どうも、ren.です。
台風性の雨が降り続いていますが、風がないため傘だけでもほとんど濡れない。
なので、映画館に「シン・ゴジラ」を観に行ってまいりましたよ。
コンビニ前売りなので半券なし。
パンフも売り切れていたので買えませんでした。
▼ 『シン・ゴジラ』予告
まだ劇場公開中なので、大きなネタバレはしませんよ。
私はあえて事前に内容に関する情報を得ず、まっさらな状態で観に行きました。
一言で感想をいうなら、「待ってました」ですかね。
こういう「ゴジラ」を長年みたいと思っていました。
ここ数年で大きな災害を経たからこそ描ける"災害映画"でしたね。
公開以来絶賛の続く評価。
ただ、あえて難をいうならば、この映画が"初ゴジラ"だった人は不幸かもしれない。
別に、過去作を観ていたらなお楽しめるというわけではなく、むしろ、これをスタンダードにしてしまったら、過去作を観たときの感想は「なんだこれ」になっちゃいそうだよねぇ。おかげで
でも、従来のゴジラを知っているからこその驚きも多かったですよ。
もう……あんなゴジラ、初めてっ(w
予想をがんがん裏切りまくってくれるから退屈の暇なし。
人間ドラマを一切排除したのは英断。
主要人物に一線級の俳優を使わずに、バイプレイヤーとして活躍する方々を配したのも、ヒロイックな雰囲気にならずよかったです。
有名俳優やアイドルだと、どうしてもカビ華美になりますからね。
ただ、役名と肩書きのテロップが冗談のような長さ(むしろギャグなんでしょうが)で、パンフを買うことの出来なかった私はキャラクター名を誰一人覚えていない(w
それでも観ていて混乱しなかったのは、役割がはっきりしていたからでしょうね。
災害の幕間で、昨日の今日なのに普段どおりの生活をしている光景は、いかにも日本的でした。
主舞台である内閣の対応や閣僚の行動も、日本ならではのメンタリティで共感したり呆れたり。
日本という国は、真面目が一番のコメディなのかもしれない。
製作陣がゴジラ好きだから、"ゴジラ映画"として押さえるべき所は押さえています。
過去作と直接のつながりのないスタンドアローン作品とはいえ、あちこちに「あぁ、あれかw」という部分も。
わざわざ伊福部音楽は過去の録音を使っていたりしますよね。
ファンならいいだけ耳についているから、音の入り抜きやストリングスの響きでわかる。
ゴジラそのものについてはネタバレしかないので省略。
兵器群については満足。特にヘリ好きの私には(w
一瞬過ぎて、TOWのワイヤは見えなかった。
10式戦車が無駄に超信地旋回射撃をしたり、F-2が増槽をフル装備だったりするのは、まあ、ファンサービスだよね。
あと、3機で6000億円の国家予算があっけなく墜ちていったのには苦笑いした人も多いかと。
いわゆる東宝メカのような超兵器は当然登場しません。
しかし、それに換わって登用される身近な機械がどんなメカよりもかっこいい。
今後、その姿を観るたびに、この映画を思い出すことになるでしょう。
無人走行爆弾に使われたアレには笑っちゃったけど。
あとは、色々と映画を観ていたときには思ったこともあったけど、忘れた(w
とにかく情報量の多い映画でしたので、リピート推奨なのでしょうね。
もしくはメディア化販売されたら、これは買ってじっくり観るべきだなぁ。
まずはゆっくり、読まずにおいていたレビューサイト等をみるとしよう。