地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成23年5月31日(火)  曇  無事戻りました。

2011-05-31 23:06:47 | 日本酒


無事戻りました!

4日間で宮城~栃木の7蔵にお伺いし、かみさんの実家の片付け、
そして石巻の持ち家の確認(平井さん大変お世話になりました。)

走行距離 1200キロ   距離メーター ※1000キロで更新と始めて知りました。 車種による?

雨にたたられた3日間でしたが、事故無く無事東京へ! 

いろんなことを感じ、目にし、6月よりこの気持ちを生かすべくはりきってがんばります。

 

最終日にPOWERを送りにお伺いした「仙菌」 屋根の大穴はそのまま・・・



しかし このくらいではなんのその 前へ 前へ  ススンデイクヨ


「仙菌」 ウスイ・ブラザーズ・兄に頂いた「まさし餃子」を晩酌の友に

「仙菌」夏の酒 「Here comes the 酸」を飲みながら書いております。


酸! 酸! 酸! here comes 
 
イッツ オールライト!!!  



くぅ~~ しびれるぜ~


平成23年5月26日(木)  晴   勉強会

2011-05-26 19:43:28 | 日本酒


夏の酒 スタッフ勉強会


「第99回 全国新酒鑑評会」の広島での一般公開を終えた3人が、
広島から一路 東京へ  味ノマチダヤスタッフ勉強会の為です。

お題は「夏の酒」  

今年で5年目を向かえます。
震災のために「夏の酒」を仕込めなかった蔵元もありますが、
来期へ向けて造りへの意欲はさらに高まっているように感じます。

味ノマチダヤでは例年通り 6月上旬より発売を開始予定です。

夏の風物詩として全国の蔵元が「夏に旨い酒」を表現しています。

東北、北関東の蔵元を応援しつつ、全国の「夏酒」飲んで日本酒全体の活性化を目指しましょう!

 

左より 「来福・颱風第二十三号」、「豊盃・ビキニ娘」、「石鎚・夏の純米」

それぞれ快心の出来映えです。

そして「夏の酒」と並行して試飲したのが「Light 企画」 
3年前より取り組んでおります「低アルコール酒」 いよいよ試作酒が出来てきました!

「完全発酵」かつ「割り水」はしないとの約束事を決め「味ある Light酒」を目指しました。

その方法論は3蔵3様 想像以上の酒質で出来上がってきました!
はりきり題目に対してまさしくジャストミート!!!!

そう来たかと 思わず唸っちゃいました。

各蔵の力量が素晴らしい。

これよりパッケージも含めて製品化へ向けて検討していきます。

9月の秋の会では内見会が出来ればと思っております。

「貴」たあぼも早くエントリーしてね。

まずは予告編と6月からの「夏の酒」 宜しくお願い致します。 




 


平成23年5月25日(水)  晴  「会津娘」田植え

2011-05-25 18:44:46 | 日本酒


「会津娘」(福島)  高橋庄作酒造店 田植えイベント

今年で10年目を向かえた「会津娘」 田植えイベントに参加してきました。

10年目にして初の雨   雨男&雨女は誰?

マチダヤからは makoto・デラックスとエンペラーyanoが参戦

 

makotoデラックスは早くも道路に植え始めています。



 

あっ君お父さん「庄作」さんとあっ君の挨拶の後、

 
 

会津のクルーニーこと大芝君の説明をちゃんと聞いていよいよ開始!

あ~め~ いっぱいふってきた~~~~




なんの---これしき----  


 

昨日の真夏日と打って変わって さむいぞ------ でもだいじょうぶ---


 

このお米「五百万石」が「無為信」となります。


 

ぶじ 終了----  しばらくして水が張られれば鯉が田圃に離されます。

雨降って 稲 育つ。

秋には見事な黄金色の稲穂が垂れる事でしょう!

原発は未だ落ち着かず、我々の不安もなかなかぬぐえません。

いろんなところで風評被害が出てくるかもしれません。

あっ君もこれから検査やデーターの提示が求められる場面があるかもしれません。

しかし ちゃんと「安全」が確認され 大丈夫! と言う時

それが「駄目!」にされてしまうのが「風評被害」・・・

この日集まった「会津娘」ファンの人たち、お付き合いのある酒販店で確かな情報を共有し
間違いのない情報を伝えていきましょう!




明日のために!




平成23年5月22日(日)   会津若松にて 雨のち曇    磐城壽

2011-05-23 00:20:30 | 日本酒


「会津娘」  田植えにて


土曜の夜 夜行バスにて会津へ  会津娘 10年目の田植えイベント参加のためです。

あいにくの雨、しかし来期の酒造りのための「五百万石」を皆で思いをこめて田植えしました。

そのイベントに 「会津娘」あっ君と東京農大同期の「磐城寿」 鈴木 大介君の家族と弟君の家族が手伝いに来ていました。




また 兄弟そろって酒造りできる日まで応援しまっせ~~~~

またおいしい「磐城壽」が飲めますように!!!!!!!




家族もみんな 前を向いて進んでいます。  一つ屋根の下でみんな楽しく暮らせますように。

花咲く旅路 / 歌:原 由子 作詞、作曲:桑田 佳祐





 


平成23年5月20日(金)  晴    発表

2011-05-20 20:58:17 | 日本酒


平成22年度 全国新酒鑑評会 入賞酒 発表


本日、10時 酒類総合研究所より第99回全国新酒鑑評会入賞酒が発表となりました。

詳しくは
http://www.nrib.go.jp/kan/h22by/h22bymoku_top.htm


8年連続の「吟和」千代酒造(奈良) 「篠峯」にてご紹介しております。

7年連続の「鍋島」富久千代酒造(佐賀) ただ今人気沸騰中です。

連続受賞と言うのはプレッシャーも多いでしょうけど 、イチローの毎シーズン200本安打と同じくチャレンジし続けて下さい。


岩手・宮城の蔵元も多くの受賞蔵  震災被害の中での朗報です。
酒造りのレベルの高さを実感します。

改めて彼らがいつもどおりの仕込みが出来る事を祈らずにはいられません。

石鎚・越智ブラザーズ おめでとうございます

個人的には 味ノマチダヤにて修行をし蔵に戻った「羽陽一献」高橋君が「出羽燦々」純米大吟で金賞というのが嬉しいですね。
やっと一人前になったか! 師匠の「早瀬浦」三宅さんも嬉しいでしょう。

さらに個人的に驚いたのが「仙禽」 いや 「仙菌」の金賞受賞!

ウスイ・ブラザーズでは初?  そうです! 4年越しで頂いちゃいました♪

木桶仕込みで出品?      そうです! 亀ノ尾の純米大吟醸です♪

もう技術が無いとは言わせない? そうです! て言うか誰が言ってるの♪

「羽陽一献」も「仙禽」も香り控えめで「金賞」  審査の基準変わってきた?


受賞された蔵元様 おめでとうございます





平成23年5月18日(水)  晴   参加蔵元

2011-05-18 20:37:41 | 日本酒


POWER TO THE 東北! 北関東! 参加蔵元・最新情報



6/21(火)  参加予定蔵元

鷹来屋(大分)、万齢(佐賀)、鍋島(佐賀)

東洋美人(山口)、長陽福娘(山口)、貴(山口)

悦 凱陣(香川)、石鎚(愛媛)、雨後の月(広島)

雑賀(和歌山)、紀土(和歌山)、天遊琳(三重)、房島屋(岐阜)

不老泉(滋賀)、奧播磨(兵庫)、蒼空(京都)、篠峯(奈良)

醸し人九平次(愛知)、長珍(愛知)

磯自慢(静岡)、喜久醉(静岡)、白隠正宗(静岡)

丹沢山(神奈川)、天青(神奈川)、いづみ橋(神奈川)

喜正(東京)

村祐(新潟)、鶴齢(新潟)

明鏡止水(長野)、澤の花(長野)

群馬泉(群馬)

早瀬浦(福井)

天狗舞(石川)




6/22(水)  参加予定蔵元


田酒(青森)、豊盃(青森)

白瀑(秋田)、一白水成(秋田)

南部美人(岩手)、月の輪(岩手)

浦霞(宮城)、日高見(宮城)、墨廼江(宮城)、栗駒山(宮城)
乾坤一(宮城)、綿屋(宮城)、伯楽星(宮城)、
山和(宮城)、日輪田(宮城)

飛露喜(福島)、あぶくま(福島)、会津娘(福島)、
天明(福島)、寫樂(福島)、國権(福島)、磐城壽(福島)

くどき上手(山形)、十四代(山形)、山形正宗(山形)、
雅山流(山形)、羽陽一献(山形)

来福(茨城)、大那(栃木)、仙禽(栃木) 、鳳凰美田(栃木)


 POWER TO THE 東北! 北関東! 

 参加するだけで応援となります。 是非ご参加下さい。


平成23年5月17日(火)  曇り時々雨  POWER TO THE 東北! 北関東!

2011-05-17 23:22:41 | 日本酒

  
       POWER TO THE 東北! 北関東! 公式サイト
  


東日本大震災・被災蔵元応援プロジェクト

このイベントは8酒販店が発起人となって行う日本酒の試飲会です。
震災から2ヶ月余り。  復旧へ向けてがんばる被災蔵元へ皆で「POWER」を送ります。

一時的なイベントよりも長く応援できるようシンプルに日本酒の試飲会を行います。

ですので今回は第一回。 

継続して行うことで長期的な応援をしたいと考えます。


6月21日(火)は西の応援蔵元   

被災蔵が完全に復興する日まで日本酒市場をさらに活性化するため力を合わせます。


6月22日(水)は東北・北関東の蔵元

元気に復旧~復興へがんばる蔵元が前に進むための「POWER」を皆で届けましょう!

東北だけでなく北関東 「茨城」、「栃木」の蔵元も大きな被害があります。





5月18日(水)  午前10時より e+にてチケット販売開始

POWER TO THE 東北! 北関東! 


2日間通し券 3,000円は各酒販店の店頭のみの販売となります。
1日券      2,000円は各酒販店の店頭、e+にて販売いたします。

両日 各500枚の販売となります。
ふるってご参加下さい。 ステキなTシャツも作成中!



追加情報は公式サイトと当ブログでご案内していきます。



平成23年5月14日(土)  晴   ハート天明

2011-05-14 19:16:02 | 日本酒


ハート天明のご案内

震災後自ら被災しながらもより助けを必要としているところへ復旧の手伝いに動いている鈴木ファミリーの皆様

頭が下がります。

今回は販売するお酒より600円を育英会東日本大震災津波孤児基金へ寄付しますとの事。
その600円は小売り価格に乗せたものではなく、天明さんより出荷される価格
いわゆる天明さんの売り上げより寄付されるものです。

天明さんよりのコメント

日本酒を造る自分達は、日本酒を使い、暗い世の中に少しでも多くの『笑顔の輪』を造り出さなくてはいけない。

いまこそ『日本酒の力、 日本酒の輪』 
そして日本を盛り上げる、被災した東北、地元福島を盛り上げるという
『熱い大きなハート』が必要だと考えました。

そして大切な人、大切な家族を亡くした方々を『暖かいハート』で包みたい。
そんな願いがこの『ハートの天明』には込められています。



お酒の中身は、震災で一部破損、天明である事は確かですが、王冠、瓶が同じ為
中身が不明となったお酒を全てブレンドし、安全のため火入れしたものを瓶詰めしました。
ブレンド内容は純米から熟成大吟醸まで、少量ですが斗瓶取り大吟醸も含まれています。

味わいは濃く やや熟成酒の味に引っ張られた感はありますが、力強い主張があります。
ゆっくり・じっくり飲みたい酒です。

店頭似て発売中   

1.8L  2,500円也  応援宜しくお願いします。



平成23年5月12日(金)  雨   篠峯 堺さん

2011-05-12 19:46:50 | 日本酒


篠峯(奈良) 今年の酒造りについて

仕込みを終えた蔵元の上京が増えてまいりました。
本日は「仙禽」ウスイ・ブラザーズ兄と昨日の反省会とこれからのお酒の打ち合わせ。
午後には「司牡丹」竹村社長が新作酒を持ってご来店。

奈良からは造りの苦労があまり体型に出ていない「篠峯」堺さんがご来店。



東京市場いかが?
 
では今年の「篠峯」の造りはいかが?

今年は37本の清酒と2本の濁酒を仕込みました。

10月1日より精米を開始し、途中何度か仕込みを切りながら、
最終火入れを4月28日に無事終えることが出来ました。

けが人も無く事故も無く無事酒造りを終えることが出来た事にまず、本当に感謝です。
3月11日以後、モチベーションを保ちながら
無心に酒造りをする事が難しい時期もありましたが、
根気強く、粘り強く、丁寧に、丹念に造り上げる事が出来ました。

ここ最近のテーマですが、酒は造るが味を作り過ぎないをモットーに
美味しいお酒になるように、酒造りが出来ました。



「今年の特徴~米」

今年は、北海道産吟風、富山県産五百万石、富山県産雄山錦、

奈良県産山田錦、兵庫県産山田錦、兵庫県産愛山、岡山県産雄町、
岡山県産山田錦、広島県産八反三五号のお米を使いました。

既に言われていることですが、硬く溶けにくい米でしたので、
例年より2~3%多く吸水させて仕込みましたが、粕歩合が3~4%多い
造りになりました。
当初、心配していたより上質であり特に雄町のお酒については良い出来になりました。

今後酒造りを続けていく上で、非常に良い経験になりました。

このような年のお米で出来たお酒を飲む機会はそうそう無いと思いますので、
しっかりと沢山お飲み頂きたいと思います。



「今年の一押し!」

正直、全ての仕込みが素晴らしくそれぞれに満足頂けるお酒ですが、
特に「櫛羅純米吟醸」の出来は造り手からすると満点に近いです。

派手さは無くクラシックな味わいのタイプですが、そこはかとなくバランスを超越した旨味があって、
お酒を知っている方ほど満足頂けると思います。

後は、今年から赤磐雄町に変わった「凛々」、初めて7号酵母を使用して雄町で醸した「辛々」は是非飲んで頂きたいなと思います。

来年も頑張らなくちゃ。と言うのが正直今の気持ちです。

 

「被災した蔵元様へ」

今回の地震やその被害は我が身に置き換えて考える事が出来ない、想像を絶する事です。

ただ、人間の強さを信じて復興されることをお待ちするばかりです。

義援金などで僅かばかりの支援の活動もさせて頂いていますが、
信念があれば物事は動かせていけると思いますので頑張って下さい。

皆さん言われていることですが、私たちに出来るのは、
その時までにもっと素晴らしい日本酒業界、
いえいえ素晴らしい日本に出来るように頑張る事だけ。

良い日本酒(地酒)にはその力があると信じて!!


奈良のお酒も是非 お試し下さい。