代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

日本政府もTPP交渉で正しい主張をしていた ―米国は農業輸出補助金を全廃せよ

2013年12月15日 | Stop! TPP
しかしながら、日本政府の提案はまだ甘いようだ。日本政府はアメリカに「輸出補助金の削減」を求めるのではなく、「輸出補助金の全廃」を求めるべきなのだ。  一般的に農産物の保護関税は飢餓リスクを減少させ国際正義の上で人道的にも正しい政策であるのに対し、アメリカがやっているような農産物輸出補助金政策は餓死者と自殺者を激増させるだけの人道的に許されない政策である。日本政府は声を大にして、農産物の輸入関税は正しく、農産物の輸出補助金は誤った政策であると主張すべきなのである。 . . . 本文を読む
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「八重の桜」最終回に想う

2013年12月15日 | マスコミ問題
 今年の大河ドラマ「八重の桜」、これまでに視聴した大河ドラマの中では最高傑作だった(少なくとも私の中では)。  八重と西郷頼母の会津での再会でドラマは終わるのかと思ったら、その後にさらに八重と徳富蘇峰の対談のシーンが残されていた。これがじつに意味深だった。西郷頼母の「花は散っても、時がくっとまた花は咲く。何度でも、何度でも」という東北復興に向けたメッセージでドラマは終わったかと思った。現在の切迫し . . . 本文を読む
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