森林破壊は政府の失敗か? 2005年01月18日 | 世界の森林問題 「エコロジカル・エコノミクス」の林産物貿易自由化問題を扱った共著論文に関して、もう少し加筆したいと思います。 私があの中で暗に訴えているのは、「熱帯林破壊は『政府の失敗』の結果であり、各国政府の森林ガバナンスがしっかりしていれば防げる問題である」という支配的言説に騙されるな、ということである。 この言説は、簡単にいえば、東南アジアの森林破壊の責任をマルコスやスハルトやマハティールのような「独 . . . 本文を読む