満を持して行った文庫版「天上の虹」をキャスティング!
今回は後編です。
前編はこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/ryuga-misaki/e/b2f5b06b6c733f6d1887f281b01d3b0e
持統天皇が主役のこの漫画。物語自体は完結していませんが、文庫版で“第1期”と称して、鸕野讚良が持統天皇として即位するまでのお話が出版されています。
この物語は世代交代が激しいこともあり実年齢に合わせるために主役を始め主要人物を何人も交代させています。大河ドラマ等では、子役を除いて、1人の人物を1人の俳優が演じる事が普通で、今までもそうしてきたのですが、初の試みということで。
その関係で章割り形式でキャスティングをしています。
では興味のある方はどうぞ。
第3.5章「山吹の女」
大海人皇子即位~十市皇女自害まで
鸕野讚良皇女:観月ありさ
天武天皇:阿部寛
*
十市皇女:北川景子
草壁皇子(少年):神木隆之介
*
*
阿閉皇女(少女):成海璃子
大津皇子(少年):森本龍太郎
大来皇女(少女):永井杏
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額田王:稲森いずみ
*
大蕤娘(天武:夫人):中越典子
大江皇女(天武:妃):星野真里
五百重娘(天武:夫人):吉高由里子
鏡王女(天武:宮人):横山めぐみ
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氷上娘(天武:夫人):遠野凪子
耳面刀自(大友:妃):南明奈
カジ媛娘(天武:宮人):浅見れいな
新田部皇女(天武:妃):英玲奈
尼子娘(天武:宮人):江國香織
忍壁皇子(少年):菅田将暉
*
*
物部麻呂:寺尾聡
柿本人麻呂:HYDE
高市皇子:唐沢寿明
この章は天智朝→天武朝の時代の遷り変りだけを描いた、いわば引き継ぎともいえる章です。
第4章以降は少年たちが成長する事により、配役も準じて変わっています。
第4章「皇太子(ひつぎのみこ)」
薬師寺建計画~珂瑠皇子誕生まで
鸕野讚良皇女:天海祐希
天武天皇:阿部寛
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草壁皇子:小池徹平
阿閉皇女(草壁:妃):上戸彩
*
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大津皇子:市原隼人
山辺皇女(大津:妃):井上真央
大来皇女:蒼井優
*
額田王:稲森いずみ
*
御名部皇女(高市:妃):吹石一恵
川島皇子:伊藤淳史
大名児:比嘉愛未
忍壁皇子:勝地涼
五百重娘(天武:夫人):吉高由里子
鏡王女(天武:宮人):横山めぐみ
イメル:高岡蒼甫
アマメ:加藤夏希
多治比嶋:長門裕之
*
大蕤娘(天武:夫人):濱田マリ
大江皇女(天武:妃):加藤貴子
カジ媛娘(天武:宮人):小比類巻かほる
氷上娘(天武:夫人):遠野凪子
加能古:上原美優
志貴皇子:八神蓮
磯城皇子:高橋郁哉
新田部皇女(天武:妃):英玲奈
尼子娘(天武:宮人):江國香織
中臣意美麻呂:光石研
大伴御行:鈴木一真
阿倍御主人:清水綋治
*
*
物部麻呂:寺尾聡
県犬養三千代:椎名林檎
柿本人麻呂:HYDE
藤原史:市川海老蔵
高市皇子:唐沢寿明
第5章「朱鳥」
八色の姓制定~天武天皇崩御、大津皇子クーデターまで
鸕野讚良皇女:天海祐希
天武天皇:阿部寛
*
草壁皇子:小池徹平
阿閉皇女(草壁:妃):上戸彩
*
*
大津皇子:市原隼人
山辺皇女(大津:妃):井上真央
大来皇女:蒼井優
*
額田王:稲森いずみ
*
御名部皇女(高市:妃):吹石一恵
川島皇子:伊藤淳史
大名児:比嘉愛未
忍壁皇子:勝地涼
五百重娘(天武:夫人):吉高由里子
鏡王女(鎌足:正室):横山めぐみ
イメル:高岡蒼甫
アマメ:加藤夏希
多治比嶋:長門裕之
行心:伊武雅刀
*
大蕤娘(天武:夫人):濱田マリ
大江皇女(天武:妃):加藤貴子
カジ媛娘(天武:宮人):小比類巻かほる
泊瀬部皇女(川島:妃):上野なつひ
加能古:上原美優
志貴皇子:八神蓮
磯城皇子:高橋郁哉
新田部皇女(天武:妃):英玲奈
尼子娘(天武:宮人):江國香織
但馬皇女(高市:妃):小池彩夢
蠣杵道作:螢雪次朗
中臣意美麻呂:光石研
大伴御行:鈴木一真
阿倍御主人:清水綋治
*
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天智天皇(亡霊):佐藤浩市
*
石上麻呂:寺尾聡
県犬養三千代:椎名林檎
柿本人麻呂:HYDE
藤原史:市川海老蔵
高市皇子:唐沢寿明
第6章「持統天皇」
大津皇子処刑~鸕野讚良即位まで
鸕野讚良皇女:天海祐希
天武天皇:阿部寛
*
草壁皇子:小池徹平
阿閉皇女(草壁:妃):上戸彩
*
*
大津皇子:市原隼人
山辺皇女(大津:妃):井上真央
大来皇女:蒼井優
*
額田王:稲森いずみ
*
御名部皇女(高市:妃):吹石一恵
川島皇子:伊藤淳史
大名児:比嘉愛未
忍壁皇子:勝地涼
五百重娘(天武:夫人):吉高由里子
イメル:高岡蒼甫
アマメ:加藤夏希
多治比嶋:長門裕之
行心:伊武雅刀
*
大蕤娘(天武:夫人):濱田マリ
大江皇女(天武:妃):加藤貴子
カジ媛娘(天武:宮人):小比類巻かほる
泊瀬部皇女(川島:妃):上野なつひ
志貴皇子:八神蓮
磯城皇子:高橋郁哉
新田部皇女(天武:妃):英玲奈
尼子娘(天武:宮人):江國香織
但馬皇女(高市:妃):佐藤千亜妃
穂積皇子:中村蒼
蠣杵道作:螢雪次朗
中臣意美麻呂:光石研
大伴御行:鈴木一真
阿倍御主人:清水綋治
*
*
石上麻呂:寺尾聡
県犬養三千代:椎名林檎
柿本人麻呂:HYDE
藤原史:市川海老蔵
高市皇子:唐沢寿明
後編は全体的に配役の平均年齢が低い仕上がりとなっています。
若い役者中心配役なりにも、少し工夫をして絶対にドラマには出演しなさそうな(特に脇役で)方々もキャスティングして、お金をかけた豪華に見える配役を心がけてみましたがどうでしょうか。
“重み”という点ではベテラン俳優陣が少ないので、どうしても軽くなりがちです。しかし、史実では鸕野讚良より年下なのに、その役の天海祐希さんより明らかに年上と分かる役者さんをキャスティングするのには抵抗があったので・・・。
高市皇子役の唐沢寿明さんのキャスティングが精一杯の年齢差異許容範囲ということで。
文庫版以降のお話はコミックス(既刊20巻、09年7月21日現在)で読むことが出来ますが、手許にないので妄想キャスティングはここまで。
文庫版以降のお話が本当の“持統天皇”のお話なのですが(笑)
面白い新キャラも登場しキャスティングのしがいがある構成になっているのに少し残念。早く文庫版で続きが出てくれないものでしょうか。待ってますよ!
では、今回はここまでに致しとうございます。
・持統天皇:淡々と粛清を行う阿久津真矢。ちなみに子供ん時はその教え子(以下略)
・柿本人麻呂:5-7-5-7-7をロック調で。
・阿倍御主人:はメイドのコスプレ(お粗末)
・元明天皇:この二人じゃ顔つきも演技力も(以下略)
ところでこの時代の皇族のお名前、奈良県を中心とした地名が多いのですが、中には「これどこの地名?」というお方がおります、川島皇子の「川島」ってどこなんでしょねぇ?
あと最近知ったのは、某セレブタレントさんの芸名、Wikiによると持統天皇の本名が由来とか。
てっきりスペイン語の「1」かと思うてました。
おまけで「天地人」のキャラの感想。
・北条氏康:早乙女太一が成長したら伊吹吾郎になる(お粗末)
なお氏康の子孫は五色のヒーローの後見人(番組違う)
「石垣山一夜城」は今回初めて知りました、前回の「功名が辻」には出て来ませんでしたから。
Wikiには「一夜で出来たように見せかけて北条軍の戦意をくじいた」とありました。
冷静に考えたらあんなでっかい城一晩で出来るはずないってわかります、よっぽど北条氏政は冷静さを欠いてたと思われ。
>エントリ以上に知らない人物が多くてピンと来ません
私も天上の虹を最初に読んだ時は人物関係が難しすぎて混乱しました。皇子の数とその妻たちが多すぎです。(笑)
ドラマ化される時は、常に人物相関図が画面の右下辺りに表示させておく必要があるかもしれません
>・持統天皇:淡々と粛清を行う阿久津真矢。ちなみに子供ん時はその教え子(以下略)
そういえば、そういう関係にありましたね!同じ人物なので、ややこしくなりそうですが・・・。それにしてもドラマのタイトルが「女王の教室」。狙ったわけではありませんが、奇妙な因果を感じました。
>・阿倍御主人:はメイドのコスプレ(お粗末)
これは思いつきませんでした!一本取られました。爆笑させていただきました!!
>・元明天皇:この二人じゃ顔つきも演技力も
元気はつらつ、丸顔、というところで上戸さんに。演技力は端っから期待していません(爆)。
>川島皇子の「川島」ってどこなんでしょねぇ?
三重県四日市にある地名だと思っています。
川島皇子は河島皇子とも書くそうで、この四日市の川島地区も河島地区と書くこと、三重県の伊勢は大和朝廷にゆかりのある地でもあることから勝手にそう思いました。
文献等で調べたわけではありませんので、誤りでしたらご勘弁の程を・・・。
>なお氏康の子孫は五色のヒーローの後見人
シンケンジャーにご出演されたんですね。何だか伊吹吾郎さんの俳優の格が落ちたような(シャレではありません・・・)
>よっぽど北条氏政は冷静さを欠いてたと思われ。
北条びいきの方には申し訳ないのですが、北条氏政は豊臣秀吉の敵ではなかったのでしょうね~。後、城の話ですが、私は昔「城壁がハリボテだったから早く完成できた」と聞いたことがあるのですが、間違いだったようです。
よもやこのドラマから学ぶ事があろうとは・・・。勉強不足でした。
当時、中国大陸や朝鮮半島にあった王朝の
人間を加えたら面白いかもしれない。
イメージとしては、中国からは
レッドクリフのフー・ジュン、
韓国はからは
今度nhk海外ドラマで放映する
「イ・サン」のイ・ソジン
で宜しいでしょうか。
結構アジア同士では映画やドラマに
出演することが多いですよね。
>当時、中国大陸や朝鮮半島にあった王朝の人間を加えたら面白いかもしれない。
百済からの亡命者や、唐から漂流してきた人物をオリキャラで入れるのは面白そうですよね。
日本史編纂で、天皇家の扱いで揉める役人を見て辟易する場面とか良さそうです。
フー・ジュン、イ・ソジンが出演されたら、凄く豪華で画面が映えると思います!
鎌足―不比等一家の話なら興味あるのですが。
同じマンガつながりで、「ブラック・ジャック」をドラマ化したらどうか?なんて考えています。
ドラマ版では本木雅弘版は知ってますが、Wikiで調べた所宍戸錠(!)、加山雄三(え?)、隆大介(ほほぅ)が演じているようです。
個人的なイメージから、配役は以下の通りです。
ブラック・ジャック:佐藤浩市
ピノコ:森迫永依
*この子以外はちょっと思いつきませんでした
ドクター・キリコ:田辺誠一
やって欲しい回がありますので、追々と出してみます。
コメントありがとうございます。
>鎌足―不比等一家の話なら興味あるのですが。
鎌足主役なら、最近では岡田准一さん主演の「大化の改新」でしょうか。
不比等主演のテレビドラマは見かけたことがないので、やってくれると嬉しいですね。
>同じマンガつながりで、「ブラック・ジャック」をドラマ化したらどうか?なんて考えています。
加山雄三、本木雅弘のブラックジャックは知っていたのですが、宍戸錠のブラックジャックは初耳です。
物凄く悪役っぽいブラックジャックになってそうですね(笑)
佐藤浩市のブラックジャックはハマリ役だと思います。深みのあるブラックジャックになりそうですね。
因みに彼には妹がいますが(99.9パーセントの水)、ドラマに登場すると以下の配役になる?
田辺キリコ:真木よう子(海水浴シーンは楽しみです、失礼)
谷原キリコ:小田茜(そういえば二人が兄妹役だったドラマが・・・こちらも医療ドラマ)
どちらにせよ勝気な妹になるような。
それより少し後、ブラック・ジャックの同年代なら誰がいいか?と思い想像した結果、豊川悦司がいました。
『炎立つ』での殺す側と殺される側の再会に。
>ドクター・キリコ役について前に挙げた人の反応が良くなかった?雰囲気だったので
いえいえ、そんなことはないですよ!全くの誤解です。私自身がドクターキリコというキャラを知らなかったので感想を控えさせてもらった次第で・・・。お気遣い頂き、本当に申し訳ないです。
Wikiでどんなキャラか調べてみましたが、キャラ設定だけを考えると田辺誠一さんか豊川悦司さんが似合うような気がします。厭世観を前面に出した演技をしてくれると物凄いハマリ役になる気がします。
谷原さんは見方によってはギャグになってしまうかもしれません(笑)
役者さんでなければ、キャラやビジュアル的に「完全自●マニュアル」の鶴見済さんが案外似合うかもしれませんね。
>因みに彼には妹がいますが
「外見は似ているが性格は兄と正反対」というキャラなんですよね?
真木さんの幸薄そうな感はしっくりきますよね。華やかさや派手さは無いけど美人、的な女優さんに演じて欲しいと思います。
飛びついてしまいましたわ~^^;
原作ファンなもんで。。。
鸕野讚良、志田未来→観月ありさ→天海祐希
良いですね~(*^^*)
菅野美穂→常磐貴子。。。だと弱すぎでしょうかね。
草壁皇子→神木隆之介は合いすぎで鳥肌ものです♪
私はコミック版で集めているのですが、最新刊は
どこまで進んでいるのか、自分が持っているのが
最新刊なのか、発行が遅すぎてもはや解らなくなってきました^^;
早く、新しいのが読みたいです。
>原作ファンなもんで。。。
私も里中作品の中では、この漫画が一番好きです。讚良の人生観がくっきりと表現されていて、読んでいてとても楽しいです。
>志田未来→観月ありさ→天海祐希良いですね~(*^^*)
ありがとうございます。
負けん気の強そうな女優さんを選んでみたところ、自分で言うのもなんですが、かなりピッタリな配役が出来たと思ってます。(笑)
>菅野美穂→常磐貴子
菅野さん、いいですね~!!!
内面の強さを感じさせる讚良になりそうですよね。
常磐さんは言わずもがな、文句なしに似合うと思います。
>最新刊なのか、発行が遅すぎてもはや解らなくなってきました^^;
12月11日に最新刊の21巻が発売されるようです。何年ぶりの発刊かは分かりませんがチェックしようと思ってます。