こちらも全国に漏れず大雪に見舞われた札幌から、ren.です。
朝から午前中一杯、雪かきをしていましたわ。
● 「繰繰(ぐぐ)れコックリさん 1」 遠藤ミドリ/ガンガンコミックスJOKER
自称"人形"の無感情少女・こひなと、とり憑いた(というか、世話を焼く)イケメンなコックリさんによるオカルトコメディ。
江戸君のブログや某キツネ好きコミュニティで話題になっていて、試し読みしてみたところ面白そうだったので買ってみました。
ストーリーマンガ、4コママンガ、1ページマンガと、いくつかの形式による、ちょっと変わった構成。
これが案外、テンポがよくって読みやすいですね。
ただ、回毎の表紙がないので、いつ次のエピソードに移ったのかがわかりづらいのが難点か。
全体的にはコメディなのですが、ところどころに黒い部分が見え隠れしますね。
特にこひなの今までの生活や、学校での孤立感は、ドタバタギャグとの落差があって重い。
狗神のストーカーや寄生獣ネタは、まだ笑えるもん(w
それにしても、ここ近年でようやくキツネ耳キャラの認知度が上がってきましたが、ここに来て"男の狐(おとこのこ)"が多くなってきましたね。
古くは「ごんぎつね」のごん、少し前だと「幽遊白書」の蔵馬、そして最近では「夏目友人帳」の子狐と、決して死に絶えたキャラクターの系譜ではないのですが、どうしても稲荷神社のイメージか巫女狐が多かった狐キャラ文化ですからね。
いいこっちゃ、いいこっちゃ(w