貴 (山口) 永山本家酒造場
今年の純米吟醸「雄町」生原酒も完売!
ここでまったりとした旨さ、ちょい熟成香のある
一年熟成純米吟醸「雄町」生原酒が入荷
それと一緒に、しばらく新酒待ちだった「濃醇辛口純米80」も入荷
雄町の生熟は飲むまではドキドキでしたが、
ダレダレではなく輪郭はしっかりとありました。
辛口は昨年はちょっと辛すぎたので
今年はそのあたりのバランスを上手くとっています。
酵母を9号から7号に今年よりチェンジ これが功を奏したか!
「東洋美人」に次ぐ長州のもう一人の若き酒造家「たあぼ」
「蔵探訪記 貴編」
「宇部空港」に着いた時は雨、風強く こりゃバッド・コンディションと思いきや
蔵に着く頃には青空がのぞきいい感じ
元町役場という事務所はレトロな雰囲気 宅急便の旗がはためいています。
台風の時に飛んだという瓦屋根も確認 確かに蔵の修理は大変
太い梁が歴史の重さを感じさせます。 「室」は2階に新しく改築しました。
仕込み蔵で何かと話をする「たあぼ」 私には見えないものが見えるのかもしれません。。
ほぼ仕込みは終了し上槽、火入れに移っておりました。
貯蔵庫の裏には契約の田圃があり「山田錦」や「日高見」平井社長の依頼による
とある米の種籾を密かに栽培 これは後何年後かにお披露目になるでしょう。
この日は「スーパー晩酌酒」候補酒
今年初チャレンジの山廃純米と辛口80を試飲
山廃以外は「貴」らしくてOKかな
山廃は味に「貴」のフレイバーが出てきてからの発売を希望します。。
やまぐちらしい酒を詰めて全国へ
初めて仙台で名刺交換をしてお取引までちょっとあって
そんなに日は経っていませんが、酒質、熟成に対する感覚が
「はりきり企画部」と通ずるものがあります。
そこが「はりきり企画部」から次々と無理難題を吹きかけられる原因かも・・・
長州の若き志士達が日本酒業界に新たな「日本酒維新」を
起こさん事を期待します。
「たあぼ」はこれからもおおらかで飲み飽きしない
「後ろ姿の綺麗な酒」を醸して下さい。
PS 萩の温泉で話した足の疾患はお陰様で完治致しました。