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ULTRAMAN

2010年02月22日 20時22分33秒 | └映像ソフト
この週末も五輪観戦なren.です。
今朝のカーリング・ロシア戦は素晴らしかったですね。
遊びに来ていた友人と見ていて、歓声を上げてましたよ。
しかし、昼のドイツ戦は惜敗。無念。

さて、友人が遊びに来ていたのは、先日こちらを買ったため。

● 「ULTRAMAN」 小中和哉/別所哲也 (2004) 
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/7f/b82ab82049f03cdaeb5df22bdd2c1161.jpg
去年末に「大怪獣バトル」の映画公開を記念し、平成ウルトラマンの映画シリーズの廉価版が発売されました。
こちらもその一本。
なお、ジャケットはリバーシブルになっていて、店頭ではこちらのようになっています。
   https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f2/00402e34ff81107e8497ddabd3d6303d.jpg

新たなウルトラマン像(ネオ・スタンダード・ヒーロー)を打ち立てるULTRA PROJECT第3弾……にして、プロジェクト最終作(w
ちなみに第1弾はテレマガ・てれびくん掲載の連載企画、第2弾はTV「ウルトラマンネクサス」。
時系列的には「ULTRAMAN」は、真ん中となります。

シリーズは、ぶっちゃけ不人気。
いくら"新生"を謳っていても、やはり従来のウルトラマンを愛する層からは敬遠され、"大人も楽しめる作品"が逆に、子供に受け入れられない結果となり、映画は興行成績が2億円に届かず、「ネクサス」は打ち切られた上に、その存在を打ち消そうとするがごとく局は「ウルトラマンマックス」をプッシュする結果となりました。

偏見を拭い去れば、なかなかに面白いんですけれどね。

話は「ウルトラマン」第1話(「ウルトラ作戦第1号」)のリメイク。
40年の時を経てデザインも特撮も現代的に。
自衛隊が初の完全協力、装備も隊員も本物が登場。
空中戦CGには「マクロス」の板野一郎さんが参加。
音楽はB'z・松本孝弘さんが担当。

センテンスを書き出すと、なんとも豪華。
実際、それぞれがよく出来ています。
……なのに1本に繋がると、確かにどこかチグハグな面も。

30分番組を1時間半映画としてリメイクしたので冗長、なのに説明不足な点が多い。
比較対象がハリウッドVFX映画版「X-MEN」や「スパイダーマン」だと、やはり所詮"特撮"。
リアルな自衛隊の描写と、"しゃべる怪物"のギャップ。
空中戦の動きがすごすぎて、実写特撮の部分差が気になってしまう。
音楽としてはかっこいいけど、巨大感がないBGM。

まあ、それでも私は好きですけれどね。
ウルトラマン・ザ・ネクスト・アンファンスかっこいいし。
ジュネッスは「ガイファード」そっくりに見えちゃうけど(w
軍オタとして、自衛隊装備の本物がたくさん見られるのもうれしい。
継夢くんはかわいいし、草刈正雄さんの万城目もイカス。
「ネクサス」も毎週楽しみに観ていたんだけどなぁ。

「大怪獣バトル」も面白いけど、そろそろ「ウルトラマン」の新しいTVシリーズも観たいぞ、円谷さん。