大・流・血!!! ren.です。
昼過ぎに、我が家の飼い犬に噛み付かれ、右手人差し指・中指に8箇所、左手親指に2箇所、計10箇所に、それなりに深い孔が穿たれました。
痛みとショックで、しばらく震えが止まらない状態でしたが、今はこうして無事でおります。一時は病院に行こうかとも思ったほど。
ただ、指が絆創膏と包帯でぐるぐる巻きのため、タイピングもままならないし、箸も持てない。なにより……
衛藤くんの同人誌用にネームを切ろうにも、ペンを持てない。
いやー、はっはっは。不可抗力、不可抗力(w いや、結構困っちゃうんですけれどね。
まあ、ネームを描く気構えにコーヒーを淹れに行かなければ、犬に噛まれる事もなかったんですが。
とりあえず、スク水コタは昨日のうちに描きあげておいてよかったですよ。
あ、そうそう。あの絵は縦2000ピクセルで描いているので、結構細かいところまで描きこんでありました。
もったいないので、その一部を。
あ……缶に水滴描くの忘れてた(w
さて、本題に入りましょう。
● 「ダブルクロス・リプレイ・トワイライト2 熱き夕日の快男児」
田中天/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
WW2前を舞台にしたダブルクロスTRPG冒険活劇リプレイの第2弾。今回も天節大・炸・裂!(w
何を置いても、クレオパトラ・ダンディの一言に尽きます。彼を語る舌を、私は持ちません。ダンディー!ステキよーっ!(byギヨーム
その他、アラビアのロレンスやサン・テグジュベリといった、史実のキャラクターが登場するのも魅力的。
ロレンスのブラウ・シューペリアが登場しなかったのが残念。ちなみに「キノの旅」のエルメスね。大吾に駆ってほしかったなぁ。
テグジュベリの操縦能力が高くて、ちょっと笑いました。実際には、大した腕前じゃなかったそうですが。トワイライトが大戦後まで続いたら、ロッキードF5Bで活躍しちゃうんでしょうか(w
とにかく、数多くあるTRPGリプレイの中では、他に類を見ない読後感のすがすがしさ。
簡潔!爽快!ハッピーエンド!!やっぱり冒険活劇はこうじゃなくっちゃ、ね。
それも、GMである天さんの荒唐無稽ぶりもさることながら、そのノリをしっかりと咀嚼し乗っかれるPL陣もすばらしいです。
やはりTRPGは、GMとPLの相互理解が大切だなぁと、大変心に染みました(←何かあったらしいw
もうひとつ、このリプレイで特筆したいのは、天さんの筆舌。
講壇口調のなんと心地よいことか。この文体がまた、世界観と爽快感をうまく伝えていますね。
ダブルクロスというTRPGのリプレイですから、ある程度ルールを知らないと分からない部分もあります。
しかし、それを差し置いても、この作品の根っこにあるテーマやドラマは、万人に読んでもらいたいなぁ。読み物として、比類ない面白さを秘めていますから。
……嗚呼、ダンディさま……ス・テ・キ(w