2015 F1 モナコGP

どうも、ren.です。
本日、当ブログは9周年を迎えました。
でも、今日はモナコGPのレビューをするから、アニバーサリーは明日、改めてご挨拶しますね(w

というわけで、モナコGP。
まあ、終盤の出来事を書かざるをえませんわな。

まず、グロージャンと競り合っていたフェルスタッペンがサン・デボーテで追突し、バリアに突き刺さりました。
かなり派手なクラッシュで、マシンがコクピットまでバリアに埋まったのでゾッとしたのですが、フェルスタッペンは自らしっかりとした足取りで脱出したので安心しました。
しかし、この事故に因ってフェルスタッペンは次戦5グリッド降格のペナルティが課されました。

事故直後には導入後初のVSCが執行されましたが、すぐにSCに切り替わります。

その時、自身初のモナコPPから満を持しての走行でトップを快走していたハミルトン。
後方のロズベルグとは17秒以上の差があり、当然、残り10周程で逆転は無理だろうと予想されました。
しかし、このSC中に事件は起こります。

タイヤを交換して、万全の体制で残りのラップを戦いたいハミルトン。
チームもそれを了承し、SCのタイミングでピットインさせます。
しかし、ピットアウトしたとき、ハミルトンはロズベルグはもとより、その後ろのベッテルの後方で隊列に戻ることになります。

混乱したのはハミルトンだけでなく、観ているこちらもです(w

原因はチームがギャップを見誤り、もっと余裕があると思い込んで作業したこと。
また、どうやらピットロードでナスルが前に入っていて通過待ちが発生しようですね。
その数秒の間違いで、ハミルトンは急転直下の3位となってしまうわけでした。

これによりロズベルグがモナコ3連覇と成る優勝を飾ります。
情報サイトでは"思いがけず優勝"とか"棚ボタの勝利"などと書かれていますが、今回は別にロズベルグは何もおかしなことはしていないんだからね、今回は(w
ベッテルも同様に2位となります。

パルクフェルメでは3位位置のプレートにこれ見よがしにノーズをぶつけるハミルトン。
私の脳内では「暴れん坊将軍」の殺陣のテーマのイントロが流れていましたよ(w

表彰セレモニーは、ここ数年はギスギスしたことも多いとはいえ、ピカイチの気まずさ。

素直に記録に喜べない戸惑いを隠しきれないロズベルグ。
ロイヤルファミリーの手前かろずべぐと握手を交わしたものの節目がちで声も暗いハミルトン。
気を使ってか、朗らかに「僕は嬉しいもんね」とおどけるベッテル。

それでも、三者三様に大人の態度だなと思いましたよ(w
まあ、さすがにハミルトンはシャンパンファイトに参加しませんでしたが。

レース後にメルセデス指令陣はケアレスミスをハミルトンに陳謝。
ハミルトンがどう受け止めたのかはわかりませんが、twitterはPPで喜ぶツィートから動いてませんね。
まあ、レース後のインタビューを読むと、ハミルトン自身も色々と勘違いしてピットに入ったようですけれどね。
それにロズベルグには10ポイント差に詰められたとはいえ、まだポイントトップだし。

さて、そんなこんなで話題を掻っ攫われてしまいましたが、マクラーレンホンダがついに初ポイント！
モナコでバトンが8位入賞というのは大きなポジティブニュースですね。
残念ながらアロンソはギアトラブルでリタイヤを喫してしまい、ストレスが溜まることでしょうけれど。
でも、シーズン開始当初を考えると、着実に走れるチームになっているので期待大。

ウィリアムズは全てのセッションでパッとしませんでした。
ボッタス14位、マッサ15位と、マノーに毛が生えた結果……というと多方向に失礼か(w
まあ、2台が無事完走しただけ良かったと思うしかありません。

その他の結果はこちらで。

次戦は日本での放送が早朝になるカナダGP。
色々な意味で荒れそうですので、眠い目をこすりつつ観戦しましょう。

 

……あまりブログで言いたくないけれど、さすがに今期は開幕から腹に据えかねているので一言。
Tアナ、調子にのんな。