前々回の記事で書いた赤松小三郎についてもう少し論じたい。
赤松小三郎暗殺事件の真相を明らかにし、赤松の業績を正当に評価し、その名誉を回復することは、単に、歴史オタクの「埋もれた人物発掘」というような次元の話にはとどまらない。日本という国の近代の「始まりの始まり」を問い直し、近代日本が原罪として背負ったもの ―それは結局のところ、靖国神社の建設と愚かな15年戦争へとつながってしまうところの原罪で . . . 本文を読む
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