代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

真田丸 第35回「犬伏」感想

2016年09月04日 | 真田戦記 その深層
 冒頭の昌幸と稲のシーンですでにジワリときて、大谷刑部と石田治部のシーンで完全に涙腺崩壊状態でした(T_T)。    三成と信繁の涙は本人のものだったと思います。あのとき時空を超えて山本耕史は石田三成に、堺雅人は完全に真田信繁になっていたとしか思えませんでした。  今回の大河では、先を見通せる神の目をもった登場人物はおらず、皆が先が見えないという中で決断をしていく臨場感が出ているとことがとって . . . 本文を読む

2018年大河は西郷隆盛 ―これまでの歴史観の見なおしを

2016年09月04日 | 歴史
 明治維新150周年である2018年大河ドラマは「西郷隆盛」に決まったと報道された。  事前には、外国人主役でアーネスト・サトウは?、五代友厚なら「あさが来た」の視聴者をそのまま獲得できて視聴率アップ間違いなし・・・・など、さまざまな噂も飛び交っていたが、NHKは変化球を投げてくることなく、日本史上もっともメジャーな人物を主人公にすることによって王道ともいえる路線を採用したわけだ。  しかし明 . . . 本文を読む