飛騨の山猿マーベリック新聞

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■民主党は一体何を考えているのだろうか

2014年12月21日 13時36分46秒 | ●YAMACHANの雑記帳

細野豪志が代表選に名乗り出たと思ったら岡田、前原、枝野らが次々と動き出した。民主党は一体何を考えているのだろうか。そんなことをやっている余裕などないはずだ。
このまま行けば、新体制は来年の国会が始まる直前に決まることになる。そんなつけ焼刃の新体制で、どうして1月26日から始まる通常国会で安倍政権を迎え撃つことができるというのだろうか。大げさに言えば今度の国会は歴史的分水嶺となる極めて重要な国会だ。その国会が、安倍第三次内閣のやり放題になるかと思うとうんざりだ。いや、そんな生易しい事にとどまらない。そうさせては日本の将来は危ういと深刻に受け止めなければいけないのだ。数を増した共産党が安倍攻撃を強めるのはいい。しかし、共産党が一人はしゃいでも、安倍政権は何の痛痒も感じないだろう。どうすればいいか。唯一、最強の手がある。
誰が民主党の代表になってもいい。早く代表を決めて、その代表が、安倍政権の政策をことごとく否定するマニフェストを掲げて打倒安倍政権の旗を掲げるのだ。
いまでも安倍政権を支持する国民は多い。しかし、安倍政権ではどうにもならないと考えている国民もまた多い事を見逃してはいけない。それどころか、大義なき解散・総選挙で大勝したあとも、安倍政権に対する不支持率は増えているという驚くべき数字がある(共同通信が15・16日両日に行った世論調査によれば、支持率は前回10月より低下して46・9%となり、逆に不支持率は増えて45・3%となったというのだ)。
むつかしいマニフェストなんかもはや不要だ。

菅原文太が遺した、政治の要諦は国民に飯を食わせることと絶対に戦争はしない事、この二つでいいのだ。繰り返して言う。誰が代表になってもいいが、早く決めて、その代表がこのマニフェストを掲げて打倒安倍政権ののろしを挙げるのだ。

 二年後の衆参同時選挙に向けて、全国を反安倍の思いを募らせる国民を立ち上がらせるのだ。民主党の隠れ自民党の連中はおのずとふるい落とされる。社民党や生活の党はおのずと民主党に結集する。維新の党は安倍自民党と反安倍民主党に分裂し、どちらかに再編される。
唯一独自の道を歩むのが日本共産党だ。しかし日本共産党は打倒安倍政権では全く同じだ。
そんな日本共産党と敵対したり、排除する必要はまったくない。打倒安倍政権のために和して同ぜず、でいいのだ。日本共産党も打倒安倍を掲げた新生民主党とは、敵対することは出来ず、和して同ぜずに異存はないはずだ。それはあたかも安倍自民党と山口公明党が、政権を維持するために手を組むのと同じだ。日本共産党がそこまでを拒否するようでは、さすがに打倒安倍を渇望する国民から見放されるだろう。繰り返して言う。さんざん悪口を言ったり書いたりしてきた私だが、誰が民主党の代表になってもいい。はやく打倒安倍政権の旗を掲げて打って出ることだ。それこそが、そしてそれだけが、民主党による政権交代の夢再びの唯一、最強の道である。そして日本共産党と敵対するのではなく打倒安倍政権の一点で共闘するのだ。これに気づき、これに取り組む者こそが、安倍首相に代わる日本の顔になる。幸いにも、2015年の内外の情勢は、そんな民主党の新しいリーダーに味方するだろう。間違った歴史認識と、時代に逆らった新自由主義に固執する安倍首相は、必ず行き詰まる。歴史の大きな流れを正しく見極めて、その流れに乗るのだ。この事に気づく民主党のあらたなリーダーを一日もはやく誕生させよ。それは来年を待つことなく一日でも早い方が勝ちである(了)
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個人的には、辻元氏を推す(^^)。
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