「警視庁24時」系の番組が好きなren.です。
でも最近は無意味に芸能人のコメンテーターがいて、テンポが悪い。
今日やっている「カスペ!」はナレーターが海外ドラマ「24」の小山力也さんが担当しているだけで、大変好感度の高い番組になっていて感心。
さて、昨日ダイヤブロックで作っていたのはこちら。
アニメ「新世紀GPX サイバーフォーミュラ」より ASURADA GSX
当時、F1ブーム真っ盛りに放映された「サイバーフォーミュラ」。
その後OVAが続き、いまだにPSPで新作ゲームが出るほどの人気アニメです。
その初代主役車が、このアスラーダGSX。
私はTV版しか観ていないのですが、各所でマシンを見るにやはり、このGSXが一番好きなデザインですね。
スーパーアスラーダのTyrrell P34っぷりも好きですけれど(w
作中のチーム"SUGOグランプリ"は、ティレルがモデルになっていました。
SUGOも実在のチームなんですけれどね。
この車のエコノミー版が、「機動戦死ガンダムSEED DESTINY」に登場。
黒いアスラーダGSX-NEOを、アスランが運転していました。
まあ、監督が同じですし(w
ここから、製作メモ。
コクピットの後ろほどを境に、ブロックの組み方の方向が違います。
なので、横から見るとフロントが少し持ち上がった状態になっています。
製作時間は、延べで8時間ほど。
その間、3度ほど全てを組みなおしています。
ダイヤモデル職人を長年やっていますが、異例の難産。
このボンネットから前フェンダーのあたりの曲面が、難産の理由。
まあ、苦労しただけあって、満足いくディフォルメが出来ました。
しかし、バンパーの換装システムはオミットしています。
実はこの写真、エキパイ右上のブロックがひとつ脱落しています。
先ほど踏んで痛い目を見ました(w
GSXの特徴的な後部ユニットは、ちゃんと再現できました。
まあ、スーパーアスラーダに比べれば、簡単なギミックですからね。
"ブーストポッド作動!エンジン臨界点へカウントスタート!!"
ウィングは原作どおりにパタパタ可動。
ブーストポッドはブロックをひとつ追加し、かみ合わせる事でポップアップ。
根元の接合部分は2ポチだけ露出しています。
ディフォルメのため、前フェンダーのほうが、後ろより1ポチ分幅広に。
ブロック幅の問題でもありますが、この方が迫力があってかっこいいんですよ。
ちゃんと前照灯はボンネットにもぐりこんでいます。
こうして裏からみると、ブロックの方向が前後で違うのが分かりますね。
後部のサイド側は、さらに横向きに変更されています。
前後の接合部分はヒンジ型のブロック(JO-G+風防C)を3つ使っています。
このJO-G+風防Cと、L字形にポッチのあるブロック(1/2CHO)を組み合わせれば、ポッチをどの方向にも変化させることが可能で、このテクニックを知っているだけで表現の幅が広がります。
また、裏側は見えない場所ですから、ブロックの数を減らすために中抜きで組んだり、貴重な色のブロックを別の色のもので代用したりしていますね。
特に1/2CHOは内部構造に使うものなので、ほとんどが黄色の派手なものを使っています。
前後にいくつか目に出来るでしょ?
苦労しただけあって、かなりお気に入りの出来栄えです。
しばらくショーケースに飾っておこうっと。
毎度おなじみ、ポスター風まとめ。
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