地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成20年9月25日(木) 曇のち晴  稲刈り

2008-09-25 20:11:36 | 会津娘レポート


会津娘 レポート  稲刈り in 2008 

米からはじまる酒造り

9月14日(日) 奇しくも「若手の会」と同じ日
会津若松 門田町では「会津娘」の収穫祭・無農薬栽培「五百万石」の
稲刈りが行われました。

 
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      ※画像提供 「植木屋商店」 サンクス! 

米作りから始める「酒造り」を実践する「会津娘」 高橋 亘
今回の「汚染米流通」をどう思ったのでしょうか。

では「あっ君」お願いします。

「会津娘るぽ」

日本酒は、お米と水から作られます。

よく目にする日本酒のコピーといえば
『厳選した(あるいは良質の)酒米と○○の名水で仕込んだ・・・』という
文句が浮かぶ方も多いかと思います。

日本酒の面白いところのひとつは、造り手によって酒質が決まるところであり、
誰が何処で、どんなオモイをもってお酒を仕込むのかが、
そのお酒にとって大切なアイデンティティとなります。

とはいえ、その酒質の基幹となるのはやはり原料である『米』『水』。

どのような酒を、自分たちは造りたいのか。
どのように呑んで頂きたいのか。

水との相性、蔵人の技量、蔵の方向性によって、米を選択します(酵母も然り)。

現在50種を超える数の酒造好適米が国内では栽培され、
酒造用原料として用いられており、新しい品種も年々開発されています。
かつての『山田錦絶対』といった価値観は過去のものとなりつつあり、
全国で、その土地々々、蔵々にあった米を選択し、
米の特質を生かした多様な味わいの酒が造られるようになりました。

もちろん、その中には酒造好適米だけではなく、
ササニシキ、コシヒカリ、日本晴等々、
いわゆる一般米も選択肢として当然あることでしょう。

酒造好適米の市場流通価格は品種によりますが
1俵14,000~19,000円前後が相場で(2007全農実績)、
より良質の酒米を求めれば当然入手も困難が増し
価格も前述の限りではありません。

そんななかで中小の酒蔵が進むべき方向性は・・・という問いに
全国の酒蔵は今もそれぞれ自分たちの信じる道を
自分たちの信じる方法でもって、ひた進んでいます。

そのひとつの成果が、先述した百花繚乱のごとき地酒文化となって
いまの時代花開いたことなのではないでしょうか。

そこには当然、そんな新たな和酒文化を支え、励まし、共に歩んできてくれた
販売店、料飲店、消費者があり、皆様の存在なくして今の日本酒はありえません。

当蔵も、自分たちにしかできない酒造りを求めて試行錯誤を重ねてきました。
会津の穀倉地帯に蔵を構え、自社田に囲まれた立地をいかし、
自家栽培米を中心とした地元産酒造好適米100%の純米酒造り。。

大切な主原料である酒米を自分たちで栽培し、ここでしか造れない酒を仕込み、
顔のみえる商売をしていきたいという私たちの仕事を支えてくれたのは
やはり酒販店、消費者の皆様でした。

もっとも、よりよい「酒米」を全国に求めて至高の酒を
自らの手で醸すという仕事はもちろん酒造りに携わるものとして
当然考えることであり、地酒の醍醐味のひとつで、
私の大好きなそんな蔵も数多くあります。

しかしいうところの『マーケティング理論』ではむしろよりコストパフォーマンスを
追求することのほうが大切な場合が多いでしょうし、
そのような酒蔵経営ももちろん否定するものではないと思います。

なんであれ、私たちが造るのは工業製品ではなく、
もちろん芸術品でもないでしょう。 

嗜好品ですが、なにより食品であり、何よりも安全と信頼であると考えます。
では、その安全を約束し、信頼に足る商品・蔵であるためには何が必要なのか、
今回の米の問題で改めて、和酒業界全体が問われているのではないでしょうか。

今回の件で私が懸念することのひとつが、和酒文化入り口に立とうとしている
消費者層の本格焼酎・日本酒敬遠です。

鳥インフルエンザ、狂牛病、食肉偽装等々、近年のさまざまな問題のたびに、
もともとあまり好んで食べてはいなかった消費者はそれぞれの問題をきっかけに
口にしなくなってしまった例がとても多いのではないでしょうか。

同じように、これからこの素晴らしい和酒の世界に迎えるべき人々の何割かが
おそらく今回の問題で和酒文化に背をむけてしまうとすれば、
それはとても寂しいです。

宮城県の名醸蔵、平孝酒造では8年もの歳月を掛けて
『山田錦』の父母種である『山田穂』『短稈渡船』という二品種を復活させ、
蔵元の「オモイ」をのせて商品化しました。

商品の詳しくははりきり企画部さまに譲るとして、
“ハート”とソフトが絶妙に合致したスバラシイ試みとスバラシイお酒です。

先頃縁あっていただいたこの2本の純米大吟醸『日高見』を飲みつくづく、
米から造られる日本酒の面白さと可能性を改めて強く感じました。

こんな素敵な和酒の世界を今トーンダウンさせてはいけません。

アプローチ方法は蔵それぞれですが、『米からのはじまる酒造り』、
(もうすでに全国各地で多くの蔵が取り組んでいます!)
改めて見直すよいきっかけにして、
ますます日本酒をおもしろい世界にしていければ!と、考えています。

ありがとう 「あっ君」

まもなく「会津娘 ひやおろし」入荷!

お酒は20歳になってから 「ひやおろし」は10月になってから!
熟成で味の乗ったお酒こそ「酒米」に対する最大の恩返しです。

 


平成20年5月27日(火) 晴  田植え

2008-05-27 20:42:36 | 会津娘レポート


会津娘 今年の田植え始まる

味ノマチダヤ試飲会と同じ日 会津娘では今年の田植えが始まりました。
いつもの様に酒販店、飲食店、会津娘ファン 
総勢110名の応援団が集まったそうです。

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今回は田植え以外にも地元酒販店「植木屋商店」さんが中心となって
「利き酒」や「会津旨いもの」、「フォトコンテスト」などイベントも盛り込み
「会津娘」を多角面より楽しみ知ってもらい
より日本酒を身近に感じて頂くべく頑張ったようです。

こういった事の積み重ねが大切です。

東京都と同じく雨模様から「田植え」の頃には雨もあがり
まずまずのコンディションで始まったようです。

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これからも各地で「利き酒会」やこういった蔵を使ったイベントも
造りの前まではいろんなところで開かれます。

もしお近くでそんなイベントがありましたら思いきって参加してみましょう!!
日本酒の素晴らしさにきっと気がつくはずですから!!

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「あっ君」ベイビー  明佳(はるか)ちゃん
すくすく育ってます

 


平成19年12月26日(水) 晴  会津娘るぽ

2007-12-26 14:47:00 | 会津娘レポート
会津娘レポート 

    2007年 最後のご挨拶 

「貴・たあぼ」の西日本と違って冬らしい冬を迎え
仕込みも順調に進む「会津娘」あっ君から
今年最後のメッセージ


今年も残すところ1週間となりました!

仕込作業・出荷作業がともに大詰めとなり、
例年と変わらずせわしない毎日が続いています。


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酒造組合皆で松尾様に醸造安全祈願にもいってまいりました。


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会津若松市内に分祀されている松尾神社


今年はいくつか、新しい試みに取り組んでいます。
また新たな課題も設けました。
結論が出るのはまだもう少し先ですが、まずは1月下旬、
最初の新酒蔵出しが、そのひとつの答となるはずです。


10月からはじまった今期の仕込みも、
年内最後の蒸しは27日、一応その日が仕事納めです。
しかし蔵の中には5本の醪と2本の酛が年を越しますので、
年末年始も蔵人交代で醗酵管理に当り、年末年始も
こゆるぎなく酒造りは続きます。


そして1月4日からまた全員揃って再スタートです!


私が蔵に帰ってきた十数年ほど前までは、
大晦日と正月三ヶ日以外は休み無く仕込作業があるのが普通でした。


蔵人と蔵の体制も時代に沿って変化してきましたが、
今も昔も、この時期でも仕込優先お酒優先の体勢はそう変わりません。


出荷業務も、年末年始休まず営業される
全国のお取引酒販店のご注文に答えるべく、
ギリギリまで臨戦態勢ではりきって頑張ります。

頑張ります。




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「会津娘」 天地自然 豊醇純米 1.8L 2600円
※14号酵母で仕込んだ特別バージョンも入荷

9号酵母で仕込んだレギュラー「豊醇純米」は1/末~2/上に
「おりがらみ 生酒」として登場予定

お楽しみに

 


平成19年12月12日(水) 晴のち曇  会津娘るぽ

2007-12-12 20:58:36 | 会津娘レポート

会津娘 今年の造りも絶好調!!

どんなに忙しくても「会津娘レポート」を楽しみにして頂いているお客様へ
あっ君はメッセージを贈ります。

今年も上々の経過のようです。 
来年1月後半には新酒純米第1弾「雪かすみの郷」が出荷!! 乞うご期待

ではラーメン禁断症状の出始めたあっ君お願いします。


本年も残すところ20日をきりました。

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       11月には初雪も降りました。

気忙しい毎日が続いている中、嬉しいことも。

それは新酒の上槽です。
蔵では今日までに5本の醪が、お酒になりました。

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しぼりたての新酒の味わいには、身体も心も癒されます。
無事お酒がひとまず出来たことに、心のソコからほっとします。

この達成感と、一本搾るたびに出てくる課題、それをどう解決していくか?
それがこの仕込時期のいちばんの楽しみではないかと思います。

搾りたての新酒は精製処理を重ね、姿を整え、やがて商品となります。

出来上がった新酒をはたしてどんな状態で皆様にご提案できるのか、
どのタイミングで蔵出しするのがそのお酒にとって最良なのか。

全てのお酒を、最高の状態で味わっていただけるよう、
今期も最善を尽くします。

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蔵特製『天日干し』干し柿、無事完売いたしました。
ありがとうございました。

らーめん大好き

「会津娘 芳醇純米」は蔵切れ中 2月中旬の新酒「おりがらみ」待ちです。
マチダヤでは14号酵母を使った「天地自然」をこれよりご案内致します。
同じ「五百万石」を使った酵母違いです。 お楽しみに

 

 


平成19年11月11日(日) 曇り  会津娘るぽ

2007-11-11 00:31:25 | 会津娘レポート

会津娘レポート 仕込み開始編

今年も暖冬なのか? 北方よりいよいよ造りが始まりました。
間もなく新酒が出来てくるところもあるようですが、
本格的には年明けよりマチダヤでは扱う予定です。

会津娘もスタッフ全員集合の本格スタートとはいきませんが、
年間雇用の蔵人によって少人数ながら造りが始まりました。
ただ人が少ない分大変のようですが、酒質にその影響はありません。
抜群のチームワークでこなしていきます。

ただ『ラーメン欠乏症』はあっ君 否めません。
そのうち「元気の素」送りますからそれまで地元のラーメンでしのいでくれ!!

それではあっ君お願いします。 


会津はすっかり冬の気配となってまいりました。
今週の平均最低気温は4度、最高気温は11度。
紅葉もぐっと鮮やかさを増しました

蔵では、先月より今期の酒造りが始まりました。
現在蔵の中には5本の醪が並んでいます。
全て会津娘 純米酒となる醪です。

12月にはスパ晩酒となる予定の、本醸造の仕込みも入ります。
より穏やかで爽やかな、かつさりげない晩酌酒を目指し
今年も継続していきます。 

プレ3の純米吟醸も年内最後に仕込みに入る予定です。
KITAブランドの品あるボトルに負けない、重厚かつ穏やかな
純米吟醸酒となるよう、より造りの精度をあげて取り組んでいきます!

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全量酒造好適米使用のため限定吸水は欠かせません。
丁寧かつ迅速な原料処理が求められます。

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↑そしてここが!会津娘流洗米器の工夫点。
(ぱっと見はよく分かりませんが・・・)

トップランナーたるどのお蔵さんもそうですが、
道具は道具、自分なりの改造・工夫が出来るくらいに
呑み込んではじめて、どんな道具も活きてきます。

当蔵でも蔵内の全ての設備を自分のモノとすべく、
蔵人一同、創意工夫の毎日です!

images はなみず垂れててもはりきります!

※あれ? 俺じゃないの?

毎年恒例の「見知らず柿」の干し柿作りと並行しながら
仕込みは続きます。 

来年の春には完全燃焼 

   
         我が造りに一片の悔いなし!

 

 ※加奈ちゃんマチダヤデビューおめでとうー
  浜省命です! イソーイージー


平成19年10月6日(土) 会津娘るぽ 木枯し篇

2007-10-06 11:57:35 | 会津娘レポート

会津娘レポート 木枯らし編

稲刈りも無事終了しいよいよ今年の「会津娘」の仕込みも近づいてきました。
こちらもなんとなく緊張感が伝わってきます。

その前に明日は味ノマチダヤ秋の大試飲会!!
45蔵の日本酒蔵元様をお招きしての試飲会です。
約300名の飲食店様がご参加ですので 
蔵元様ははりきってプレゼンの方お願い致します。

※HPより一般の参加者の方も限定で募集しております。
 興味のある方は是非ご参加ください。

今、USAよりレポートを送ってくれている
久慈 浩介さんとは農大の同級生です 

ではあっ君のレポートです

10月に入って3日目、10月3日にはついに朝の気温が10度を下回りました。
さすがに寒くなりました。
海の向こう側はどんな空模様でしょうか。

先日、今年の酒米入庫計画が出来上がりました。
これから、10月15日からの仕込開始にあわせて
順次蔵に酒米が入庫していきます。

皆様にご協力いただき先月無事収穫を終えた
自社田の
五百万石は、無農薬栽培田が6.5俵/反、
その他のほ場が9~9.5俵/反と、昨年より若干少なめ、粒も小さめ。
7月の気温の影響が大きかったそうです。
         
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等級は無農薬栽培田が2等級、他はほぼ1等級となりました
   
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今年の県内産は、イモチ病カメムシ被害が例年より多く、
等級が下がり傾向とのこと。
これも7月の気候の影響が大きいそうです。

この後、詳しい米質分析の結果がでます。
それを踏まえて今年の五百万石の酒造りの
おおまかな指針を決定し、あとは実際にお米を使いはじめてから、
今年のお米の性格をつかんでいき細かく軌道修正しながら、
今年のお米にとって最良のお酒となるよう、仕込みに打ち込んでいきます。

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      着々と、準備が進みます

長期予報によりますと例年よりやや暖冬とのこと、
日本酒は今年もますます、造り手の技量が問われる年となるようです・・・!

さて、今週末は早くもマチダヤ秋の試飲会、奇しくもその日は
東京農大にて私が4年間在籍しました部の全日本大会。

今年現役の学生さんたちが8年ぶりに会津の猪苗代町に夏合宿にやってきた
この年に、私の東京出張日が彼らのハレの舞台と重なることとなりました。

大会には残念ながら応援に伺えませんが(その時間は駒場エミナースにて)
現役の皆さんの活躍を心より応援しています。

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※あっ君は心身とも鍛え今年も真摯に酒造りを始めます。
  がんばれ! 農大・少林寺拳法部! 

本日は仙台の某酒販店様の利き酒会とのこと
「連ちゃん」の方もいらっしゃるようですが、体調は万全で お願い致します。
 


平成19年9月18日(火) 晴 収穫祭

2007-09-18 20:12:54 | 会津娘レポート

「会津娘」 収穫祭

9月16日 午前3時半頃 那須高原を通過 霧が出ています。
           
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眠いですが、ブラック激ガムを食べて東北道、磐越道をひた走ります。
BGMは「大瀧 詠一/ナイアガラ・ムーン」

午前5時過ぎに「会津娘」無事到着 少々蔵で仮眠
起きてみると「雨」の予想とは全く逆のピーカン 

           
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全国から約80人の「会津娘」ファンが集合
絶好と言うより真夏の様な陽気での稲刈りとなりました。
くしくもこの夏、一番日焼けする日となりました。
 

           
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あっ君もはりきって、6年目のこのイベントにのぞみます

      
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今回は「和醸和楽」のパンフレットにも紹介されている「晴レ」の小田さんと
蔵元からもリスペクトを受ける「旬の味 いち」の田中さんとコタロー君
「わらう月」の落合さんも親方と参加
特にこてっちゃんこと小田さん気合い入ってます。 つなぎ、ゴム長新調です。
このまま稲刈り終わるまでいてもらっても良いくらいです。

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はりきったみんなのがんばりもあって約1時間で終了
「こてっちゃん」も満面の笑み 「晴レ」の名前もいつもより晴々です。
              
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残りはコンバインの出番です!! 本日は少々調子が悪い??

               
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              新しい案山子も完成

        
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今年も無事事故なく 収穫祭へ はりきり企画部は車の為もちろん自粛
お酒と料理は夜まで我慢、我慢

                 
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〆の挨拶は釜石からやって来たカドちゃん 「乾杯」熱唱中です
君にしあわせあれ~~~~~
               
        
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あっ君、裏方で頑張った地元酒販店のお二人、そしてお母さん お疲れ様

  酒。米。土。空気。水。そして人。 全てが繋がっています。 

     
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蔵の裏に回ると「もみじ」がすこしだけなっていました・・・ 

はこれからです。

 


平成19年7月9日(月) 曇  会津娘

2007-07-09 19:37:32 | 会津娘レポート

会津娘 番外編

米作りに忙しい「会津娘」あっ君こと高橋君が来京
前の仕事の都合で夜ミーティングのみとなりましたが、
来期のお題へ向けてじっくり打ち合わせしました。

まずは最近、雑誌等でも紹介されている蕎麦屋「じゆうさん」へ
軽く蕎麦をたぐりにと言うことで
噂の石臼挽きの「田舎せいろ」を食べたかったのですが、
2回続けて完売! もっと早く行かないと食べられません

「やきみそ」と「煮物」で「群馬泉」と「九頭龍」を燗でいただく。
この日は残念ながら「会津娘」は品切れ
丁度飲み終わる頃に「せいろ」が来た! 
蕎麦の香りもよく、もっと食べたいと思わせる旨さ!
この「せいろ」でお腹いっぱいにするには3枚は食べなきゃだね。
9時閉店なので滞在約1時間ちょっとで次へ移動

次はもはや「フォーティーズ倶楽部」の聖地「○羽寿司」さんへ
あっ君には会津盆地ではなかなか食べれない「活魚」をたっぷり

        
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この魚貝を前にして男の辛口酒をぐびり そしてこの表情
だんだんオヤジ顔になってきました。

        
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そして8月発売予定の「つるし」純米生を一足先に試飲
実にフレッシュに枯れております。 今年もいいです。
発売を乞うご期待!!!!! 

来期のお題も「快諾」????していただき
米作りと同じく仕込みモード早くも突入です。
いい時間になったところで、スッペシャルゲスト 菊浦夫妻登場!
更に盛り上がりました!!

        
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Kawasakiのバイクの話しで盛り上がるあっ君と菊浦オヤジ
ママさんはナイスカメラ目線 フォーティーズパワーです。

あっ君もより現場の声を聞いて更に覚醒したのではないでしょうか
いろんな意味ではりきれ 高橋 亘!!!


平成19年6月15日(金) 晴れ  会津娘るぽ 

2007-06-15 16:21:22 | 会津娘レポート

会津娘レポート  コイ出撃篇
梅雨入りした東京も一日で晴天

        
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今年の暑い夏を予感させます。
そして本日 「大安吉日」 各蔵より「夏の酒」蔵出し開始!!
6月18日(月)より発売開始!! 
一部遅れ組がありますが、ほぼ揃います!!

※雑賀は7月上旬、貴はラベル待ち!! こら!!

今回は残念ながら「会津娘」にはそのアイテムはありませんが、
会津の地よりエールを送ってくれています。

あっ君もこれから土と水と天気と格闘が始まります。
 

会津娘 高橋です。
田植えから早2週間が過ぎ、酒米
五百万石は順調に活着し、育っています。

          images ← 試験田 田植え。
 ※おっと カドちゃん!! 髪の色ですぐばれちゃいます

伯楽星新澤氏や会津坂下の先生が忙しく全国を飛び回っている間、
途中今年初の休暇をとったりもしながら、
地元会津で仕事に精をだしておりました。

試験田では・・・

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 ※美しい・・・ 日本の原風景です。

苗の活着を待って先週初めに田んぼに放流したコイが
スバラスゥィー仕事ぶりをみせてくれています!

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        見事な濁りっぷり

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        見事な除草っぷり

このコイ抑草法、実は過去にあまり成功例がありません。
もともとそう聞かされて、それならじゃあやってやろうじゃないか!
とはじめた除草法ですが、初年度(2003年)は見事に失敗、
結局人力で草取りをしました。ちょとへこみました。

※コイ抑草法とは・・・

 水田に鯉を放流し雑草の発生を抑える農法。鯉が底土をかき回すことで
 生えてきた雑草を浮かして取り除き、また水が泥で濁ることの遮光効果で
 新たな雑草の発生を抑える。

しかし翌2004年にはコイ達はリベンジを果たしスバラシイ成果を挙げ、
それ以来このコイ抑草法は得意ワザのひとつになりつつあります。

コイを放すだけではなかなか上手くはいかないのです。
秘訣はナイショです。

※たあぼ 教えてもらえ!!

しかしまだまだ課題も多いこの農法、極めたいと思っています。

もちろんコイは、ウィルスフリーの証明書をいただいた
健康安心安全なコイです。

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それではまた。

次回は”夏の蔵は何してるの篇”又は”今年のスバラシラーメン篇”
お送りさせていただきます(予定)。

はりきり企画部の主食「ラーメン」 それを驚かす、秘密のラーメン屋の
ストックは果たしてあるのでしょうか? 


平成19年6月1日(金) 晴れ  会津娘るぽ 

2007-06-01 20:32:54 | 会津娘レポート

会津娘レポート 田植え編

5月27日(日) 東京・渋谷「こまばエミナース」では
「夏の酒」が大いに盛り上がっておりましたが、
会津若松 「会津娘」では毎年恒例のイベント
無農薬田の田植えが行われていました。

今回は訳ありで「画像」がありませんが、あっ君レポートで
その雰囲気をイメージして下さい。

会津娘るぽ コイ抑草法リベンジ篇 

5月27日(日)、無農薬栽培田の五百万石の田植えが無事行われました。

      
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      ※注 画像は昨年のものです

今年の当蔵での酒米『五百万石』の作付けは昨年と同じで、
この無農薬田の田植えで今年の田植えが全て無事完了しました。

天候にも恵まれ、午前中の試験田での田植えには
たくさんの皆様にご参加いただき、手植えをしました。
今年の苗は初の温湯消毒&プール育苗でしたが、
とても色ツヤもよく健康な苗に育ちましたので、これからの生育が楽しみです。

午後からは無農薬栽培本田での紙マルチによる田植えを、
会津菱農のみなさんのオペレーションでこちらは機械植えを行いました。

昼過ぎからやや風が出てきまして急に肌寒いなか、
色々と細かいトラブルありながらも
こちらもなかなか順調に、無事終わりました。

試験田脇の水路には今週30日(水)に鯉が到着します。
ウィルスフリーの証明書付き!の鯉です。

一昨年、コイヘルペスの突然の国内大流行で泣く泣く断念した
コイ抑草法リベンジ篇は6月より開始です。

稲刈りまでの約3ヵ月半のあいだ、田んぼには様々な作業が待ってます。
そこで題しまして、

五百万石収穫への道2007

6,7,8月の各第三土曜日、参加無料ティータイム付で開催します。

お手伝い参加者募集しています。

~五百万石収穫への道~

5月27日(日)の試験田の手植え・無農薬栽培田の紙マルチ田植えで、
当蔵で栽培する酒米『五百万石』の田植えが全て終了しました。
ここから秋の稲刈りまで、水管理、草刈、鳥よけ、などなどなど、
天候にも左右されつつ農作業は続いていきます。

米造り・畑仕事だけではなく『土』を抜きにして
高橋酒造と『会津娘』というお酒は成り立たないとも云えます。

そこで、田植えにご参加頂きました皆様をお迎えして稲刈りまでの
毎月第3土曜日、蔵スタッフだけでなく
オープンで田んぼその他の作業を行なう日と致しました。


午前中、蔵においでいただければ、スタッフが一緒に農作業に入ります。
田植えに参加できなかった方でももちろん、おいで下さい。
また参加は自由ですので、お気軽にお出かけ下さい。

おいでになることが決定しましたら、
前日までに高橋酒造までご一報下さいますよう、お願い致します。


秋の収穫感謝祭で人一倍おいしく乾杯するその瞬間を目指し、
是非ご参加ください。

日   時: 6月16日(土)、7月21日(土)、8月18日(土)の午前中
        ※9:00~11:00くらいの間(ティータイムあり)

集合場所: 橋酒造店
        ※汚れてもよい、作業できる服装でおいでください。

参 加 費: もちろん無料  

何かと暗い話題の多かった「会津若松」
でも人も空気も水もとても良いところです。
興味のある方は是非 体験してみて下さい!!

あっ君 宜しく