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バラエティも~にん

2006年09月03日 20時33分50秒 | ▼マンガ・本
「走れメロス」を「ストリーキング一代記」と称する友人を持つren.です。

そう考えると、そんなものを中学校の教科書に載せるのは凄い(w でも、思い出してみると、確かに授業で、そういう話題になった気もする。


本屋で買い物して来ました。

 ● 「バラエティも~にん 1巻」 竹本泉 芳文社/KRコミックス
「まんがタイムキャラット」に連載されていた、不条理漫画が、ついに単行本化。

丘崎やすみの家の居間は、なぜか、ものすご~く落ち着く不思議空間。朝起きると、その居心地のよさに引かれた、雪ダルマの群れ、バイキング、イルカ、中世のお姫様、夜の闇、サンタクロースがくつろいでいるので驚く。

……いや、竹本漫画は数多かれど、「竹本的不思議エッセンス」のみが、ここまで凝縮されたものも珍しいですよ。

竹本漫画って、くすっと笑ってしまうギャグが含まれているものですけれど、この「バラエティも~にん」は、そのあまりの不条理さと唐突さに、吹き出してしまうほどのおかしさ。

ここ数年「トランジスタにヴィーナス」「桜の境」「かわいいや」といった、ちょっと新境地っぽい作品が増えています。一方「ねこめ~わく」のように、従来とまったく変わらない作品も。

今なお進化し続ける竹本ワールド。恐るべし。


 ● 「仮面ライダーSPIRITS 10巻」 村枝賢一 講談社/ZKC
昭和の仮面ライダーシリーズを、熱い村枝節でリメイクされて、もう早10巻。元々は雑誌のグラビアストーリーだった「仮面ライダーZX(ゼクロス)」を主役に置き始めてから、すでに7巻目。

久々に私の大好きな、V3=風見志郎が登場していますが、今回は村枝さんお気に入りのライダーマンが大活躍。超ボアアップされたライダーマンマシンに震えました。

……途中でオニビセイウチによって大破されてますけど、ライダーマンマシンのエンジンって、原子力エンジンなんですけど(w まあ、サイクロンなんかもプルトニウム原子炉を積んでますけどね。

10巻まで全てに言えますが、本当に村枝さんはライダーマンと滝が大好きなんだなぁ、と。「SPIRITS」全般の主人公は、滝ですしね。
哀しき改造人間たちと、対等の場所に立ち続けようとする人間、滝の姿は、確かにかっこいいです。

でも、2号ライダーこと一文字隼人の愛らしさは異常ですけどね(w
実写特撮での佐々木剛さんのいかつい顔が、どうしてこんな萌えキャラになってしまうのか。掛け算するぞ(w