地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成18年2月28日(火) 曇 1月のレコード

2006-02-28 17:59:47 | レコード&オーディオ&ライブ
1月の収穫

最近タイトルとなっている「ロックンロール」について
書く機会が少なくこりゃイカンと思っている次第です・・・

1月初めに日本一の国内レア盤オークションを行う
広島の「THIS BOY」より
2枚落札の通知がきました。
一枚はどうしても欲しかった「ジュディ・シル」
 

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ジュディ・シル/ハート・フード 1973年発売

先月のファーストアルバムにつづきこのセカンドを手に入れました。
ファーストより入手困難だと思います。
ですので少々無理をして入札しました。○万円
都会派の洗練されたシンガーとはちがい
草原の風の様な透明感のある歌声です。
残念ながらこれがラストアルバムとなりました。
本当にもっともっと評価して欲しいアーティストです。

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ブライアン・ジョーンズ/イン・マジカル・モロッコ(ジュジュカ) 1972年発売
               

もう一枚が、
元ローリング・ストーンズのリーダー「ブライアン・ジョーンズ」の
唯一のソロアルバム とはいっても彼が歌っている訳でもなく、
バンドで演奏している訳でもない。
モロッコで録音した民族音楽を彼が編集したもので
一定のリズムが反復される呪術的なものだ。
1969年ストーンズ脱退後、同じ年25歳の若さで死亡
事故ともドラッグとも言われているがはっきりした死因は不明
彼はどんな音楽を目指していたのだろう?

後何枚かレア盤をゲットしました。

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これはまたご紹介致します。



平成18年2月27日(月) 晴れ  志太泉

2006-02-27 21:49:53 | 地酒カップ

「志太泉」 望月専務ご来店

甑倒しも無事終わり、タンクも残り7本 ラストスパートです。
今年は41本たてたそうそうですが、長期もろみもないせいか割とスムーズに
すいすい行ったのではないでしょうか。 早いね!

本日のご来店の目的は「志太泉」Nyan・Cupが、
マチダヤにい並んでいるところをぜひ見たいとの事。。。
マチダヤの冷蔵庫に並んでいる姿を嬉しそうに見ていましたが・・・・・
その姿は私には「デカ長」に見えました。

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Nyan・Cupが犯人の証拠みたいに見えます。 

「これはなんだ?」
「犯人が残していったカップ酒です。」
「よし!これを手がかりにホシを追え!」

そしてあっさり逮捕・・・

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「おいおいダメだよ」 「へへ~すいません」 悪びれていません

試験的ににごりを詰めて見たら、猫が雪の上にいる様に見えたとか 
このアイデアは夏に「暑気払いカップ」として実現すべく検討中です。

春の「花見カップ」も着々と準備中
本日は早速「開春」さんがサンプルを送ってくれました。
「開春」 花見生酒 微発泡 純米超辛口
マチダヤ限定発売です。

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※レギュラーカップの色チェンジバージョンです。


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「発泡タイプ」に仕上げるためオリの量を3段階に変えて詰めて頂きました。
打栓部分より吹かない様に発泡のバランスをチェックします。
ほんと「若林」さんの手間を惜しまずやって頂けることに感謝!感謝!です。

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※業界では茶瓶カップも試作中 UVカット率も上がります。
ニューカップ壜も巻き込んでますます盛り上がります!!
画像提供「白隠正宗」  高嶋君ありがとう

たわごと・・・

冬季オリンピックも何となく過ぎ去り、
負け組みには拍手を送らない日本人気質もあり
酒を飲み一人「イナバウワー」など試みて背中のスジを痛めている
はりきり企画部です。。
皆さんも「イナバウワー」のやりすぎにはくれぐれもご注意を。。
ちょっとマトリックスぽいか。。 



平成18年2月26日(日) 雨  ころもがえ

2006-02-26 19:31:04 | Weblog
春、遠からじ・・・

今日は小ネタで 1月13日のブログで書いた、「焚き火の歌」のモデルとなった、
鈴木邸の垣根が10年に一度のはりかえ?の現場を目撃

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その仕事はマチダヤお隣の庭師「たけさん」 ホント器用なんです。
たけさんの名字も「鈴木」さん 上高田一帯は「鈴木」さんだらけです。
この青竹を見てるとその色だけでなんとなく春が近い感じがします。。
寒い日もあるけど「春、遠からじ・・・」

私が最初に買ったシングル盤はアグネス・チャンの「ひなげしの花」
最初に買ったアルバムは「マカロニウエスタンのすべて」 夕陽のガンマン大好きです!!
最初に行ったコンサートは「アグネス・チャン イン 熊本市民会館」
ああ~この時点ではロック魂はまだまだ遠い・・・

「群馬泉」 島岡酒造さんについて

ただ今、蔵再建に向けて頑張っていらっしゃいます。
良い宮大工の方も見つかったそうで、
家族で設計についていろいろ検討されているようです。
それでまだ先の話しですが、
蔵元様で酒造りの道具を島岡さんへ譲ってもいいものがあるようでしたら
はりきり企画部までご一報下さい。
私もどの様な道具が必要なのか解りませんので、
島岡さんへその都度確認したいと思います。

処分する前にまずキープでお願い致します。 

以上「はりきり企画部」からのお願いでした。


平成18年2月25日(土) 晴れ フジテレビ

2006-02-25 19:56:43 | 地酒カップ
ちょっぴりハッピー きっかけは、フジテレビ

雑誌のカップ取材が終わるや今回は「フジテレビ」の朝の番組「とくダネ!」 
「小倉 智昭さんが司会する番組です。」の取材がありました。
とは言っても今日は撮影の第一日目
これより蔵の取材が入ります。ひとつは3月1日に「八海山」が
永遠の定番「普通酒」をカップにて発売 こちらの取材と
そして「花見カップ」を代表して「会津娘」の蔵取材が入ります。

本日はマチダヤの店内の様子とカップ酒を買いに来られたお客様の取材と
カップ・ラベルデザイナーになりすました「はりきり企画部」の花見カップの取材
「大治郎」 畑さんには「はりきり企画部」と電話で打ち合わせしているところを
撮影&録音 声の出演となりますか?
畑さんご協力ありがとうございました。 没ったらごめんね。。


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左がレポーターの方、リアクションが素晴らしいです。シングルモルト大好き
右はお若いですがディレクターさんです。 ライブ大好き
来週、あっ君ヨロシクね!

3月10日頃 放送予定  詳細が決まりましたらまたご案内致します。

放送に関してひとつ心配があります・・・
ぺーぺー曰く、弘前では「笑っていいとも」が午後5時からの放送だそうです。
あの、うきうきウォッチングの歌が5時に聞こえてくる・・・・
これじゃ朝の「小倉」さんが思いっきりテレビの「みのさん」とかぶっちゃう

では開発中の「花見カップ」の予告編

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※ラベルはラフ作成中につき変更される場合があります。

日本酒でハッピー きっかけは、味ノマチダヤ


平成18年2月24日(金) 雨  確蔵

2006-02-24 20:15:25 | Weblog
「確蔵」 発売決定

1989年醸造と1990年醸造の「確蔵」が発売されすべて完売
ここ数年幻となっていた重家酒造 先代の名を冠した「確蔵」が帰って来る!!

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本日ご来店の「横山 太三」さん 壱岐焼酎の伝道師です。
「ちんぐ」美味しんぼ登場で友人関係にスピリッツ70冊は売ったとの話
これからの反響が楽しみです。
国産の米と麦を使い原料を作った方々の思いをこの味に生かしました。
角の取れたまろやかな甘味と鼻へ抜ける香ばしさが こりゃうめ~
3月3日 大安 蔵出荷  東京では3軒のみの取扱の限定酒です


平和酒造より檸檬が届く

「鶴梅 檸檬酒」に使う国産のレモンを山本課長が送ってくれました。
ありがとうございます。

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自然な香りです。
ぼんやりしてブログを書いている私をぱっと正常にしてくれました。

梶井 基次郎の「檸檬」に続いて山本さんも好きな「レモン哀歌」をどうぞ
 

           レモン哀歌 「智恵子抄」

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした

あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた

それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関ははそれなり止まつた

写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光つレモンを今日も置かう


                              高村光太郎

素晴らしき愛の詩集です。



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平成18年2月23日(木) 晴れ 風呂ロック

2006-02-23 22:01:10 | 風呂ロック

吉祥寺 風呂ROCK

本日、吉祥寺配送中に「弁天湯」という銭湯の前に
取材カメラを持った一団を発見!
何かドラマの撮影かと思い、配達のお店に聞いてみると
ああ~あれは「風呂ロック」ですよと言う。
これまたカラオケ好きが銭湯で歌うのかと思いきや、
バンドのライブを銭湯でやるらしい。
どおりで若い子たちがどんどん入って行くではないか!?

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どれどれと近づくと確かに「風呂ロック」と手書きの看板が並んでいる。
今回で2回目のイベントの様だ。

戻って調べてみた。
この「弁天湯」は創業昭和21年 
以後約60年に渡り老若男女の汗を流してきました。
今、東京では次々と銭湯が消えゆく中、日本の文化的な側面も見て
ぜひ「銭湯」を知ってもらおう、見直してもらおう
という活動の一環として始めたそうです。

一回目はプロのウクレレ奏者の演奏を、湯船をステージ、洗い場を客席として
100人余りを集め盛り上がったそうです。
二回目の今回はスタンディングのレゲエライブ 出演は・・おっと
知る人ぞ知る・・ レゲエ好きはみんな知っている「PJ」だ!!!
吉祥寺出身のジャパニーズ・ラスタマンだ!
ああー今頃盛り上がってるんだろうな~

発起人はその銭湯のお孫さんでスポンサーを集めてやっているようです。
第一回目のスポンサーを見たらうちのお取引先の「麦」さんが入っていました

「麦グループ」は和食部門では「わらう月」、「金の猿」、「食酒 蔵」、「MARU」
いずれも大変お世話になっているお取引様です。
元々は吉祥寺のJazzBarの走りの会社です。さすが音楽に鋭いです。

もう3回目も決まっている様なので詳しくはこちら→
「風呂ROCK」 

風呂ロックと地酒カップ いいんじゃない スポンサーになろうかな!!

 

 


平成18年2月22日(水) 晴れ 澤の花カップ

2006-02-22 20:14:37 | 地酒カップ

「澤の花」 (長野) 伴野酒造  

こんにちは「澤の花」で皆様にお世話になっております。
伴野酒造の伴野 貴之です。
今回は「はりきり企画部」の印丸様のご依頼により、
「とも君、カップ酒を詰めるの巻き」をお送り致します。

忙しい時に印丸さんが「詰めろー詰めろー」言うんで社長と二人で、
休日返上で瓶詰めします。
これも日本酒の為と手間を惜しまず頑張ります。
妹の「はるか」もマチダヤさんでお世話になっておりますので、
お店でもし見かけられたら「よっ 澤の花」と声を掛けてあげて下さい。

では「澤の花」カップを詰めるところをお伝え致します。

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伴野酒造では「びん太」と呼ばれる充填機を使っています。
「お酒をびんびん詰められるびん太」とのキャッチフレーズに引かれて購入しました。
昨年にはカップ専用びん太も発売された様でなかなか売れているそうです。
充填中はロボットの赤い目が点滅し終わると赤い目で終わったぞーと合図します。
なかなかかわいい奴です。
伴野酒造ではカップ以外の瓶詰めもこの「びん太」のお世話になっています。
まさに「びん太」様々です。
「びん太」のことはこちら→
http://www.sakagu.jp/楽しい情報満載!!

4本新しいカップをさし、詰まるとまた交換して詰めると言う繰り返しです。

その後キャップの打栓作業に移ります。

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画像の通り一本づつ愛情を込めて打栓していきます。
仕込みも続きますが、「印丸さんが「早くー早くー」言うんで
休日返上にて打栓します。
しかし手間は惜しみません。。

打栓が終わるとラベル貼りです。

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シール式のラベルを一枚一枚丁寧にを心がけ貼っていきます。
家族の事も気になりますが、印丸さんが「送れー送れー」言うんで
休日返上でラベル貼りします。
しかし手間はまったく惜しみません。。。

以上、伴野酒造 伴野 貴之が
「とも君、休日を返上しカップを詰める、手間は惜しみませんの巻き」を
お伝え致しました。
皆さんカップ酒を楽しんで下さい。

とも君ありがとうございました。あなたの情熱に感謝致します。
そして「澤の花」が載った「おとなの週末」、家宝にするとの事
その初な気持ちを忘れずに日々精進して下さい
                            はりきり企画部 印丸


このレポートに第三者のねつ造、脚色等は一切ありません。。

平成18年2月21日(火) 曇 美味しんぼ2

2006-02-21 20:46:14 | Weblog
2006.3.6 NO12 週間スピリッツ 美味しんぼ2 

先週に引き続き「焼酎革命 第2話」です。

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今回も時代を彩った色んな焼酎が登場しています。
そして重家酒造の「ちんぐ」も堂々の登場!!

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「重家酒造」 横山さんにはこのブログ用に「ちんぐが出来るまで」を
全四話レポートして頂いています。
カテゴリーの「ちんぐ」のところをクリックしてご覧下さい。
復活「確蔵」もいよいよ3月発売予定 売り切れ必死!!

そして東西新聞 文化部はマチダヤに乗り込んできます!

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※壊れかけた会社用「ワゴンR」も描写されています。

おっと取材を聞きつけた野次馬をマサ君が仕切ってます  
しかし2Fのはりきり企画部はなりをひそめています。
彼らには会いたくないのでしょうか?

この後社主、山岡は「味ノマチダヤ」会長、社長とご対面ですが、
それは見てのお楽しみ


平成18年2月20日(月) 曇のち雨  檸檬

2006-02-20 21:05:07 | Weblog

檸檬リキュール 平和酒造

鶴梅「すっぱい」「完熟」も好評な平和酒造より新たな試みのリキュールが届きました。
地元産の檸檬を使いベースは2年熟成の日本酒を使用
風味とも爽やかに仕上げました。 3月より発売予定

檸檬の季節がカルフォルニアのイメージで「夏」とばっかり思っていましたが、
みかんと同じく「冬」が収穫の時期だそうです。

輸入レモンは値段が安いがやはり農薬残留が気になります。
ワックスのかかったピカピカはちょっと怖いです。。
そこで必要最小限の低農薬で栽培した国産檸檬が見直されています。
日本では明治の初期には既に栽培されていたようです。

新鮮な檸檬はグリーン色が強く熟すると黄色みが強くなります。

山本さんが使用した檸檬の画像を送ってくれました。

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形は不揃いですが、そこが逆に自然な気がします。
リキュールもかなり注目をされて売り上げも伸びていますが、
これからは味はもちろんですが、何を使っているかということを
消費者の皆さんにきっちり伝えるべきだと思います。

表記の義務はないからというのはだめ!
造り手自ら率先して表記してほしいものです。。

話は変わりますが、
「檸檬」と漢字で書いていたら若いころに読んで共感した
「梶井 基次郎」の「檸檬」
という作品を思い出しました。

「基次郎」は大正14年に「檸檬」を発表していますが、
その中で「
檸檬などごくありふれている。」と言う一文があります。そして続いて
「それの産地だというカリフォルニヤが想像に上って来る。」とあります。
これだけでは彼が口にしたのが国産か輸入かわかりませんが、
この時代で檸檬は一般的だったようです。

この作品に特化したホームページがありますので興味のある方は
こちらから→http://contest.thinkquest.jp/tqj2000/30191/remon.html

でも檸檬って漢字なんでこんなにむずかしんだろー?? 


平成18年2月19日(日) 曇 群馬泉

2006-02-19 22:38:12 | 日本酒

2006.2.19 群馬泉 島岡酒造

この度は皆様のお気遣いや励ましのお電話ありがとうございます。

電話にて島岡さんと話したところ、
ただ今の状況は蔵の復興再開へ向けてまず一歩踏み出したところで、
火事で燃えた仕込み蔵を撤去し更地にする作業が続いているそうです。

その為まだ貯蔵タンクに残った酒の味効きは出来ておらず、
残った酒が瓶詰め出来る酒質かどうかの確認は終わっていません。

中心となる「山廃本醸」は出荷可能分は全て終了。
瓶詰め終了でラベルが貼られていない分が少しあるようですが、
ラベル貼りを出来る時間とスペースがまだ確保できないようです。
 
桶一号」はマチダヤ分として何本かは在庫がありますが、
タンク貯蔵分が瓶詰め可能かどうかまだわかりません。
「桶一号」は2年~3年の貯蔵酒なので、もしタンク分がだめな場合は
考えたくありませんが、5年~6年先となるかもしれません
※「桶一号」山廃本醸原酒はマチダヤのPB商品です。
   はりきり企画部ラベルデザイン第一号でもあります。

その為「群馬泉」はしばらく店頭販売は中止とさせて頂きます。
これまで「群馬泉」ご愛飲の皆様には大変ご迷惑をお掛け致します。

島岡さんもこのブログをごらんになったようで、皆様のコメントの事を
私がお話しする前に「本当に感謝します。皆様に宜しくお伝え下さい。」
とおっしゃってました。

また状況がわかりましたらお伝えしていきたいと思います。

皆様のご理解の程宜しくお願い致します。。。