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「民主主義、危険な状況」 沖縄2紙の編集局長が海外特派員協会で会見
【東京】自民党勉強会での報道圧力発言問題で2日午後、「沖縄2紙はつぶさないといけない」と名指しされた琉球新報と沖縄タイムスの両編集局長が千代田区の海外特派員協会で会見した。国内外の記者やカメラマン約120人が参加した。
琉球新報の潮平芳和編集局長は「この国の報道の自由、表現の自由、民主主義は危機的な状況にある」と指摘し、「国会議員が『マスコミを懲らしめるには広告料がなくなるのが一番だ』として、経団連に働きかけてほしいと求めた発言は、政権の意に沿わないメディアを『兵糧攻め』にして報道の自由を取り上げるという言論弾圧の発想にほかならず、極めて危険だ」と述べた。
沖縄タイムスの武富和彦局長は「政権の意に沿わない新聞は許さないという姿勢は、民主主義の根源である報道の自由を否定する暴論だ」と述べた。
【琉球新報電子版】
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