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さて、歌のセリフじゃないけれど、人生いろいろでございます。
かつてお釈迦様は「人生は苦なり」と喝破なさったとか。
「四苦八苦」と言う言葉があります。
お釈迦様は苦しみを体系的に分析なさっていて、生・老・病・死の四苦と、愛別離苦(あいべつりく・愛するものと分かれる苦しみ)、怨憎会苦(おんぞうえく・憎い者と会う苦しみ)、求不得苦(ぐふとっく・求めるものが手に入らない苦しみ)、五蘊盛苦(ごうんじょうく・身体の煩悩が燃え盛る苦しみ)とか、私も経験してきた苦しみを、もう2500年も前に体系化し、その苦しみから脱する方法をお説きくださっていました。
仏典を読めば、釈尊(お釈迦様)は悟り仏陀となられ、その他多くの弟子たちも悟ったと描かれているのに、私をはじめ、多くの現代人は、お釈迦様が体系化した苦しみから逃れてはいないのです。
そう考えると、いったい人類は、釈迦仏陀以降の2500年間、何をしてきたのだろうと思ってしまいますよね。
いや重ね重ね言いますが、私も、四苦八苦の海にアップアップしながら生きながらえている、ただの凡夫でございますので、偉そうなことは言えませんが。
さて、私は「人生には、意味があるはずだ」と22歳ごろ強く思った記憶があります。
それは、大好きだった叔父が、40代でガンを患い夭逝したのがきっかけでした。
それまでは、深く人生や生命を深く考えず、死生観を持とうともせず看護師を生業としていることを、強く恥じたのも強烈に覚えています。
人生には意味があるはずです。
なぜならば、人は生きようとするからです。
つらいのに、そして、こんなにしんどいのに、人は、生きようとしているからです。
人生に意味がないのなら、どうして、こんなに苦しいのに、なぜ、生きることをやめようとしないのでしょうか?
皆さま、自殺など、決してなさらないでください。
私は生きたくても生きられなかった人を、それはもう、数多く見て参りました。
自ら命を絶とうとなさるなら、私の出会った、生きたくても生きられなかった方々全員の魂に、どうか心から詫び、彼ら彼女らの無念を晴らし、死後の世界での幸福を祈ってからにしていただきたい。
人生には意味があります。
そして、目的と使命があります。
それは、神仏と人間との関係から導き出さるものです。
人は、神仏の前に、謙虚でなければならないと思います。
人は、神仏の子であるからです。
仕事には目的と使命があるように、人生も目的と使命があるのです。
勝手に職場放棄したら、違約金が発生しても致し方ないように、人生も同じであります。
そして、市中の書店には、「どう生きたら良いか」が書かれた書籍は無数にあります。
しかし、「なぜ生きているか」に答える書物は、ほとんどございません。
私は、幸福の科学出版の書籍以外で、「なぜ生きているのか。」というテーマで書かれた書籍に出会ったことがございません。
歴史的に、お釈迦様は仏陀として「人生の意味を説ききった」とお聞きしておりますが、その後2500年の間に、仏陀のお言葉の真意もわからなくなってしまいました。
恐らくは「人生の目的と使命」は、尊き人、仏陀や救世主でなければ、権威を持って語り切れないのではないでしょう。
そして今、時代や文明が限界を迎えている今、仏陀は再び下生し、救世主は降臨しているのです。
世界のお手本となるべき使命を抱く国、現代日本にです。
それは、法(教え)を見ればわかるのです。
本日は、経典『人生の王道を語る』より、人生の目的と使命に軽、く触れた部分の抜粋をご紹介いたします。
(ばく)
大川隆法総裁 大講演会2016 「真理への道」抜粋版(幕張メッセ)
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=182
幸福の科学では、「人生の目的と使命」というものを教えています。
人生の目的とは、この地上に魂が生まれ変わることによって、さまざまな学習経験をすることです。
そして、地上を去った世界にまた還っていきます。
こういうプロセス、このような転生輪廻を繰り返しています。
そして、人生の使命とは、その魂を輝かし、地上にユートピアを創っていくことなのだ、という話をしています。(中略)
ものごとは何でもそうですが、目標、目的があって、どういうふうにしていけばいいのかという筋道が立っている人にとっては、仕事というものは、いとも簡単に片づいていきますが、先が見えない人、どうしたらいいかがわからない人、自分がどっちに向かって行ったらいいかわからない人にとっては、試行錯誤の連続です。
そして無駄な時間がたくさんできてきます。
ですから、人生の目的と使命をはっきり知っている人から見ると、そういう無駄な時間が出ないことになるのです。(中略)
あの世は百パーセントあります。
私は実体験しています。
実体験している者にとっては、これは疑う余地がないことなのです。
九十九パーセントということはありません。百パーセントなのです。(中略)
すなわち、「死んで初めてあの世があるということを知った人は、そうとう無駄な時間を使っている。それまでの間に、無駄な生き方、人生の時間のロスがかなりある」ということを言っているのです。
早いうちにその事実を知った人には、時間の無駄が少なくなります。つまり、自分の時間を管理することができます。(中略)
時間というものはお金以上のものなのです。
お金を使うときには、予算を立てて使うでしょう。
ですから、時間も予算化しなければいけないのです。(中略)
一日は二十四時間ですし、一生は八十年ぐらいのものです。
それを無駄にしないで予算化していくこと、大事なところに使っていって、そして大きな時間を生み出していくこと――これがひじょうに大事なことなのです。(中略)
私たちは、あの世に生きているのではなくて、現にこの世に生きている存在です。(中略)
ですから、霊的世界に興味を持ったとしても、出発点は、あくまでもこの世の自分の生命を、時間を、燃焼させるということです。
それは一日一日から成り立っているのです。
一日一日を黄金の時間に変えていくことこそ、私たちの人生の目的なのです。
あの世的なことを知ったからといって、それを逃避に使ってはなりません。
一日一日を充実させ、光に満ちた黄金色に変えていくことこそ、大切なことです。
仏法真理を知った人は、知れば知るほどに、時間を大切にしていただきたいのです。
毎日毎日を大切にしていただきたいのです。
一日を一生として生きていただきたいのです。
それが肝要なことなのです。
『人生の王道を語る』(幸福の科学出版)P156~163
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。
81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。
説法回数は3,150回を超え(うち英語説法150回以上、公開霊言・リーディング1000回以上)、また著作は31言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,650書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、映画「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・2018年10月公開) 、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年2月公開) 、「心霊喫茶『エクストラ』の秘密 -The Real Exorcist-」(実写・2020年5月公開) 、「奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―」(ドキュメンタリー・同年8月公開予定)、「夜明けを信じて。」(実写・同年秋公開) など、20作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、100曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。
映画 「夜明けを信じて」公式サイト https://yoake-shinjite.jp/
あたご劇場ホームページ http://neconote.jp/atago/
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