代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

心ある創価学会員と連合組合員の皆様 舛添応援で心が痛まないのですか?

2014年01月25日 | Stop! 舛添
 マスコミの各種世論調査が報じている通り、東京都知事選は舛添候補がリードとのこと。
 そりゃ、日本の都市部ではもっとも強固な組織票を持つ二大組織 ―創価学会と連合― が応援しているのだから、当然だろう。組織票では他のどの候補も勝ち目がない。

 番狂わせがあるとすれば、大きな風が吹いて大量の浮動票が別の候補に流れるという可能性である。しかし非組織の浮動票というのは、マスコミのイメージ操作にも流されやすい。いずこの広告代理店が動いているのか知らぬが(だいたい想像はつくが)、主要マスコミが細川候補のネガキャンを全力で実施している。浮動票すらも舛添候補に流れつつあるようだ。

 本日(1月25日)の東京新聞を見ると、無党派層の動向は舛添候補と細川候補で拮抗しているという。ふつう浮動票というのは党派色の強い候補を敬遠する。今の段階で無党派層の中の舛添・細川の支持率が拮抗しているということは、細川ネガキャンによる印象操作が大成功を収めているということだ。
 
 他の候補に風が吹く可能性はあるだろうか? 

 不安定な生活を強いられ、先の見えない毎日を過ごしている人々 ―「希望は戦争」と思っている人々の多くは、田母神候補に投票するだろう。しかし今のところ、それら社会的憤まん層の総和は、田母神候補を当選させるほどの数ではない。田母神候補的な人物が当選するとしたら、財政破たん、ハイパーインフレなど、ナチスがドイツで政権を取ったときのような破局状況になったときであろう。そこまで事態は悪化していないから、まだ田母神さんの出番はなさそうだ。しかし近未来においてそうなる事態も十分に予想される。(その時はいよいよ戦争を覚悟せねばならない)

 宇都宮候補は共産党の組織票以外には、浮動票はあまり取り込めそうもない。

 ふつうに考えれば舛添候補が勝つとしか結論できない。しかし舛添要一が都知事になるというのは、東京都民としては身の毛もよだつ思いだ。そこで、最後まで予定調和を変える抵抗を試みたい。

 私は無理を承知で、心ある創価学会員と連合組合員の皆様に呼びかけたい。「あんなのに投票して心が痛みませんか?」と。
 創価学会婦人部からは舛添候補を支援することに難色を示す声があがっていたという。そりゃそうだ。舛添要一のような人間を、日蓮上人なら決して許さないだろう。皆様、ぜひ、組織の指令より個人の良識にしたがってください。

 連合組合員だって、原発推進の電機連合と電力総連以外の組合員にとって、それほど舛添候補を当選させることにメリットはないでしょう。連合の皆様、勇気をもって組織の方針に逆らってください。

 以下、ネット上で拡散されている舛添要一に関する記事をいくつか引用する。ぜひ、皆様の知り合いに彼の真実の姿を伝えてください。


☆ナイフ収集癖の自己チューDV男  
元妻・片山さつき氏の証言(「週刊新潮」2010年5月GW特大号)より
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n243775

***引用開始*****

 いきなりキーッとなって、理由もなく怒鳴る。一方的にまくし立てて、私の言うことは一切聞かない。話し合いにすらなりません。その辺にあるものを、手当たり次第に投げつける。後の話ですが、炊飯器の上蓋が割れていたことも。

またある時は、サバイバルナイフなどいくつものナイフを私の目の前にズラーッと並べた。彼はナイフの収集が趣昧だったんです。

しかも、そのうちの一つの刃先を私に向けたことまであります。充分過ぎるほどの威嚇行為でした。今で言えぱ「DV」ということになるんでしょうか。

彼は身体も大きいし、ワーツと大声で責め立でてくるので怖かった。ただただ、怖かった。着の身着のまま、タクシーで浦和市(現さいたま市)にある実家に戻ったこともあります。

結局、結婚から3ヵ月ほどで、弁護士に離婚を相談しました。すると、弁護士の調査で彼には愛人が、そして彼女が妊娠中であることも分かった。でも既にその時は、不倫の事実を知っても何も感じませんでした。とにかく、一日でも早く別れたい、離れなければそれだけを考えていました。 

 
***引用終わり*****


☆生活保護を受けていた実の姉への扶養依頼を拒絶

 舛添は、実の姉が生活保護を受けていたのに、1992年、北九州市役所からの扶養依頼(仕送り)を断っている。

週刊文春2007年10月4日号の内容をまとめた下記サイト参照。
http://matome.naver.jp/odai/2133792023049106701

***引用開始******

・4人の姉のうち4番目の姉が生活保護を長年受けていた

・平成四年(1992年)、北九州市の担当職員が「可能な範囲で1万でも2万でもいいから仕送りしてくれ」と頼みに舛添氏の家を訪ねたが追い返された(元市職員談)。

・当時の舛添氏はタレント学者としてテレビで稼いでおり、億単位で不動産を買い漁っていた。


***引用終わり*****


☆国民の税金を使って借金返済

 国民の税金である政党助成金を違法使用の疑い。猪瀬の徳洲会資金が問題になって、これが問題にならないのなら日本から法の支配はなくなる。

しんぶん赤旗 2014年1月21日 
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-21/2014012115_01_1.html

***引用開始*****

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明している舛添要一元厚生労働相が結成した「新党改革」が、借金返済に使うことを禁じられている政党助成金や立法事務費で借金返済を行った疑いがあることが20日、本紙の調べで分かりました。

新党改革の政治資金収支報告書(2010~12年分)によると、2010年に銀行から2億5000万円を借り入れ、10年に1億5000万円、11年に5200万円、12年に4800万円をそれぞれ返済し、完済しています。同党の毎年の収入は平均1億5000万円ほど。この8割にあたる約1億2000万円が国民の税金である政党助成金です。政党助成法では、政党助成金を借金の返済に使うことを禁じています。


***引用終わり****


☆舛添都知事になれば製薬会社の利益優先の医療行政に

 厚生労働大臣時代に「子宮頸がんワクチン」を「他のものより優先させて承認していきたい」推奨したのは舛添要一である。この点に関しては、IWJの下記記事参照。この記事を読むと、人間の命よりも利益を優先させる本姓がよくわかる。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120656

****引用開始*****

 2008年1月15日の記者会見で舛添厚労大臣は、次のように発言した。

「タミフルの備蓄が2,800万人分、プレパンデミックワクチンの備蓄が1,000万人分。これは有効期間が3年くらいなので、そのことも考えながら腐ってしまうともったいないですから、そういうことも考えながらやっていっている」

 タミフルと言えば、服用後に異常行動が確認され、十数名の死亡者も出した薬品。2007年2月の時点で、厚労省も注意喚起をうながしていた。2007年当時の日本におけるタミフル使用量は、実に世界の7割を占めていたという。
危険性を確認されていたタミフルに関する舛添氏の「腐ってしまうともったいない」という発言は、薬品に関する理解のなさや、リスク管理が欠如していると言わざるをえない無責任な発言ではないだろうか。そうした無理解が、安全性や効果の持続期間が確立されていない子宮頸がんワクチンを優先的に承認していくことにもつながってしまったことは否定できない。
 


****引用終わり*****
 
 
 

  

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1 コメント

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Unknown (ん?)
2014-01-27 23:11:05
草加なのか。そうかそうか
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