必然的なヒストリー

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【義経・感想レビュー】「静、舞う」

2005-11-26 20:48:04 | 大河ドラマレビュー《義経》
「しずやしず」というタイトルでは分かり難いです。

というわけで今回、冒頭で佐藤忠信が犬死しました。
あんまりな展開です。呆れ果ててしまいました。
もう、何も言いますまい・・・。

そして鎌倉へ護送された静御前。
頼朝らの脅しにも物怖じとせず、毅然とした態度を見せ付けました。
反面、自分の赤子を亡き者にされたと悟った時のあの怒り。
なかなか良い仕事をしますね、石原さとみさん。
それに受けて立つ、北条政子。
あくまで冷徹な態度を貫き通す財前さんの演技も流石です。

鶴岡八幡宮での舞の奉納。
義経では名場面の一つです。
静の舞と義経が山伏姿で乱舞する姿&舞い落ちる紅葉!
ビジュアルとしては、「義経」の中でもトップではないでしょうか。
石原さんは何でも、舞の練習を2ヶ月間続けたそうで。
見上げたものです。
そして、通説通りに政子が静を褒め称え、彼女は京都に帰っていくわけですが
不思議なのは頼朝。
何してんだ、アンタ。
「何で義経を想うことを言うんだよう!」
と、怒鳴りつけるのがアンタの仕事ではないのか。
なんで、ずっと黙ってたんですか。
しかも、スンナリと政子に同意して静御前を放免します。
あの表情から頼朝の心情を悟るのは難しいですよ、中井さん。
新緑の季節なのに落葉が舞っている事に呆れて言葉が出なかったのですか?

そして残り3回となった「義経」

47話「安宅の関」
48話「北の王者の死」
49話「新しき国」
でしたっけ。
テレビ情報誌の義経特集を見ると、
必ず石橋蓮司さんのアップ写真が写っています。
彼がここまで、クローズアップされるのは稀ではないでしょうか。

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