのコメントもあり、なるほど、と思いながら読ませていただきました。



返信する
どうもはじめまして♪ (琉河岬)
2006-03-22 00:03:50
わざわざ、コメントありがとうございます!



TBの件は私にもよく分かりません。同じgooブログ同士なのにおかしいですよね。



でも、こうしてコメントを頂けただけで十分です。これからもよろしくお願いしますね。

お気遣い、ありがとうございました



返信する
はじめまして! (りっきー)
2006-03-22 07:52:50
こんにちは!TBありがとうございます。

僕のブログの方も、どうもTBが出来ないみたい

ですので、コメントにお邪魔させて頂きました。



叡山攻め、立場を利用し過ぎた感はありますよね・・・。

とは言え、普段は何事も無く見学に訪れる事が出来る

現代の平和に感謝しないといけませんね・・・。
返信する
どうもはじめまして♪ (琉河岬)
2006-03-22 22:29:26
どうも初めまして!

お気遣いありがとうございます



信長は一向一揆で肉親を亡くしているので、その一揆を扇動した本願寺、または信長を取り囲む敵大名への「見せしめ」として焼き討ちを実行したのかもしれませんね。

仏に対する信仰心が現代の比ではない戦国の時代ですが、本当に天台宗を信仰していた人は可哀相だと思います。

現代に生まれて良かったと不謹慎な事を思ってみたり。



これからも、よろしくお願いします!
返信する

コメントを投稿