フェルナンド・モンティエルノニト・ドネア戦
戦いは非情である。
11度目の防衛を果たすべく「長谷川 穂積」が選んだのは、
WBO(※日本では未公認の団体)で
フライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級を制覇した「フェルナンド・モンティエル」
長谷川がもつ「WBCバンタム級」タイトルをかけた名目上は王者統一戦
強豪ではあるが5年間で10度防衛の果たした「長谷川 有利」の声の中、
終焉は4Rに突然やって来た。
4R終了間際、モンティエルの放った左フックが長谷川の顎にクリーンヒット、
ロープまで後退する長谷川に対し追い打ちの連打、
手の出ない長谷川をみてレフリーが試合をストップ!
日本中が落胆した瞬間でした。
再戦を熱望するも交渉が難航し、減量苦もあった長谷川はフェザー級へ転向
みごと無敗のファン・カルロス・ブルゴスよりタイトル奪取!
一方 長谷川よりタイトルを奪ったモンティエル。
長期政権を築くかと思われたのですが・・・・
一人の怪物が立ちふさがりました。
「ノニト・ドネア」 アメリカで活躍するフィリピン選手
第2のパッキャオとの呼び声も高い2階級制覇した選手。
モンティエルに勝てば3階級制覇となります。
では驚愕の結末は こちらで
モンティエル 対 ドネア Nonito Donaire vs Fernando Montiel
「ノニト・ドネア」 スピード、破壊力、ディフェンス、 1級品です。
1Rの見せたカウンターでの左フックのイメージを2Rに炸裂させました。
モンティエルも勘の良い選手で1Rの左フックもヘッドスリップしながらダメージを軽減しています。
しかし2Rのパンチは凄い!!
モンティエールはまったく予期せぬところからパンチが来た感じじゃないでしょうか!
剣道で言う「抜き胴」ですね。
数試合「ノニト・ドネア」の試合を見ましたが、パンチスピードと破壊力がずば抜けています。
WBAバンタム級チャンピオン「亀田 興毅」との統一戦もみたいですね。
モンティエルが再起すれば挑戦を受けるというのも面白いですね。
亀田にとってはいずれにしても危険な試合になると思いますが、
「長谷川」の仇討ちも兼ねて実現してもらいたいですね。