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マイナーゲーの夕べ その8 「ガメラ2000」

2006年10月20日 19時55分43秒 | └マイナーゲーの夕べ
根っからのコーヒー党のren.です。一日に3杯以上は飲みます。

ずいぶん前に、インスタントコーヒーには見切りをつけまして、最近はブ○ックスの簡易ドリップを注文しています。朝だけは、ちゃんとコーヒーメイカーで落としますけれど。

と、江戸氏のブログの導入に対抗してみる(w


さて、「マイユー」第8回です。

 ● ガメラ2000
     プレイステーション(1997) 大映デジタルフロンティア


見てのとおり、怪獣映画「ガメラ」のゲーム化……といっても、映画そのままのストーリーではありません。
発売は「ガメラ2 レギオン襲来」の翌年ですが、「ガメラ 大怪獣空中決戦」からのパラレルワールドとしての2000年が描かれています。

西暦2000年。
日米で管理していたギャオス細胞が、何者かによって奪われた。
時を同じくして、謎の円盤やバイオメカが現れる。
そして、それに呼応するかのようにガメラも出現。

元アメリカ特殊部隊・ジャック・モートンと、
遺伝子工学の権威・椋木リサは、
ガメラとともにギャオスDNA奪還に挑む。

……まあ、どこかで聞いた話でビオランテ(w

ゲーム自体は、身も蓋もなく「パンツァー・ドラグーン」です。
自機は戦闘機だったり、エアバイクだったりしますが、それらと「パンドラ」のドラゴンが入れ替わっただけ。

自分を中心とした360度の視界をグルグルと見渡し、敵にカーソルを合わせて撃ち落していきます。
基本的にはベルトスクロールで、自機の大きな操縦は出来ません。障害物や敵の攻撃を回避する程度。

ただ、「パンドラ」でのロックオンレーザーが、こちらではガメラアタックになります。
プラズマ火球を吐き出したり、回転アタックを食らわしたりと、なかなかにこれが「ガメラといっしょに戦っている」気分にさせてくれます。

モデリングもPSながら、なかなか雰囲気があります。
敵のほとんどは、ギャオスの進化形態という感じです。
香港でクイーンギャオスと対峙するガメラは、なかなかに迫力があってかっこいいですよ。


このゲーム、特撮ファンとしてはもちろん、ゲームファンの視点からも、ちょっと面白いところがあります。

明記したとおり、ゲームの発売元は「ガメラ」の版権元である大映の、ゲーム事業部です。

ところが、音楽だけは、当時ゲームミュージックシーンで最も人気が高かった、TAITO・ZUNTATAが担当しているのです。
雑誌広告でも、その辺がひとつの売りでした。

この曲がまた、とてもかっこいい!では、聞いていただきましょう!!
ZUNTATAファンでも、ライブでこれを聴いて、始めてゲームを知った人も多いくらいです(w


もうひとつ、一般層の人にも面白いものがあります。

途中、ステージの間にはムービーと簡単なアドベンチャーパートがあり、ここでの行動によってエンディングが変わったりします。
この部分がちょっと、ゲーム全体のテンポを崩しているのは残念。

で、このシーンには、今では芸能人・パックンとして有名なパトリック・ハーランが、ジャック・モートン役を熱演しています。

当時、深夜の通販番組「直行便ニューヨーク」に出演していたため、初めてゲームをやったときは腹を抱えて笑ってしまったものです。
エアバイクを必死に駆るシーンは必笑……いや、必見(w


正直、ちょっと理不尽に難しい場面があったりしますが、難易度設定でイージーにすれば問題無し。コンティニューもいくらでも出来ます。

中古店で見かければ、500円もしていないはずです。お奨めしますよ。

ガメラファンには、レギオンやイリスのいないパラレルワールドを、
STGファンには、PSで出来る「パンツァードラグーン」として、
ZUNTATAファンには、音楽CDとは別にコレクターズアイテムとして、
パックンファンには黒歴史として(w

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